国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

エメラルドグリーン

2008-08-01 23:32:30 | 戯言
同僚の服の色を褒めた。非常にそういうことをするにふさわしくない自分なんだが、非常に気になる色で、色の名も忘れていたので、聞きたくもあり、褒めた。

その後、その同僚からエメラルドグリーンという名を聞き、そうそう、この色はエメラルドグリーンというのだなと納得すると同時に、何故にエメラルドグリーンが気になるかについて考え始めた。

なにせすぐには名前が出ない色であり、自分としてはその色の服を持っていない。






幼稚園のころ、支配出来ている色と言ったら、8色程度のクレヨンだった。それ以外の色は親やらジェンダーやらが支配していたわけだ。

これは小学校でもあまり変わらず、12色の絵の具になった程度であった。

しかも8色やら12色も周囲の子供らと同じ支配範囲という点では大した差がない。


で、だ。


エメラルドグリーンと出会ったのは12色から外れて18色くらいを買ったときなのだと思う。

おそらく小学2年生あたりか。

絵の苦手な(ちなみに今もだ)おいらにとって、色だけで快感を与えてくれた色だった。
透明な感じ、明るさ、その全てに感動していたはずだ。

そして、塗るたびに幼稚園やら小学一年生と違う自分が確認できたのだろう。

おそらくは成長を実感したのだろう。

エメラルドグリーンはいい色だ。


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お誕生会だった

2008-08-01 14:47:38 | マジック
●幼稚園に行ってきました。

●240人の園児を前に手品です。

●まず、驚いたのは園児の小ささですね。
 240人って結構多いじゃないですか。

 それが全員いるんだけど、占有面積、小さっ!

 これで240人いるんすか。まじっすか。
 おいらも幼稚園児のときはこんな小ささだったんですかね。

●んー、信じられんな。

●結局の演目はロープマジックから。

●まず3本ロープから入る。園児らに一番長いのはどれかを指摘させるという形式で演じた。

3本の異なる長さのロープが同じ長さになったときのどよめきは、240人もいたせいかなかなかのもの。演じているときも気持ちがよかった。

基本的に「子どもにとって難しい、ということはない」(BYたしか養老孟司 )ということを前提に演じたが、ゆっくりと説明を加えて演技すれば、やっぱ現象を理解できるもんやね。

●その後は3色でやってみようかと言ってパトリオティックロープだっけ。3本が一つの輪になるロープ。

チェンジングバックでリンキングロープに変える。

リンキングロープはメリーゴーラウンドかなんかに載っていた手順をやる。中々の長さで観客とのコミュニケーションもとれるので愛用している。

●このあたりでかなりマジック的にはお腹いっぱいなはずなので、一旦休憩がてら、ワインクーラーいっぱいのキャンディをお盆に載せて子どもたちにプレゼント。このとき、このバケツは魔法のバケツで君たちのためにキャンディを「作った」などと説明した。

ここでバケツと魔法の関連を理解してもらうと同時にバケツが空っぽであることも知ってもらう。

●みんなはキャンディが好きだろうけど、お兄さん(俺だよ、俺)はお金が好きなんだ。お金の作り方を教えてあげようなどと言ってマイザーズドリーム開始。

コインの一枚目を見せた時の反応がめちゃくちゃ良かった。

クライマックスにコインを10枚以上いっぺんに出すたときも驚いていたし。

●最後はヒッピーホップラビット。サカ―トリックは子どもに向いていないという意見もあった。なんでも子どもは、タネがわかったと思うと、むきになって叫ぶらしい。しかも、口から泡もとばすらしい。ひどいと舞台にも乗るらしい。

怖い。

それは怖い。

●なら、どうすればいいのさと聞いたら、飴でも与えると黙るかもとのこと。

●ということもあって、飴配布。

●実際、立ち上がって指摘していた子もいましたが、拍手ももらい無事終了。

●はじめはちょっと怯えていた園児もすんごいいい笑顔で見送ってくれたり、話しかけてくれたりして、幸せだぁ♪


●ひさびさにやって良かった手品であったよ。

コメント (2)
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