感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

バードフィーダーの下を一時も離れないリス

2020-10-17 | 日々思うこと

朝も早くから、夕方暗くなるまで、裏庭に設置したバードフィーダーのポールの下を一時も離れないリスが、1匹いる。

雨が降ろうがかまわない。今日は1日中雨がしとしと降って、ポールの下には水たまりもできている中、その水たまりにつかりながら、いつ落ちて来るともしれないひまわりの種を待っている。食べこぼしの多いスズメやジェイが来た時、ある程度の量が落ちる。それを無心に拾っては食べ拾っては食べしている。

いつもやってくるのは、6人(匹)家族のリスたちで、その中に1匹、かなり知恵のついたのがいる。

今まで、その1匹が故に餌場の変更、工夫を何度も強いられてきた。

いつもポールの下で陣取っている1匹が、その知恵のついたやつではないかと、思っている。

そんなリスとの何日にも及ぶ攻防が、ようやく終わるのかもしれない。今日は、1度も餌場を侵略されなかったからだ。今朝早く、昨日侵略された餌場のポールの位置を変更した。おそらく、頭上にある木の枝からポールの上部に飛びついたんだと推測して(飛びついた現場を見ていなかったので)、ポールの位置を更にずらした。

木の枝からつるしていた餌場も、木の幹からさらに離して、吊り下げた。餌場をつっているロープの上部には、15センチにはなる高さのかぶせ物を追加し、その上には20センチほどのプラスティックの筒をつけて、リスの足の引っかかりがないように工夫したリスガードのフードを取り付けた。

それが功を成したんだと、今は信じたい。

色んなリスの攻略について書かれているサイトを見ると、地上5フィート以上の位置で、半径8フィート四方にはリスが足場になるようなものがあってはいけないとある。昨日までの餌場の位置がその範囲内で距離が十分になくて、私の考えが甘かったことを知った。

とにかく、そんなことで今日は私の勝ち。

しかし、彼らも、実入りの少ない事をしているもんだなと、窓から外のリスたちを眺めながら思う。

6匹でたむろしながら、

1日苦労して、どれだけのひまわりの種を口にできているのやら、と思う。

もっと違うとこで、餌を当たった方が絶対効率いいはずだと思う。

つまり、それほどに、ひまわりの種が食べたい、というのが彼らの気持ちなんだろう。

 

 

今日の午後、オオクロムクドリモドキが10羽ほど、突然裏庭に舞い降りてきた。餌場をめがけてだ。

彼らは大きい鳥になる。フィーダーについていた足場を全てカットし、フードの位置をぐっと下げて餌場の上の空間を最小限に狭めた餌場には、とうとう、とりつく事ができないとわかったようで、少しとどまり、何度かトライしてあきらめて、さっさと飛んで行った。なんとあきらめの良いことか。彼らの来訪は喜ばしくない。これで、彼ら対策はどうやら成功したようだ。

今から、一冬、来年の春にまた虫や草花が野にあふれるようになるころまで、ここで餌場を営業する予定だ。

その頃には、コロナの第2波も終わり、予防薬も世に出回り、皆の暮らしが落ち着いている事を願うばかりだ。

 



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