感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

黒くるみ

2021-10-08 | 日々思うこと

去年は裏の黒くるみの木が実をつけなかった。

今年は実がついた。

一昨年は、リスに競い勝ちして収穫した200個ほどの実を、一生懸命果実を落として種にし、何かの時にと思って蓄えてはいるのだけど、種にまでする行程が結構大変で汚れ仕事で思案の末、今年は、黒くるみはリスに譲ることにした。

だからと、そのままほっておくわけにはいかない。

落ちたままにしていると、すぐ腐って黒くなり、ゴロゴロと足元で邪魔になるので、一応一か所に集めたりしている。そこからリスたちが毎日いくらかずつ持って行くようで、持って行くついでに、そこら辺で食い散らかして、裏庭をきちゃなくしていく。

 

胡桃の殻が硬いと言うのは知っているけど、こんなに硬いのかと思うくらい、硬い。

それをかじって食べるリスの歯の強さには感心する。

隣の家の裏にも黒くるみの木が1本あって、先っぽにまだ実が残っている。

リスがかじって残した殻がいたるところに散在する。彼らは実の部分は食べないで散らかす。種の中の種子の部分だけを食する様だ。食い残した実や種の殻、これらは土に還元されるわけだ。リスの功績のひとつかな。

リスは冬の間に食べるためにあちこちに餌をため込む習性があるらしい。意外なところから黒くるみの木の芽が出てきて驚く、食料を隠して忘れていたなと、リスの仕業に失笑するのである。



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