Windows 10は2025年10月14日にサポート終了となるため、利用者はWindows 10 IoT Enterprise LTSC 2021への移行やESUの利用などの方法により、引き続きセキュリティ更新プログラムを受けられるようにする必要があります。
また、Microsoftは同社の最新OSであるWindows 11への移行を呼びかけています。同社は、Windows 11に関し、Windows 10よりも洗練されたデザイン、セキュリティ強化、AI機能の向上などと謳っています。
しかし独自調査により、Windows 11のセキュリティ性はWindows 10より10%以上低いことが判明しました。これはWindows 10とWindows 11で発見された脆弱性の件数を比較したものです。
2025年の2月と3月に、Windows 10とWindows 11で発見された脆弱性の数を比較すると、Windows 10が61件に対し、Windows 11は68件と7件多くなっています。さらに、その7件全てが「重大」に分類される深刻な脆弱性です。
この「重大」と分類される脆弱性は、ユーザーの操作なしでウイルスなどの不正なソフトウェアの実行や、ユーザー権限の昇格が可能なものなど、ユーザーが気をつけようがないものです。
こちらのサイトで、Windows 10で発見された脆弱性とWindows 11で発見された脆弱性を比較することができます。
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