茶道具商 駒屋茶具店 小売部 ブログ

名古屋市東区の御茶道具商、駒屋茶具店 小売部のブログです。

黒石窯 榊原勇一 茶陶展

2011-03-31 | お知らせ

本日、3月31日から4月6日まで丸善名古屋栄店4Fギャラリーに於いて黒石窯 榊原勇一さんの茶陶展が催されています。と村瀬玄之さんより御案内ハガキを頂戴しました。

 

 

 

清水日呂志氏に師事されておられた方ですので、DMのような高麗系の焼き物が中心となるのでしょうか?

私は明日、拝見させて頂こうかと予定しています。凄く楽しみです。

 

 

お近くの方、お時間の有る方は是非お出掛けになって作品をお求めになられてはいかがでしょうか。

 

 

黒石窯 榊原勇一
昭和43年 常滑市生まれ。
昭和61年 常滑高校窯業科卒業 楽山窯清水日呂志に師事
昭和62年 韓国普州駕洛窯にて修行
平成4年  韓国茂朱窯にて修行
平成5年  三重県菰野町に黒石窯築窯

金鱗会正会員

 

丸善 名古屋栄店

〒460-0008

愛知県名古屋市中区栄3-2-7

☎(052)261-2251


ヤシマ作戦 実行中

2011-03-23 | ダイアリー

震災報道での被害状況に心痛める日々を過ごしております。

 

各地で甚大な被害を受け大変な状況下にあります。なかでも深刻な被害の一つとして福島原発の事故です。電力が足りません。

幸いにも名古屋市は計画停電されませんので、駒屋茶具店として、少しでもお役に立ちたいとの思いから当面の間店内の照明の約半分を消灯させて頂いております。

1軒1軒では僅かな電力かも知れませんが、皆が協力し合えば大きな電力を供給できるそうです。

まさに新世紀エヴァンゲリオンのリアルな「ヤシマ作戦」です。

 

お越し頂いた御客様には御道具が見辛いかと存じますが、日本の一大事で御座いますので、ご理解お願い申しあげます。


京都嵐山から嵯峨

2011-03-15 | ダイアリー


今日は仕入れ諸々あり京都へ来ています。

嵐山琥珀堂さんという洒落たカフェレストランでビーフカレーを頂きました。
非常にお品がよろしくて大満足です。


これからアチコチ廻り夜には名古屋へ帰ります。


出来ればゆったりと観光がしたいのですが、私どもにとっては京都=お仕事する場所で御座います……。

支援の輪

2011-03-14 | ダイアリー

今週末、ほぼテレビに釘付け状態でした。

 

残念ながらお亡くなりになられた方々、行方が分からない方々の発表される数が徐々に多くなってます。

また福島原発の事故により被爆された方々がいらっしゃるという現実を付きつけられ、悲しい気持ちで一杯です。

 

そんな中、諸外国から支援をしたいとの申し出がアメリカや韓国、中国など50カ国以上あるそうです。

さらにアーティストのレディー・ガガさんも自身のサイトでリストバンドを販売し全額寄付されるとのニュースも知りました。

海外スポーツ試合でも喪章を付けてくださったり、黙祷を捧げてくださるチームが多数あります。

 

こういった支援の輪が今世界中に広がっています。

本当に有り難く思い、涙が出そうになります。

 

 

今私どもに出来る事は限られますが、義援金なり献血なりで間接的に支援活動の足しになれば良いなと思う次第です。


観測史上最大の地震

2011-03-11 | ダイアリー
名古屋は緩い地震がかなり長く続き幸いコレといった被害は皆無でしたが、帰宅してテレビを観て愕然としました……。


観測史上最大の地震による倒壊、大津波、火災と甚大な被害が各地で起こっていて正直適切な言葉が見当たりません。


当初、電話は繋がり辛く、お取引先様にようやく連絡が取れました。
幸いお怪我は殆ど無かったそうでが、商品の多くが破損してしまったそうです……。


また都内のお取引先様は断続的な余震が続き、水道管が破裂して非常に怖いと仰っておられました。

名古屋の緩い揺れでも長い間続くと動揺を隠せませんでした。
被災された方々はどれだけ恐ろしい思いをされた事か……。


自然の力の前では人間なんて…とよく言われますが、正にその通りと痛感させられました。


私ごときが申し上げるのは差し出がましいかと存じますが、被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げますと同時に一刻も早い復興をお祈り致します。

清閑寺窯 春向き御茶碗

2011-03-10 | 御茶道具

暖かい日と肌寒い日が交互に訪れる、まさに三寒四温な今日この頃。

花粉症シーズンも本格的になりつつあるようで、マスクをしている方や大きなくしゃみをされてる方を多く見かけます。

 

 

さて、そんな春に相応しい清閑寺窯・杉田祥平さんの御茶碗のご紹介です。

 

『色絵 桜花金流水ノ画 茶碗』

 

 

 

『色絵 金彩青楓ノ画 茶碗』

 

 

 

『色絵 菖蒲ノ画 茶碗』

 

 

 

『赤地 藤花ノ画 茶碗』

 

古清水焼の流れを継承していらっしゃるので、いわゆる京焼の作品とはチョット趣が異なります。

花や葉の一枚一枚まで丁寧に描かれており釉薬も清閑寺窯さんならではの独特の発色です。特に『桜花金流水ノ画』と『金彩青楓ノ画』は全面に絵付けが施されていて、ホントに圧巻です。

 

 

そして誠に有り難い事に、アップする前にうち1つは既に御売約頂いております。

数日間は店頭にて展示販売しておりますので、気になるというお方は是非お越し下さいませ。

お待ち申し上げております。

 

 

(お問い合わせ先)
【駒屋茶具店・小売部】
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町8-20

電話:052-935-1006
FAX:052-936-5161
メール:gatx105@tea-komaya.co.jp

定休日:毎週日曜日・第2週土曜日・第4週土曜日


コラボレーション

2011-03-07 | 御茶道具

今日はチョット面白いコラボレーションをご紹介です。

三重郡菰野町の黒石窯・榊原勇一さんと、名古屋市の村瀬玄之さんの作品。

その名も『陶ト漆ノ煙管』です。

お二方とも金鱗会の会員でいらっしゃるので、その繋がりで実現したそうです。

煙管は金属と竹。という既成概念を覆すような作品です。

アリかナシかの二者択一で言えば全然アリだと思います。上手いように作ったなぁと思わず感心してしまいます。

 

雁首(がんくび)と吸い口部分を榊原さんの焼き物、ラオに当る部分を村瀬さんの張貫で作成されておられます。

ラオの螺旋状の筋は紙縒りだとおもわれます。

 

桐箱にはダブルネームの箱書きがされています。

 

 

違うジャンルの物同士を組み合わせるとこんなに面白い物が出来るというコラボレーションの素晴らしい点です。

こういった試みは個人的に大好きですので、もっと盛んになれば良いなぁと思います。

 

こういった作品ってお高く思われがちですが、じつは非常にリーズナブルです。

店頭に御座いますので、是非ともご覧下さいませ。


全て御買い上げを賜りました。誠に有難う御座いました。

 

(お問い合わせ先)
【駒屋茶具店・小売部】
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町8-20

電話:052-935-1006
FAX:052-936-5161
メール:gatx105@tea-komaya.co.jp

定休日:毎週日曜日・第2週土曜日・第4週土曜日