今日、用事が有って袋井の郵便局に足を運びました。その途中に有る並木道は紅葉の季節になると、本当にきれいに色づき私たちの目を楽しませてくれます。ただ、もう紅葉の季節は終わり、落葉の季節になってしまいました。
 そんなアスファルトに散らばる無残な枯葉たちを見ていて何か物悲しくなってしまいました。人間やその他動物は死んでしまうと、日本語では「土に還る」といいます。死んで土に還って他の生き物の生きていくための栄養分になるという意味だと思います。ところが、僕の見た枯葉たちはアスファルトの上。還る土がないのです。おそらくこのあと人に踏まれ、車に潰され、朽ちていくのだと思います。最近はそんな路上の枯葉を集めて堆肥にするという活動も行われてますが、すべての枯葉たちがそういう幸せな運命を迎えるわけではないと思います。そういえば最近、「一面が土」という光景を見ていないような気がします。アスファルト敷く事で人間の生活は便利になった分、きっと街路樹はさびしい気分になっているのかなぁなんて、ちょっぴりセンチな気分になってしまいました。

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