サンプル完成

以前よりお客様よりご依頼いただいてたお茶碗のサンプルができたので、瀬戸市の加藤唐三郎さんのお宅へ取りに伺ってきました。







石州流の先生でいらっしゃるので、水玉の模様を入れるようにとのリクエストでした。当初は水玉の模様を絵付けで思っていましたか、唐三郎さんのご提案で水玉の模様を抜くことにしました。実物を拝見するとこのアイディアが実に良かったことがわかりました。

来週には依頼主の先生がご来店なさいます。個人的には良い出来上がりだと思うのですが、お気に召していただけれるのでしょうか？？

加藤十右衞門 鼠志野茶碗

お盆休み明けでなかなか社会復帰もできていない今日この頃です。お盆休みはお墓参り以外何をしたかと思い起こしてみると、お家でのんびりと自宅警備をしていたぐらいしかし思い出がありません。ポジティブシンキングにとらえると優雅な時間を過ごしたということでしょうか？
そんなお休み明けに加藤十右衞門さんの素敵な鼠志野のお茶碗が入ってきました。


どっしりとした佇まいが美濃の志野茶碗らしいですね。



高台脇には「十」彫り銘が施されています。
高台も真ん丸ではなくわざと歪ませることによって不完全である美しさを表現しています。



共箱です。

まだまだ残暑が厳しいのですが、ぜひご覧にお越しくださいませ。