どうも、こんにちは。
ちょっと・・・というか大分遅くなってしまいましたが、今年の蓮と紫陽花の季節になりましたが、「霊場魔所の紫陽花」シリーズをやります。
その第一回は、ここほぼ毎年訪れています紫陽花名所のひとつ、藤森神社の紫陽花園を巡ります。
まずはいつもの通りアクセスから。
最寄りの交通機関には、京阪電車「墨染」駅、と京都市営バス「藤森神社前」停留所などがありますが、今回はそこから西門へ。
まずは紫陽花で飾られた花手水が出迎えてくれます。
手水舎を花で飾ることが最近の流行なんでしょうかね?
本殿へ礼拝。
藤森神社の由緒や縁起説明を見ますと、本殿だけで何と12柱以上の神様が祀られている、凄い神社でした。
1800年以上前に、三韓征伐伝説などで有名な神功皇后によって創建されたとそうですが、素戔嗚尊や別雷命(わけいかずちのみこと)など日本神話で有名な神々や、応神天皇、仁徳天皇、天武天皇など皇族、そして早良親王や井上内親王と言った有名な怨霊神まで。摂末社まで含めると、菅原道真や大将軍社(※シリーズ第558回参照を参照)などさらに多くの神様が祀られている、面白い場所です。
境内、花手水のそばに立つ神馬の像。
ここは馬主や騎手など競馬関係者や、競馬愛好家にも「馬の神社」として信仰されています。
毎年5月1日~5日に開催される藤森祭に奉納される駈馬神事が馬の神事であることからだそうですが。
境内に咲く花菖蒲と。
この古社が、毎年5月5日に行われる「菖蒲の節句」発祥の地であることを表す金太郎(坂田公時)の像。
「菖蒲」は「尚武」「勝負」に通じるということから、勝運のご利益があるとも信じられ。
さらに『日本書記』を編纂した天才・舎人親王(とねりしんのう)も祭神として祀っていることから、学問の神様としても信じられ・・・何というか、いろんなものを詰め込んだ神社という感じですね(笑)。
この古社の特徴のひとつが、境内に広がる2つの紫陽花苑です。
毎年、紫陽花の季節になりますと、多くの花が咲き誇る紫陽花の名所です。
まずは第一紫陽花苑へ。
前回に来た時と比べますと、かなりきれいに(?)整備されています。
私は以前の第一紫陽花苑も、良かったとは思うのですが。
お札にもなっている、第一・第二紫陽花苑共通の入場券を購入して入ります。
まずは第一紫陽花苑へ。
本殿横に立つ、神功皇后の「旗塚」。
旗塚の横、本殿裏に広がる第二紫陽花苑へ。
今年も紫陽花の風景を楽しみました。
帰りも紫陽花の花々が。
また来年。
今回はここまで。
また次回。
*藤森神社へのアクセス、周辺地図はこちら。
*藤森神社のHP
http://www.fujinomorijinjya.or.jp/
*アシタノホラーのHP
https://astnhorror.official.ec/
*『京都妖怪探訪』シリーズ