秋高気爽
・・・ この国では木の葉が落ちて風が冷たくなるころ、寒々と曇りひが続く。雪催ひである。遠近の高い山が白くなる。これを獄廻りと畏怖。また海のあるところは海が鳴り、山の深いところは山が鳴る。遠雷のやうである。これを胴鳴りといふ。獄廻りを見、胴鳴りを聞いて、雪gs遠くないことを知る。・・・ 川端康成「 雪国 」 。
これで人生がまったく終わったわけではない ( life is not quite over ~ ) ・・・ 木の葉も花も私たちに残されているじゃないか ( some leaves remain and some flowers too, for me and you ) クリスティーナ・ロセッティ
~ 水脈( みお )の泡波 うろこ雲 遙ばるつづく陽の入りは いつも 夕焼け 月あかり 雁が飛びます わたります 北原白秋 「 雲の歌 」