感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

モッキングバード確認

2020-04-18 | 日々思うこと

夜、バラエティー豊かな声で長い時間歌う鳥の声を聞くことが時々あって、それを今までずっと、ナイチンゲールだとばかり勝手に思い込んでいた。それが、違っていたらしい。

アメリカにナイチンゲールはいないと言う事だ。

今日の昼間、裏の公園を散歩している時に、ききなれたその声を耳にした。首に下げていた双眼鏡で、声のする方向を見てみると、隣の家の煙突の先にとまって鳴いている、1羽の鳥の姿を発見。グレーがかった上半分、白い2本の線が入ったように見える翼、細いくちばし、白い腹部のその鳥が、モッキングバードであることを、例の野鳥図鑑の中で確認できた。日本のツグミの種類になるらしい。

あの声の主は、ナイチンゲールじゃあなかったんだ。

鳥は、音をまねるのが本当に上手ね。モッキングバードの鳴き声も、色んな他の鳥の鳴き声を真似して出来上がったものらしい。ピアノの音や、犬の鳴き声までどうかしたら真似るのだとかいう話。たくさんの鳥が密集しているように、他の鳥に見せかけ、自分のテリトリーに他を寄せ付けないようにする手段とのこと。偉いね。

今日は、4月も半ばで、桜も咲ききったと言うのに、冬を思わせるような寒さ。寒さが故、思うようにお散歩も楽しめず、鳥見も少しだけして家に引っ込む。今日は、裏の公園にスターリング、日本名はムクドリに入るらしいその鳥が、地面を一生懸命ついばんでる姿を観察。ムクドリと言うと、害鳥に入るのかな?ここでも、電線に数珠をつないだように連なってとまっている姿をよく見かける。冬でまだ木の枝に葉がついてない頃に、彼らが群がってとまってる様子とか…。全然珍しい鳥ではないけど、まじまじと見れば、それなりに美しい鳥だなと思う。コガネムシを思わせるような首のあたりの羽の色は光を反射して色が変化するように見える。遠目には黒いだけの鳥のように思っていたけれど、羽にもいろんな色が混ざっているしね。

その横で、1羽だけ、日本名でハゴロモカラスなる、羽の一部に赤い色を持つ、ムクドリと同じくらいのサイズの、レッドウィングドブラックバード。

他にも名前がわからない鳥もいて、鳴き声で確認できればと検索してみるけど、どの鳥の鳴き声も同じに聞こえる。鳴き声や鳥の名前がわかればそれに越したことはないけど、まん丸で、きれいな声で鳴き、優雅に空を飛び、地上の憂いなどどこ吹く風と、自由気ままに振る舞う、彼らを観察できるだけでも十分。

アメリカの自宅待機、経済開放の件、いつになったらオープンするんだってことで、地方の州では、自宅待機今すぐやめろ!デモも起こっていて…。フロリダのビーチもオープンするような話もあるし…。ニューヨークのクオモ知事が頑張ってるこの辺りは、コロナ対策緩和は、まだまだ先の話。

5月になったら、少しはと、最初の頃は軽~く考えていたけど、今の状況だと、まだ難しいかな…。

事を焦って、あとで痛い目を見るよりも、人の命がかかっていることなだけに、ここは慎重に行くべきか、とこのあたりの世論。失業者は、今までないほどの数に膨れ上がり、経済のダメージ回復にどれ程の年月がかかるかわからないとか、テキサスの方では、フードバンクの食料配布の列に十何時間も並んでやっと食べるものを手に入れたなどと言うニュースが流れ、先行きくらいですが、

嵐が過ぎれば、青空も広がる、時が来るのをじっと待つしかない。

 

 

 

 

 



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