茶道具商 駒屋茶具店 小売部 ブログ

名古屋市東区の御茶道具商、駒屋茶具店 小売部のブログです。

チケット差し上げます。

2013-07-26 | お知らせ

少しだけ先の催し事ですが、松坂屋・名古屋店さんで9月11日から9月16日まで「いけばなの根源 池坊展」が行われます。

とある方からご招待券を沢山頂戴致しまして、私共だけでは余ってしまいますので、店頭にお越しのお方にお一人様につき一枚差し上げたく思います。どうぞ遠慮なくお申し付け下さい。(無くなり次第終了とさせて頂きます)

 

『いけばなの根源 池坊展』

2013年9月11日~9月16日まで

松坂屋名古屋店 7階大催事場にて

〒460-8430
名古屋市中区栄三丁目16番1号

電話:052-251-1111

 

 

明日7月27日(土)と28日(日)は定休日につきお休みを頂戴致します。


富士山に因み

2013-07-17 | 御茶道具

めでたく世界文化遺産に登録された富士山に因んだお茶道具を御紹介させて頂きます。

御本茶碗 兼中斎宗匠 自筆 富士山の絵

 

三重県の八幡窯・堀野証嗣氏の御本茶碗に宗匠よりご染筆を賜ったお茶碗です。

右側の松の絵は同じく世界文化遺産に登録された三保ノ松原(だと思います)

程良く御本が出ており、やや大きめながらも使いやすそうな御茶碗です。


お箱書きです。

おや?と思いますね( ^ω^)お花押が茶碗と異なります。

実はお茶碗自体は兼中斎宗匠が堀内宗完宗匠の頃にご染筆賜りました。

その後、宗匠にお茶碗をご覧いただく機会が御座いまして、お箱書きをして下さったのでお花押が異なります。

乾山写 富士香合 永楽即全作  お買い上げを賜りました。有り難う御座います!

落款と共箱の撮影を忘れておりました。申し訳御座いません。

頂上に雪をいただき、こちらも松の絵があしらわれております。

W8.3cm×D5.2cm×H2.5cmと程良い大きさです。

 

富士山に因んだ特設コーナーは設けておりませんが、店頭にて展示販売しておりますので是非ともご来駕ご下命下さいませm(_ _)m

 

【駒屋茶具店・小売部】
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町8-20

電話:052-935-1006
FAX:052-936-5161
メール:gatx105@tea-komaya.co.jp

定休日:毎週日曜日・第2週土曜日・第4週土曜日

 ←当店の外観です。

徳川美術館正門(黒門)より北へ向かい、徳川園交差点をこえて二本目左角『名古屋市立 桜ケ丘中学校』の西側で御座います。

駐車場も御座いますので是非ご利用下さいませ。

【周辺地図】

 


瑠璃交趾 波に宝尽し 杵形水指

2013-07-12 | 御茶道具

猛暑日が続いておりますが皆様いかがお過ごしですが。

私事ですが、夏が大の苦手でここ2~3日はバテバテのうえに思考停止状態で全く使い物にならないポンコツ状態ですヽ(´Д`;)ノ

さらに我が家の迷犬も夏の暑さと高齢が原因でグッタリしています。

こまめな水分補給と休憩を心掛けたいものです。

 

さてそんな暑さ厳しい中、新作の水指が入荷してまいりましたので、ご紹介させて頂きます。

瑠璃交趾 波に宝尽し 杵形水指 浩一作

深みがありつつも、どこか涼しげな雰囲気のある瑠璃色がとても綺麗です。





共蓋も全体的に金銀の波の絵が描かれています。

ほぼまん丸なので既製品の塗蓋を合わせると雰囲気が一変します。


胴の中央部には宝尽しの絵が全面に描かれています。

生地のお棚でも塗のお棚でも良く映ると思います。

 

とても雅や作風の素敵な御水指です。比較的リーズナブルですので、是非お買い求め下さい。

 

なお7月13日(土曜日)と7月14日(日曜日)は定休日につきお休みを頂戴致します。

御迷惑をお掛けするかと存じますが、何卒ご容赦下さいませ。



 

【駒屋茶具店・小売部】
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町8-20

電話:052-935-1006
FAX:052-936-5161
メール:gatx105@tea-komaya.co.jp

定休日:毎週日曜日・第2週土曜日・第4週土曜日

 

 

 

徳川美術館正門(黒門)より北へ向かい、徳川園交差点をこえて二本目左角『名古屋市立 桜ケ丘中学校』の西側で御座います。

 

駐車場も御座いますので是非ご利用下さいませ。

 



大井戸茶碗「喜左衛門」

2013-07-01 | 御茶道具

日本に8碗しかない国宝の大井戸茶碗「喜左衛門」の写しです。

井戸茶碗の最高峰や王者と言われる名碗(の写し)です(*^。^*)

そのような素晴らしい茶碗ですが、朝鮮で作られた大量生産された日常使いの茶碗の失敗作なんです。

もちろん作者は不明です。

では何故失敗作が国宝の茶碗として認められたのでしょうか。

一説には桃山期の茶人が不完全で無作為な姿を素晴らしく思い珍重したからとも言われています。

これは日本人独特の感性ともいえます。

※お買い上げを賜りました。有り難うございました!








「喜左衛門」には逸話があり、これを首にかけて死んだ人物がいたらしく、そのため茶碗に怨霊がこもり、これで茶を喫した人には腫れものが出来てしまったそうですΣ(゜Д゜;)

松平不昧親子も腫れものに悩まされていたらしく菩提寺である大徳寺孤峰庵に納めてようやく死んだ人物が成仏したそうです。

勿論、こちらの写しではそんな恐ろしい事は起きませんのでご安心を(^u^)

 

 

【駒屋茶具店・小売部】
〒461-0022
愛知県名古屋市東区東大曽根町8-20

電話:052-935-1006
FAX:052-936-5161
メール:gatx105@tea-komaya.co.jp

定休日:毎週日曜日・第2週土曜日・第4週土曜日

 

徳川美術館正門(黒門)より北へ向かい、徳川園交差点をこえて二本目左角『名古屋市立 桜ケ丘中学校』の西側で御座います。

駐車場も御座いますので是非ご利用下さいませ。