感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

嵐の後

2022-01-18 | 野鳥 バードウォッチング

昨夜は嵐だった。内陸部の方ではかなりの雪嵐だったようだけども、海が近いこの辺りでは雪になりきれず、雪混じりの雨が夜中には激しい風と雨に変わったようだ。朝起きてみると、辺りは昨夜の風で落ちた木の枝があちこちに散乱、裏の公園の水路の水もあふれる寸前まで水位が上がっていた。

けっこう降ったんだ。

雨が上がって、案の定空は風が強い。川に沿って北西に向かって強い風が吹いている。

その風に乗って、気持ちよく空に浮かぶ3羽の白頭鷲。

ほぼ、静止している状態で浮かんでいる。それほど上空では風が吹いているのだろう。(日が差さず、写真には収められず)

午前中、家を出るころ覗いていた青空も、南東から風に乗って浸食する灰色の雲が覆い隠して、あっという間に暗ーくなってしまった。午後には、かなりの風が吹くとの予報がされていたな。あまり、長居はできなさそうだ。

アカオノスリは、1羽で行動する。木の枝がわりとある場所に飛び出た枝の先っぽとかによく泊まる。そして、はるか遠くまでよく見えると言う目で人の気配を感じるや否や、すぐに飛んで行ってしまう。

 

水かさが増して、陸地まで流れ出した沼地の水が人を寄せ付けないのか、

今日の公園は誰もいない。

草の陰から突然アオサギが飛び立つ。

 

数日続いた中も氷点下となった天候で厚い氷で覆われていた沼地は、昨日からの雨と気温の上昇でとけて水面がのぞいている場所もあったけれど、まだ、半分以上は氷が乗っかっていて、のぞいたわずかの水面には、カモに、カワアイサが群れていた。

 

自宅でのリモートでの仕事になってこの3月で丸っと2年になる長女のもとに、バラの花が届いた。

聞けば、職場の上司が送ってきたのだと言う。

最近どう?と聞かれ、「ちょっとね……。」というニュアンスの回答をしていたらしく、その反応を気にかけて、元気付けようと送ってきたサンキューカードとバラの花、花瓶付きのギフト。

「これで、少しは元気を出してね、いつも、ありがとう。」と言う意味を込めた女性上司からの意図しなかった贈り物に、結構喜んでいる様子。

人の気持ちと言うものは、わずかなことに敏感に反応する。こんな気の使い方ができるなんて、個人で送ってきたものか、会社の経費で処理されたものかに関係なく、こんな風に、人の気持ちをケアするところは、見習うべきと思ったのだ。

 



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