本日は『春の大売り出し』最終日でございます。
期間中には多くの御客様にお越しいただき、ただただ感謝致しております。
誠に有難う御座いました!!
さて、今日は笹田仁史 作『大名物 唐物 上杉瓢箪茶入 写し』でございます。
主に写し物の御茶入を得意としていらっしゃる作家さんです。
以前に徳川美術館にて本歌を拝見させて頂く機会が偶然あったのですが、本当に良く写したなぁと感心致しました。
大きさや姿形もさることながら釉薬の発色や流れ方に至るまで特徴を的確に捉え再現する技術は素晴らしいと言わざるをえません。
御仕服もちょうど青木間道が展示されており、こちらも全く同じでした。
本歌が新品で出来上がったばかりはこの様な感じだったのだろうかなぁ?と思えてしまうほどです。
当たり前ですが、本歌は圧倒されてしまうオーラと申しますか凛とした風格を放っており素晴らしい逸品であることは言うまでもありません。
笹田仁史 作『大名物 唐物 上杉瓢箪茶入 写し』
上杉瓢箪(うえすぎひょうたん)
大名物。漢作唐物。瓢箪。
上杉景勝が所持したところからこの名がある。
またそれ以前に大友宗麟が所持したところから「大友瓢箪」ともいわれる。
天下の六瓢箪(上杉・稲葉・真珠庵・佐久間・茶屋・玉津島)随一といわれる。
口縁に沈筋一筋、胴に二筋あり、やや口瓢箪に似た形をしている。柿鉄気地の上に黒味勝ちの飴色釉が鶉班をなし、口縁から肩に掛けて盆付まで黒飴釉がなだれ置形となっている。
裾以下朱泥色の土見せ。底は糸切。
伝来は、足利義政~村田珠光~武野紹鴎~大内義隆~大内義長~毛利元就~大友宗麟~大友宗統~豊臣秀吉~上杉景勝~柳営御物~前田利常~前田綱紀~柳営御物~紀伊大納言頼宣~野村得庵~野村美術館。仕覆は、青木間道、萌黄地一重蔓金襴。蓋一枚。挽家、黒塗。内箱、桐白木。書付、小堀遠州。外箱、桐白木。御物袋、白羽二重。
(お問い合わせ先)
【駒屋茶具店・小売部】
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町8-20
電話:052-935-1006
FAX:052-936-5161
メール:gatx105@jgsw.ftbb.net
定休日:毎週日曜日・第2週土曜日・第4週土曜日
期間中には多くの御客様にお越しいただき、ただただ感謝致しております。
誠に有難う御座いました!!
さて、今日は笹田仁史 作『大名物 唐物 上杉瓢箪茶入 写し』でございます。
主に写し物の御茶入を得意としていらっしゃる作家さんです。
以前に徳川美術館にて本歌を拝見させて頂く機会が偶然あったのですが、本当に良く写したなぁと感心致しました。
大きさや姿形もさることながら釉薬の発色や流れ方に至るまで特徴を的確に捉え再現する技術は素晴らしいと言わざるをえません。
御仕服もちょうど青木間道が展示されており、こちらも全く同じでした。
本歌が新品で出来上がったばかりはこの様な感じだったのだろうかなぁ?と思えてしまうほどです。
当たり前ですが、本歌は圧倒されてしまうオーラと申しますか凛とした風格を放っており素晴らしい逸品であることは言うまでもありません。
笹田仁史 作『大名物 唐物 上杉瓢箪茶入 写し』
上杉瓢箪(うえすぎひょうたん)
大名物。漢作唐物。瓢箪。
上杉景勝が所持したところからこの名がある。
またそれ以前に大友宗麟が所持したところから「大友瓢箪」ともいわれる。
天下の六瓢箪(上杉・稲葉・真珠庵・佐久間・茶屋・玉津島)随一といわれる。
口縁に沈筋一筋、胴に二筋あり、やや口瓢箪に似た形をしている。柿鉄気地の上に黒味勝ちの飴色釉が鶉班をなし、口縁から肩に掛けて盆付まで黒飴釉がなだれ置形となっている。
裾以下朱泥色の土見せ。底は糸切。
伝来は、足利義政~村田珠光~武野紹鴎~大内義隆~大内義長~毛利元就~大友宗麟~大友宗統~豊臣秀吉~上杉景勝~柳営御物~前田利常~前田綱紀~柳営御物~紀伊大納言頼宣~野村得庵~野村美術館。仕覆は、青木間道、萌黄地一重蔓金襴。蓋一枚。挽家、黒塗。内箱、桐白木。書付、小堀遠州。外箱、桐白木。御物袋、白羽二重。
(お問い合わせ先)
【駒屋茶具店・小売部】
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町8-20
電話:052-935-1006
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定休日:毎週日曜日・第2週土曜日・第4週土曜日