茶道具商 駒屋茶具店 小売部 ブログ

名古屋市東区の御茶道具商、駒屋茶具店 小売部のブログです。

京都にて

2010-02-26 | ダイアリー
フィギュア 浅田真央ちゃん頑張りましたね!!
銀メダル。普通に考えても凄い事なのですが、本人はやはり金・・・で
しょうね。
しかもキムヨナ選手の驚きの史上最高得点。
その中での銀メダルは誇るべきことだと私は信じております。
同じ名古屋の人間として浅田選手は勿論の事、安藤選手、鈴木選手3
人共応援しておりました。
勇気というか気合いを頂きた様な気がして、そして同時に胸が熱くなりま
した。


で、私ですがタイトル通り京都に来ております。
観光だったら尚良いのですが、お仕事でございます。
大切な商談等ございますので、祇園にも出向かず大人しくしています。

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加藤松香 春爛漫茶碗

2010-02-25 | 御茶道具
今日も名古屋は暖かい・・・・・というより暑いです。
一気に春が到来したかの陽気にピッタリの御茶碗が入荷しました。
 
加藤松香さん作 『春爛漫茶碗』です。
南口閑粋さんの枝垂れ桜茶碗とは対照的な作風。これでもか!と言わんばかりの桜、桜、桜であります。
ここまで書き詰めると恐れ入りましたと思わざるをえません。
作品名も「桜尽し」とか「花吹雪」ではなく、あえて『春爛漫』であるところに一ひねりあり!と感心してしまいます。
実際に手に取られたお客様からは『へぇ~!よくここまで書いたね。』とお褒めの御言葉を頂戴致します。
画像でご覧になるとやりすぎた感がみられるかと思いますが、実物は桜花のひとつひとつが控えめに書かれているので絶妙な一体感が感じられます。

加藤松香 作 仁清 春爛漫 茶碗





内側もビッシリと桜が書き詰められております。


陶土がうかがえるのは高台辺りのみです。

≪加藤松香 陶歴≫
昭和43年、京都府陶磁器訓練所修了。

昭和49年、陶号松香として茶陶窯を開窯。

昭和52年、京焼色絵陶芸展 京都市長賞 受賞。

その他、受賞・個展多数。


(お問い合わせ先)
【駒屋茶具店・小売部】
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町8-20

電話:052-935-1006
FAX:052-936-5161
メール:gatx105@jgsw.ftbb.net

定休日:毎週日曜日・第2週土曜日・第4週土曜日

寒菖蒲 乱れ咲き!

2010-02-24 | ダイアリー
こんにちは。
今日の名古屋はすっかり春の陽気で予想最高気温は何と19度にもなるそうです。

そんな暖かい日にもかかわらず寒菖蒲が沢山咲きました。
普段は2つから4つ咲くほどで、10以上も一気に咲いたのは初めてだと思います。



寒菖蒲はアヤメ科で別名『寒咲き菖蒲』とも言われています。学名は『Iris unguicularis』(アイリス ウングイクラリス)と言うそうです。
朝に花開いて夕方頃には萎んでしまいます。で、翌日になると別のところに開花します。
その繰り返しを11月頃から3月初旬まで楽しめます。
ただ、一日花なので茶花として使えなくはないのですが、花入に活けて暫くするとシナ~っと萎んでしまいます。

しかし、とても柔らかな薄紫色の寒菖蒲を眺めてるだけで癒されます。

南口閑粋 乾山枝垂桜茶碗

2010-02-23 | 御茶道具
滋賀県大津市の陶芸家、杣山焼 南口閑粋さんの乾山 枝垂桜 茶碗です。
当店で人気のある作家さんの一人でもあります。
16代永楽善五郎さんに師事されていたからでしょうか?特に乾山の絵付けや茶碗のヘラ目など随所に永楽さんの作風を思わせる雰囲気を醸し出していると思います。


丁寧に描かれた枝垂れ桜。桃色が何とも優しげな発色です。


向こう側にもさり気なく桜があしらってあります。しつこ過ぎずアッサリし過ぎずセンスの良さが伺えます。

≪南口閑粋 陶歴≫
昭和33年 大阪生まれ
昭和48年 京都府立陶工高等技術専門学校卒業
昭和53年 初代宮川香雲に師事
昭和60年 16代永楽善五郎に師事
平成元年  開窯独立
滋賀県大津市仰木町 在住


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佐々木昭楽 長次郎『禿』写し 黒茶碗

2010-02-22 | 御茶道具
京都の楽焼作家、佐々木昭楽さんの長次郎作『禿(かむろ)』茶碗の写しです。
個人的に好きな一碗だったりします。

やや小振りで口が内に抱え込まれています。
その分腰が若干広くなっていて高台も低くどっしりとした安定感が感じられます。
肌は茶褐色を帯びた黒カセ釉が何とも詫びた風情を醸し出していると思います。
使い込むほどに茶溜りの辺りがより一層カセてくるのかなぁ?と想像するだけで楽しく思えてきちゃいます。
私はあまり手が大きくないので、こういった小振りで収まりの良さそうな御茶碗は大好きです。





同梱の栞より引用ですが、ご覧下さいませ。

利休所持にして山田宗偏に伝来、その後、坂本周斎の手を経て、
後に表千家に復帰したと伝わっている。
不審庵第一の重宝として今日に伝わる。
常に利休が手元に置き、最も愛用したことに因り「禿」の銘をもつ。
一時、高台周囲の底が抜け落ち、漆による小さな繕いの跡が残されている。不審庵蔵。
「禿」の作行は、全体に滑らかに削り上げられ、
その銘にふさわしく、穏やかな愛らしい趣を見せている。
口縁はやや波打ち、強く、内に抱え込んでいる。
高台は大振りで、力強く渦兜巾はない。
見込みには浅い茶溜りがあり、広々としている。


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溜塗 千筋 蒔絵付き喰籠 入荷のお知らせ。

2010-02-19 | 御茶道具


お稽古に最適な炉用の食篭が入荷致しました。

溜塗 千筋 鱗鶴蒔絵 食篭




溜塗 千筋 唐松蒔絵 食篭




ベースは同じ仕様ですが蒔絵が異なる事によって随分と違った印象に仕上がっております。

大きさは外径が20.5cm、高さが9cmと手ごろなサイズです。
底面が広く造られておりますので主菓子でしたら5つは入ります。
また蓋表の千筋部分がフラットになっておりますので、黒文字が安定しお運びの際に神経質にならずに済みます。

シンプルななかにも華やかさを兼ね備えた非常に使い勝手が良い喰籠です。


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お稽古スターターセット男性用の御紹介

2010-02-18 | 御茶道具
女性用に続き、男性用のスターターセットです。

男性用スターターセット


<セット内容>
・つづれ織り帛紗入れ
・正絹 塩瀬 紫色 使い帛紗
・男性用懐紙(2帖包)
・名物裂写し楊枝入れ(ステンレス楊枝付き)
・6寸 黒塗り利休百首 扇子


表千家流 男性用スターターセット


<セット内容>
・つづれ織り帛紗入れ
・正絹 塩瀬 紫色 使い帛紗
・男性用懐紙(2帖包)
・名物裂写し楊枝入れ(ステンレス楊枝付き)
・6寸5分 黒染め黄骨 表千家花押集 扇子

女性用に比べると懐紙、懐紙入れ、お扇子が大きいです。
特に表千家さんのお扇子は6寸5分と茶扇子の中で最大の長さとなります。
こちらも黒染め黄骨が御約束事であります。
あと男性の使い帛紗のお色は紫色でございます。


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お稽古スターターキット 女性用の御紹介

2010-02-17 | 御茶道具
『お稽古を始めたいのだけど、何が必要なのですか??』
というお尋ねをお客様より頂戴します。
お任せ下さい!!当店ではいわゆる”スターターセット”をご用意しております。


表千家 女性用


<セット内容>
・正絹 塩瀬 朱色 帛紗
・つづれ織 帛紗入れ
・5寸5分 黒染め黄骨 花押集 扇子
・美濃和紙 懐紙×2帖
・名物裂写し楊枝入れ(ステンレス楊枝付き)


裏千家 女性用


<セット内容>
・正絹 塩瀬 赤色 帛紗
・つづれ織 帛紗入れ
・5寸 黒塗り 利休百首 扇子
・美濃和紙 懐紙×2帖
・名物裂写し楊枝入れ(ステンレス楊枝付き)


基本的にはほぼ同じ内容ですが、違う点は帛紗のお色と扇子です。
表千家さんの帛紗は朱色(オレンジ色)に対し裏千家さんは赤色です。

表千家さんの扇子は長さが5分長く、黒染めの黄骨が特徴で他の流派ではお使いにならないようです。
裏千家さんは一般的な5寸長さで問題ございません。
スタンダードな黒塗りの利休百首をご紹介させて頂きましたが、他にもイロイロな色や柄をご用意してございます。

双方の仕様に多少の違いはありますが、用途は殆ど同じです。


また画像では同じ物を使っておりますが、帛紗入れと楊枝入れは他に様々な色・柄がございます。
こちらは決まり事はございませんのでお客様のお好きな物をお選び頂けます。
同じ物を長年お使いになるのも良いのですが、季節やその時の気分に応じて違う色、違う柄を使い分けるのはさり気ないお洒落に思います。

あと使い帛紗は御道具を清める物ですので、あまりにも汚れが目立ってきてしまった場合は新しい帛紗をお求め下さいね。

このセットはお稽古は勿論の事、お茶事やお茶会に行かれる場合で必ず必要となります。

次回は男性用をご紹介させて頂きます。

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土田友湖さん 出帛紗2種

2010-02-16 | 御茶道具
千家十職である12代目 土田友湖さんの出帛紗です。




まずは『鶴ヶ岡 間道 出帛紗』
全体に赤味がかった発色がとても落ち着いた雰囲気です。



そしてこちらは『青木 間道 出帛紗』
鶴ヶ岡間道とは対照的な藍色を灰色が渋い逸品です。

2種ともざんぐりとした手触りを残しつつもしっかりとしたコシのある裂地です。

こんな素敵な帛紗をご亭主がお出しになられたら恐縮してしまいそうですが、お濃い茶がより一層美味しく頂戴出きるのでしょうね。
共に桐箱に収められスペシャルな風格です。



お問い合わせは
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御茶道具の修理

2010-02-16 | 修理・お誂え承ります。
大切にお使いの御茶道具、。
長年の間に痛む事もあれば、思いがけず粗相をしてしまい壊してしまったという事もございます。
それらの御茶道具の殆どは修理することで、再度お使い頂けます。

例えば・・・・・。

・陶器の割れやヒビの金繕い。
・茶釜のサビ直し。
・痛んだお軸の表装直し、シミ抜き。
・漆器の塗り直し。
・棚物の足折れ。

などなど多種多様です。
全くの新品状態に戻る事はございませんが、再びお使い頂けるというのは何と言っても嬉しいですよね。

気になる費用や修理期間につきましてはダメージの程度により様々でございますので、こちらで申し上げる事は出来かねます。

修理をご検討の際は電話、ファックス、メール、コメントからまずはご連絡下さいませ。
原則的にお見積り無料でございます。



電話:052-935-1006
ファックス:052-936-5161
メール:gatx105@jgsw.ftbb.net



お雛様の御茶碗

2010-02-16 | 御茶道具
節分が過ぎてバレンタインデーが終わると上巳の節句ですね。



京都 清和窯 作 乾山 立雛絵 茶碗【木箱入】



京都 工藤寿楽 作仁清 鈴雛絵 茶碗【木箱入】




京都 工藤寿楽 作仁清 間取り立雛絵 茶碗【木箱入】


どれもカワイイお雛様の御茶碗です。お使い頂く時期といたしましては、先取りとして今時分と桃の節句に因み桃の花が綺麗に咲き誇る4月にお使いになるのも良いかと思います。やはり雛人形と一緒で ”顔が命!!” ですね。


(価格お問い合わせ)
TEL:052-935-1006
FAX:052-936-5161
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駒屋茶具店 小売部につきまして。

2010-02-16 | 駒屋茶具店・小売部



私ども駒屋茶具店・小売部のブログでは、新入荷の御茶道具のご紹介やご解説、イベント情報などを随時ご紹介致します。

もちろん販売致しておりますので、ご注文またはお問い合わせ、ご不明な点など御座いましたらお気軽にお申し付け下さいませ。

日本のもてなしの心を様式美化した素晴らしき伝統文化である茶道の楽しみや奥深さをお伝えさせて頂けたり、御客様にお喜び頂ける御茶道具選びのお手伝いが出来ましたら幸甚に存じます。

何卒宜しくお願い申し上げます。





※こちらはブログであり、ウェブショップでは御座いませんので価格の御呈示は控えさせて頂いております。

【駒屋茶具店・小売部】

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