コーマーのコンシャス的ライフ

意識することによって、見えなかったものが見えてくることがあります。

七草粥

2008年01月08日 21時13分39秒 | 年中行事
7日に七草粥をいただきました。
年末年始に食べ過ぎていたので、お粥はいいあんばいでした。
それでちょっと知りたくなって調べてみました。

七草粥
この7種の野菜を刻んで入れた粥(かゆ)を七種粥(七草粥)といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べる。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある。

七草は以下の種
・芹(せり)
現在の名前 芹 (学名:Oenanthe javanica)とはセリ科の多年草。春の七草の一つ。独特の香りを持ち、春先の若い茎を食用とする。
北半球一帯とオーストラリアに広く分布している。湿地やあぜ道、休耕田など土壌水分の多い場所に自生し、半ば水につかっていることもある湿地性植物である。高さは30cmほど。茎は泥の中や表面を横に這い、あちこちから葉を伸ばす。
春の七草の一つであるため、1月頃であれば、スーパーマーケット等で束にして売られているのを見ることができる。自生品が出回ることもあるが、最近では養液栽培も盛んである。しかしながら、野草としての性質が強く、種子の発芽率が低いため、計画的な生産には発芽率の改善が不可欠である。

野外で採取する場合、小川のそばや水田周辺の水路沿いなどで見られる。ただしよく似ていて有毒なドクゼリとの区別に配慮が必要である。ドクゼリは匍匐しないので区別できる。また、キツネノボタンも一緒に生える毒草である。葉が細かく裂けないので区別できるが、個々の小葉だけを取ると似ているので間違えるおそれがある。

・薺(なずな)
現在の名前 ナズナ 薺(ぺんぺん草)(学名:Capsella bursa-pastoris)とは、アブラナ科ナズナ属の越年草。田畑や荒れ地、道端など至るところに生えている。
秋に芽生え、ロゼットで冬を越す。高さは20~40cm。花期は2~6月。直径3mmほどで、花弁は4枚の小さな白い花を多数、花穂に付ける。春の七草の一つで、若苗を食用にする。かつては冬季の貴重な野草であった。
民間薬として陰干ししたのちに煎じたり、煮詰めたり、黒焼きするなどしたものは肝臓病・解熱・血便・血尿・下痢・高血圧・止血・生理不順・腹痛・吐血・便秘・利尿・目の充血や痛みに効き、各種薬効に優れた薬草として用いられる。

・御形(ごぎょう)
現在の名前 母子草(ははこぐさ) キク科ハハコグサ(学名:Gnaphalium affine )とは、キク科ハハコグサ属の越年草である。春の七草の一つ、「御形(オギョウあるいはゴギョウ)」でもあり、茎葉の若いものを食用にする。
人里の道端などに普通に見られ、冬の水田にもよく出現する。冬は根出葉がややロゼットの状態で育ち、春になると茎を伸ばして花をつける。成長した際の高さは10~30cm。葉と茎には白い綿毛を生やす。花期は4~6月で、茎の先端に頭状花序の黄色の花を多数つける。

日本全国に見られるが、古い時代に朝鮮から伝わったものとも言われる。国外では中国からインドシナ、マレーシア、インドにまで分布する。
利用はハハコグサの全草を採取し細かく裁断して日干しし、お茶にする。咳止めや内臓などに良い健康茶ができる。これには鼠麹草(そきくそう)という生薬名があるが、伝統的な漢方方剤では使わない。

・繁縷(はこべら)
現在の名前 繁縷(蘩蔞)(はこべ) ナデシコ科ハコベとは、ナデシコ科、ハコベ属(Stellaria)の植物のひとつの標準和名で、学名は S. media (L.) Villars。ただし類似の植物もいくつかあり、一般にはそれらの植物の総称として使われている。越年草。ハコベラともいって、春の七草の一。
背の低い草で、高さはせいぜい20cm、茎の株でよく枝分かれして密集した群落を作る。茎には節があり、節ごとに葉を互生する。葉は広卵形、ややハート形っぽく、茎の下部では長い葉柄があるが、先の方では次第になくなる。花は集散花序につき、まばらに散らばる。花弁は白く、五弁であるが、根元近くまで深く裂けているため、一見では10弁に見える。

利用としては以下のようなものがある。
雑草として果樹園の下などに、一面に茂ることがある。
おひたしなど食用にすることができる。小鳥にやる野菜代わりとしても重宝する。
全草は繁縷(はんろう)という生薬で、利尿作用、浄血作用があるとされる。民間薬的なもので、漢方ではまず使わない。

・仏の座(ほとけのざ)
現在の名前小鬼田平子(こおにたびらこ) キク科タビラコ(田平子)とは、キク科に属する越年草の一つ。コオニタビラコ(小鬼田平子)とかホトケノザ(仏の座)ともいい、春の七草の一つとしても知られている。標準和名としてはコオニタビラコを使用する。学名はLapsana apogonoides Maxim.

湿地を好み、田や周囲のあぜ道などに多く生える。初春の水田ではロゼット葉を広げて地面にはいつくばった姿で見られる。葉は羽状複葉で丸っこい。高さは10cm程度、早春には黄色の頭状花が咲く。花が終わると果実は丸く膨らみ、下を向く。種子には綿毛がない。
若い葉を食用とする。

・菘(すずな)
現在の名前 蕪(かぶ) アブラナ科 カブ(蕪、蕪菁、学名 Brassica rapa)は野菜(根菜類)の一つで、アブラナ科の越年草。別名 カブラ、カブナ、カブラナ、スズナ。

・蘿蔔(すずしろ)
現在の名前大根(だいこん) アブラナ科 ダイコン(大根)はアブラナ科の野菜。

(「仏の座」は、シソ科のホトケノザとは別のもの)

七草とは普通にみられる草だったんですね。
その季節の旬のモノをいただくことは理にかなっていますよね。
そんな習慣を次世代に渡していきたいですね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
AOKY (うらうら)
2008-01-09 08:30:28
タイトルの意味わかる?

あ、七草かゆ。
味気ないけどありがたいよね。

今年もよろしくね。
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Unknown (コーマー)
2008-01-10 08:23:07
AOKY

あけましておめでとうことしもよろしく。

あまり省略しないように(笑)

七草粥食べないと(笑)
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