公民・歴史教科書問題を中心に教育問題を考えていくブログ

恐るべき公民教育の問題を中心に扱っています。かなりの割合で小山常実氏のブログ(特に教科書資料)や著書を参考にしています。

【海外に遅れる神話教育】神話を教科書に掲載し、授業で取り上げよ!!

2023-05-31 00:20:20 | 歴史教育

日本の神話教育は海外に比べ、大きく遅れを取っています。海外では、自国の神話を教えるのは当然で、外国の神話を教えるような動きも見られます。

当然、自国の神話を知らない・覚えていないのは論外で、日本人が海外に行くと時々この件で侮辱されることがあります。

ここまで日本の神話教育が落ちぶれた背景には、学習指導要領の規定と教科書会社の意識の低さが挙げられます。日本では、神話が「右翼」の専売特許みたいな扱いをされてきたのも影響しているでしょう。その「右翼」の育鵬社ですら、本文で掲載しておらず、コラム扱いです。専売特許はどこへ行ったのでしょうか。本文で書くのは自由社だけですが、その自由社も見開き2ページで自国の神話を扱うのみです。

海外では、数十ページを用いて自国の神話を本文で扱い、さらに見開き2ページで主な外国の神話も扱うというのが一般的です。その主な外国の神話の中には、日本神話も含まれます。

これでは、日本人は、自分たちの神話を外国人から教えられるという意味不明なことになります。

早期に学習指導要領を一部改訂し、最低限「国生み(くにうみ)」「国譲り(くにゆずり)」「天孫降臨(てんそんこうりん)」「神武東征(じんむとうせい)」「建国の詔(けんこくのみことのり)」については必ず取り上げるよう規定を設けましょう。

問題意識を感じられた皆さん、政府にその意見を伝えてください。Twitterに「#岸田BOX」を付けるだけでも良いです。それに以下のホームもあります。

また、政府に訴えるだけでなく、教科書会社にも訴えると効果的です。リンクと教科書会社ごとの状況を下に書いておきます。

ぜひ政府や教科書会社に意見を伝えください!!!

 

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首相官邸のホームページ。皆さまの、国政に関するご意見・ご感想をお聞かせください。

首相官邸ホームページ

 

▼東京書籍

【東京書籍】 お問い合わせ 内容についてのご質問・ご意見箱:個人情報の取扱いについて

中学歴史 神話...「

しかし、単元本文で書かず。

神話の意義も書かず。

分量も半ページ未満。

高校歴史 神話...一切なし。

歴史総合、日本史探究、世界史探究の全部を発行。

なお、お問い合わせには、利用規約などへの同意が必要です。

▼教育出版

利用規約 - 教育出版

中学歴史 神話...「国生み(くにうみ)」「国譲り(くにゆずり)」「天孫降臨(てんそんこうりん)」しかし、他社と比較しても単語だけで分量が極端に少ない。

「神武東征(じんむとうせい)」「建国の詔(けんこくのみことのり)」は、なし。

単元本文で書かず。

神話の意義も書かず。

分量も半ページ未満。

高校の教科書は発行せず。

なお、お問い合わせには、利用規約などへの同意が必要です。

▼帝国書院

教科書の内容や指導書・Webサポート・QRコンテンツについて|株式会社帝国書院

中学歴史 神話...「国生み(くにうみ)」「天孫降臨(てんそんこうりん)」

「国譲り(くにゆずり)」「神武東征(じんむとうせい)」「建国の詔(けんこくのみことのり)」は、なし。

風土記は単語だけ。

しかし、単元本文で書かず。

神話の意義も書かず。

分量も半ページ未満。

高校歴史 神話...一切なし。

歴史総合と世界史探究のみ発行。

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中学歴史 神話...一切なし。

神話の意義も書かず。

分量も半ページ未満。

高校歴史 神話...一切なし。

歴史総合、日本史探究、世界史探究の全部を発行。

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高校歴史 神話...一切なし。

歴史総合、日本史探究、世界史探究の全部を発行。

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高校歴史 神話...一切なし。

歴史総合、日本史探究、世界史探究の全部を発行。

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高校歴史 神話...一切なし。

歴史総合、日本史探究、世界史探究の全部を発行。

中学校の教科書は発行せず。

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お問い合わせフォーム|お問い合わせ|日本文教出版

中学歴史 神話...一切なし。

「古事記」「日本書紀」の単語だけ。

しかも、単語すらも単元本文で書かず。

神話の意義も書かず。

分量も半ページ未満どころか、小さすぎるミニコラムだけ。

高校の教科書は発行せず。

▼学び舎

manabisha123@cronos.ocn.ne.jp(学び舎)

なぜこのようになるかというと、ホームページにお問い合わせホームがないからである。

中学歴史 神話...一切なし。

「古事記」「日本書紀」は単語だけ。風土記の話が簡単にあるだけ。

しかも、単元本文で書かず。

神話の意義も書かず。

分量も半ページ未満。

なぜか、戦後史の部分で、占領後は神話教育がなくなったということを書いている。それも誇らしげに書いている。

学び舎は、基本的に民族の神話を否定する立場の人たちの教科書である。その教科書が神話教育がなくなったことをわざわざ書くのは違和感があるし(神話に触れたくもないというのが本音だろう)、それを誇らしげに書くのは日本人としての違和感を感じる。

二重の意味で変である。どこか打ったのだろうか。

高校の教科書は発行せず。

▼育鵬社

お問い合わせ | 育鵬社

中学歴史 神話...「国生み(くにうみ)」「国譲り(くにゆずり)」「天孫降臨(てんそんこうりん)」「神武東征(じんむとうせい)」

「建国の詔(けんこくのみことのり)」は、なし。

しかし、単元本文で書かず。

神話の意義も書かず。

単語だけというほどではないが、自由社以外の他社と同じぐらい扱いは軽い。(種類を増やして分量が増えたといった印象。)

分量も見開き1ページ未満。

高校の教科書は発行せず。

▼自由社

お問い合わせ|新しい歴史教科書をつくる会

中学歴史 神話...「国生み(くにうみ)」「国譲り(くにゆずり)」「天孫降臨(てんそんこうりん)」「神武東征(じんむとうせい)」

「建国の詔(けんこくのみことのり)」は、なし。

風土記あり。

単元本文で書く。

神話の意義も書く。

見開き1ページ(単元本文)と見開き1ページ(大コラム)。

しかし、分量は不足しており、神話の内容は軽く触れるだけ。

高校の教科書は発行せず。

なお、つくる会は自由社が発行する教科書の編集者の団体であり、営利目的の団体ではない。

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【安倍政権の遺産生かせ】領土教育の次は「拉致問題教育」【教科書が全く書かない拉致問題/朝鮮学校の教科書に「拉致問題」書けも...日本の教科書が書かないなら説得力なし】

2023-05-30 22:28:45 | 恐るべき公民教育

●安倍政権の成果...領土教育は充実へ

今年発表された小学校の教科書検定でも、小学5年社会で、竹島・北方領土・尖閣諸島について全社が「固有の領土」と記述した。竹島・北方領土についても全社が「不法占拠」と記述するようになった。これ自体は前回の検定からである。

安倍政権時の学習指導要領改訂によって「竹島や北方領土、尖閣諸島が我が国の固有の領土であることに触れること」が明記された結果といえよう。

今回の検定では、さらに微修正が加えられ、一部を除き、「領土教育」が確立したといえる。

●「朝鮮学校の教科書に「拉致問題」を書け」も日本の教科書がこの有様では...拉致問題を書かない教科書の問題

しかし、課題もある。未だに、北朝鮮が多数の日本人を詐欺・暴行・脅迫などの不法な手段を使って強引に北朝鮮本土に連れ去った拉致問題については、小6の教科書(領土問題とは分野が違うので学年も違う。)では注釈やコラム程度の扱いであり、その書き方も「解決すべき問題」とはしているものの、主権や人権、安全保障をめぐる重大な問題であるとはされていない。

驚くべきことに、小3から小6までの全ての社会科教科書の単元本文に拉致問題は登場していないのである。学校でも、コラムが教えられるはずもなく、拉致問題について教えられることはない。憂慮(ゆうりょ)すべき事態である。

中学校の歴史教科書でも、公民教科書でも、単元本文で拉致問題が登場する教科書は少ない。基本的に実際の授業で全く使われないコラムなどを設けて記述してるように見せかけているだけである。

しかも、人権問題、主権問題、安全保障問題という位置付けはほとんどの教科書で行われていない。拉致問題の背景が書かれることもない。

高校ともなると、さらに事態は悪化し、執筆者が調べた限りでは、単元本文で拉致問題を書く教科書は存在しない。コラムで書く教科書がわずかに存在するだけである。

そのような状況だから、当然、人権問題、主権問題、安全保障問題という位置付けがされるはずもない。

日本の教科書は、拉致問題を完全に無視しているのである。覚えておきたいのは、自由社や育鵬社などの教科書を変えていこうという立場の教科書でさえ、この問題については、さすがに無視はしないものの、大コラムで書いた気になっているだけである。

しかも、そのコラムの中でも安全保障問題的な位置付けをする(明言はしていない)のは、自由社だけである。一応、拉致問題の背景などは、自由社も育鵬社もコラムで書いている。

ぜひとも次回からは単元本文で書いてもらいたい。

●学習指導要領の一部改訂で拉致問題教育の充実を

中学校の教科書検定もある。前々回(平成22年)の学習指導要領前の検定では、小学校で「固有の領土」が徹底されなかったことなどを背景に、指導要領解説が改訂され、「領土教育」の充実が謳われた。

今回も、小学校教科書の検定結果を受けて、学習指導要領や学習指導要領を一部改訂し、拉致問題に関する内容を充実させるべきではないか。

●主権・人権・安全保障の問題解決意識の低い日本社会

日本社会では、長年、主権や人権、安全保障に対する意識自体はあっても、主権や人権、安全保障をめぐる実際問題を解決しようという意識が低かった。それどころか、戦後一貫して主権や人権、安全保障に対する意識さえも低下してきた実態がある。

すなわち、日本社会が主権や人権、安全保障をめぐる問題に対して実質的に黙認の姿勢をとっていたのである。

だが、主権や、人権、安全保障をめぐる問題を解決しようとすることは国家の役割に照らせば当然に行われなければならないはずである。

国家には、決まった範囲の領土(りょうど)があって、その周りに領海(りょうかい)を持ち、それらの上に領空(りょうくう)を持つ。これが国家の領域(りょういき)である。

領域の中にはそこで生活する人々がおり、この人々が国家を運営する主体となる。これが国民(こくみん)である。

国家が、領域や国民を支配する権利を、統治権(とうちけん)といい、これが対外的に独立し、どの国の干渉も受けないようになると、国家主権(こっかしゅけん)となり、主権を持つ主権国家独立国)となる。

この主権領域国民国家の三要素(こっかのさんようそ)である。領域や国民がなければ、国家が成立しないのは分かるだろう。では、主権はどうだろうか。

主権を持たない国家は、どこかの国に属するか、他国の影響を強く受ける傀儡国家(かいらいこっか)になるしか、選択肢がない。このような場合、当然、現地の国民の意思や利益が尊重されるわけがなく、現代の国家は、この主権を持ち、かつ独立し、主権と独立を守ることが重要である。

このような現代の国家は、対外的には軍事力を使用した防衛(ぼうえい)により、その主権と独立を保ち、対内的には公共の秩序を維持し、国民の安全を守るとともに、インフラの整備や教育など公共事業への投資(こうきょうじぎょうへのとうし)により、国民の生活の向上を図り、国民の自由と権利(こくみんのじゆうとけんり)を守ることが重要な役割だと考えられている。

これらの役割を担うのが、国会や、内閣、裁判所などの国の機関である。例えば、防衛省や自衛隊は、このうちの防衛を担っている。警察は国内の秩序の維持を担っている。裁判所は、国内の秩序の維持と国民の自由と権利を守る役割を担っている。

国家は、これらの役割を限られた時間で果たすために、できるかぎり合意に努める。これが政治である。ただし、限られた時間で対立を解消しきれず、合意に達しない場合は、権力による強制も避けられない。この権力が、政治権力である。

政治権力は、一見すると、国家による一方的な強制力のようにも見えるが、実は国民がその政治権力を承認しているから成立しているのである。国民の承認がない政治権力は、歴史上いくつか存在してきたが、例外なく、その国家は消滅している。国民の承認がなければ、政治権力を維持することは不可能なのである。

国民、すなわち日本社会は、日本国家の政治権力を承認する立場であり、政治権力の行使について助言する権利や義務があるといえる。

日本社会全体が、国家の構成員であるとの自覚をもち、主権や人権、安全保障をめぐる問題について主体的に解決しようとする必要があるだろう。

人権については改善されているものの、主権や安全保障については、現状を見るにほとんど改善されていないというのが現実である。

教科書でも、単なる人権問題は多く取り上げられるが、同じ人権問題であっても、拉致問題のように主権や安全保障をめぐる問題は全く取り上げられない。

つまり、教科書上では、単に主権や安全保障に対する意識が低いだけでなく、主権や安全保障をめぐる問題をあえて避けてきた側面があるのである。異常事態である。

拉致問題と同じく主権や安全保障に関わる「領土教育」は、学習指導要領改訂後に限界まで充実した。安倍政権の成果である。

北朝鮮による日本人拉致問題についても、小学校や中学校・高校において歴史の戦後史の部分で『日中国交正常化』(日本国政府による台湾との国交の一方的な破棄)などと一緒に「北朝鮮による日本人拉致問題についても触れること。」などの規定で、歴史的事象の一つとして触れるべきではないか。

また、中学・高校の公民については、国際社会編の規定を改正し、「「国家主権」については,我が国が,北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けて努力していることなども取り上げること。」と明記するべきではないか。

これからの社会科教育改革のキーワードは「拉致問題教育」ではないだろうか。

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【誤報で生まれた】教科書検定基準から「近隣諸国条項」の削除を!!!

2023-05-30 01:55:10 | 歴史教育

近隣諸国条項とは、「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象について国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること」という条項である。

「国際理解」と「国際協調」については、通説的な解釈による場合、ほとんどの人が共感するだろう。「国際理解」と「国際協調」が通説的な解釈に基づいて広く普及するべきことは言うまでもない。

しかし、この条項は、わざわざ「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象」とかなり枠をはめている。なぜだろうか。しかも、学習指導要領の規定に「国際協調の精神を養う」という規定が存在している。

ならば、この近隣諸国条項は不要なのではないだろうか。という疑問が当然湧いてくる。

なぜあるのか、結論から申し上げると、弱腰外交の副産物である。

時は遡ること約40年前、当時、文部省(現在の文部科学省)の高等学校教科書検定結果が公表され、マスコミ各社が調査・報道に当たっていた。

この調査は、マスコミ各社が、それぞれ担当の分野を決めて調査に当たるというものだった。すなわち、一社の担当分野でミスがあった場合、そのミスが残されたまま、全社がその内容を報じるおそれがあるということである。

その懸念が現実のものとなった。歴史の担当が「華北への侵略」という申請本の記述が検定で「華北への進出」に書き換えられたと誤った報告をした。当然、ミスを校正する仕組みがないので、全社一斉にこの内容を報じた。教科書大誤報事件(教科書誤報事件)の発生である。

すると、中華人民共和国や韓国は日本に抗議した。そして、文科省は「華北への侵略」を「華北への進出」に書き換えた例はなく、報道は誤報であると発表した。当然、中華人民共和国や韓国もすぐに抗議を取りやめた。このとき、一斉に文科省の書き換えを報道したマスコミ各社は、産経新聞を除き、欄外で訂正するのみだった。

誤報であることが分かったので何も起こらないはずだった。ところが、宮澤喜一官房長官(当時)は、中華人民共和国や韓国に謝罪し、「政府の責任において教科書を是正する」とする談話を発表した。誤報なのだから、謝罪する理由もなければ、是正する教科書も存在しない。しかし、この「是正」を達成するために、近隣諸国条項が追加された。

従来、「侵略」表記や、「南京大虐殺」などの表現には、小中学校段階などで一定の教育的配慮を求める検定意見が付されていた。が、近隣諸国条項追加と同時に、これらをやめる方針が決定された。それどころか、従来、検定対象としてきた他の多くの記述もフリーパスとする方針が決定された。

この条項の導入により、教科書会社の方は「削れるものなら削ってみろ」という勢いでどんどん自虐的な内容を強め、一気に日本色が薄れ、中華人民共和国や韓国の教科書の香りがしだすのである。教育的配慮を欠いているという点では、世界の例を見ない偏向教科書が登場したといえる。

その後、検定のたびに日本色が薄まり、その補完として中華人民共和国や韓国の教科書に見られるような記述が増加していった。日清・日露戦争から第二次世界大戦まで、全ての近代戦争が日本の「侵略」と記述され、日本の被害は全く記述されず、「加害」のみがことさらに強調されるという状態になった。

平成8年、中学校歴史教科書で全社が一斉に「従軍慰安婦」を記述するという大事件が発生した。「従軍慰安婦」という言葉であるから、少なくとも教科書に載せるべきではないだろう。また、「従軍慰安婦」という戦時の性という極めて特殊な問題を中学段階で扱うことの是非を問う議論が活発化した。当時、「従軍慰安婦の強制連行」という立場を取っていた学者からも「従軍慰安婦」との表現を教科書で用いるのは教育的配慮の見地から問題があると批判された。

これがきっかけとなって「新しい歴史教科書をつくる会」も結成された。

以後、教科書は改善され、近隣諸国条項導入直後程度の内容まで落ち着いた。しかし、そもそも誤報が元となって追加された近隣諸国条項が諸悪の根源である。近隣諸国条項がなければ、「従軍慰安婦」事件も日清・日露戦争までもが「侵略」とされることもなかったのである。

さらに、高校の教科書ではまるで状況が違う。近隣諸国条項導入直後程度にすら戻っていない。近年では、逆に自虐化が進んでいる。

教科書検定基準から「近隣諸国条項」を削除することが、日本の教科書問題を根本的に解決する唯一の方法である。来年は、中学校の教科書検定が行われる。それまでに、教科書検定基準を一部改正し、「近隣諸国条項」を削除されたい。

首相官邸のホームページなどからこの意見を送って欲しい。早期に近隣諸国条項を撤廃することは、日本の政治的・経済的な歪みを解決する手段としても有効だろう。

 

ご意見・ご感想 | 首相官邸ホームページ

首相官邸のホームページ。皆さまの、国政に関するご意見・ご感想をお聞かせください。

首相官邸ホームページ

 

転載自由

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竹田先生の文部科学省検定不合格シリーズ第五版が新発売 これを不合格にした文科省の愚行

2023-05-04 19:29:49 | 教育

竹田恒泰先生の中学歴史 文部科学省検定不合格教科書・第5版「ほぼ合格の完結版」が今年の3月31日に発売されました。

投稿主も本日紀伊國屋書店にて購入しました。

まず、率直な感想として、内容が前よりさらに細かくなっていることが挙げられます。本文の内容にはあまり大差がないと思われるのですが(後日加筆します。)、注釈の量が格段に増え、さまざまな用語が解説されています。

歴史観に関係なくおすすめできる内容となっています。Amazonのレビューでは「次世代教科書」と呼ぶ人もいるほどですので、相当すごい内容であることがお分かりいただけると思います。

しかも、普通に内容を細かくしただけでなく、竹田先生流の工夫が随所に感じられ、内容が細かいのに読むと楽しいという教科書として完璧な内容になっています。

以前の版までにあった若干分かりにくい表現は消滅していると思いますので、絶対に買うべきです。

歴史観をめぐる問題「支那事変」「大東亜戦争」などについては自虐史観的用語たる「日中戦争」「太平洋戦争」に置き換えるのではなく、「盧溝橋事件」や「対米戦争」など上手く中立的な用語に言い換えているところが、より教科書としての信頼性を高めているとも感じられます。

下にAmazonのリンクを貼っておきます。

中学歴史 文部科学省検定不合格教科書・第5版「ほぼ合格の完結版」 | 竹田恒泰 |本 | 通販 | Amazon

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