感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

ムラサキマシコとマツノキヒワ

2020-10-20 | 野鳥 バードウォッチング

ずいぶんと寒くなってきた。思ったより朝が冷え込むこの頃は、朝起きてすぐの公園と言う事にはなりがたい。

寒いのだ。

裏庭の鳥の餌場に餌を補充し、鳥たちがやってくるのながめながら、朝のコーヒーを準備し、リスが攻撃を加えないかどうかを監視しながら、朝ご飯を準備する。そうこうしているうちに、家族が起き出し、相手をしているうちに9時近くになる。結局、公園にはここ数日足を運んでいない。

裏のえさ場に来る鳥たちの中で、パッと見にはスズメとよく似ている鳥たちがいる。

フィンチだ。

フィンチは、アメリカのバードフィーダーの常連中の常連らしく、例外なくうちにもフィンチがたくさん来る。

 

ハウスフィンチと言われるメキシコマシコ以外にも餌場を訪れるフィンチが2種類、

ムラサキマシコとマツノキヒワだ。

 

マツノキヒワ。

ハウスフィンチより一回り小さく、くちばしも小ぶり。鳴き声がチッチッチッチッ、と忙しいピッチで、数羽で群れて一緒に餌場に来る。にぎやかな鳴き声に彼らが来たことがわかるくらいだ。

背中の羽に黄色い線が入っているのもいて、黄色の線が入ってないものでも、全体的に羽の模様がフィンチよりも色濃いので、彼らとわかる。

 

仲が良い。

 

 

 

ムラサキマシコ、パープルフィンチだと思っている。

紫だからとムラサキなのではなく、ラズベリーっぽい色のフィンチで、ハウスフィンチがどちらかと言えばスカーレットっぽい赤なのに対して、この鳥のは、色が濃い赤だ。

本当は、もっと背中のあたりまで赤くなるらしいのだ。なので、もしかしたら、違うかな…。むしろ、もう一種類のカシンズフィンチ、日本名でズアカマシコと言うのによく似ている。でも、分布が全く違い、ここで見かけるはずはないという事のようだ。

なので、ムラサキマシコだと思う事にしている。

 

 

 

ひまわりの種のえさ場に座り込むと1時間近く、居座っているのではないかと思うくらい、常にいたりする。

そんなことで、食が満ちて肥っているのだろうか。

 

この鳥はムラサキマシコの雌になる。

 

目の上の白いマユが、ハウスフィンチではない事を教えてくれる。サイズも一回り小さいし。

 

ハウスフィンチよりも、用心深いようだ。

 

リスたちも、相変わらずやってくる。

毎日餌場で落ちたひまわりの種を拾うが、6匹で訪れるので、どうしてもあたりが少ない。

何とかして餌場を襲う手段はないかと、四苦八苦している様子が見て取れる。

餌場を襲われないで数日が過ぎた。今現在は、私の勝ちのようである。

 

 

 

先週末、1階にある息子の部屋の手入れをした。壁のペンキを塗り替え、2段ベッドを設置した。狭い部屋だが、色々と手を加えて、少し居心地が良くなったかなと思っている。

うちの家は狭い、6人家族が暮らすには、小さいのだ。

年末までにワシントン州から引き揚げてくる次男を迎える準備を少しずつしていて、下の階のこの部屋を二人で使えるようにと、何とか工夫をしているわけだ。後は、小さな机をいれたら大方、形がつく。木製の2段ベッドはけっこうしっかりしていて、思った通りの製品だったと満足している。ネット注文した品なのだ。

今月の頭には、備え付けのクローゼットを片方の壁全部を使って取り付け、天上にカーテンレールを取り付け、仕切りとした。

ベッドが700ドル、設置型クローゼットシステムが800ドル、カーテンレールが100ドル、

ペンキやカーテンは、前回の残りや、買い置きしていたものを使ったので新しく購入したものではなかったが、机も注文したし、かなりの出費をしたことになる。

家族6人が一緒に暮らすのも決してこの先長くはない、と思えば、その期間をいかに過ごしやすくするかの為の出費、このくらい大したことはない。10年以上取り換えていなかったカーテンも、新しい色のものに取り換えて、男の子の部屋らしくなってきた。

あとは、1階の真ん中の空間、台所と息子の部屋とリビングルームにはさまれた皆が共有する空間の、ペンキの塗り替えと家具の配置換え。この空間は、洗濯ものを干したり、運動をしたり、プリンターがあったり、地下に下りる階段があったりする場所で、狭いながら利用価値の多い場所。できるだけものを置かずに、多目的な場所として残しておくべきと考えている。今ある机や本棚も処分してしまうつもりだ。

 

あとは、お風呂の水回りのカビが生えたシリコン取り換えで、ミッションコンプリートである。

今月末までにはすべてを終えたいと考えている。

この様な家の中の手入れも、仕事を辞めてあふれるくらい時間ができたからだ。ありがたいと思っている。



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