朝夕というか、とくに朝方が寒くなって来たと思いますが。かつて棲んでいた?産まれ在所のあたりの裏日本というか、北陸から東北北海道の北日本の日本海側は、晩秋から初冬にかけて時雨れる日が多くなり、片時雨、横殴りの横時雨、朝時雨、夕時雨、小夜時雨などなど鉛色の空からしきりに冷たい雨が続いて、いよいよ初雪が訪れるのでありました。暖国の子どたちが降雪を見て喜ぶのとは正反対に、子供心に冬の訪れを切ない思いで迎えました。暗くて寒くて切ないという日々の、なんとも形容し難い無力感というか寂寥感でありました。あの頃といえばまだ高度経済成長前夜、国民生活もプアーで質素倹約の時代でしたから楽しみも少なく、とくに冬は暗くて深い切ない季節でした。今日は何をしましょうか~ね。
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