東合川町に建つ某ハウスメーカーにお住まいのK様より一本のお電話がありました。
「なんか、雨漏れしているみたいです。家の中に茶色い水が滴り落ちてきているんです。」
出窓の窓額縁の部分から、点々と茶色い水が落ちていました。

外周り、外壁を確認するも異常は見受けられませんでした。
屋根周りがあやしいことをお客様とお打ち合わせし、
足場を組んで、徹底的に雨漏れ点検することにしました。

現在廃盤品のモニエル瓦の屋根。
足場に登って点検をすると、何か所か、「ん?」
と思う部分を見つけました。
早急に差し替え分のケラバ瓦を屋根施工業者さんに探してもらいました。
現在モニエル瓦は希少在庫らしく、4枚だけ確保できました。
「施工不良が原因なのか、なにが原因なのか特定してみますか~」
まずは放水試験。
・・・。異常なし
その日は一度帰社し、作戦を練ることにしました。
「あれだけ壁にも屋根にも上から横から放水して漏らなかった。
外壁、屋根・・・。雨漏れではないのか?」
そのとき、
プルルルルル・・・・
電話が鳴る
先ほど漏水試験を行ったK様からの電話でした。
K様「今、気になってみてみたら、少しですけど漏ってきました。」
私「えっ!?今頃ですか・・・!?」
とにかくまた日を改めて出直します。
と電話を切りました。
つづく