ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

貧しさを

2018-01-06 03:05:42 | 添削

貧しさを自負する言葉に乱れゆくその卑しさも耐えゆかんとす    秋村功


作者が見えない。

おそらく本人は何もやってはいない。

歌の意はそれなりだが、本人の情感がついていってないからだ。

歌というものは、その意味だけでなるものではない。

歌に作者の情感があってこそ、生きるのである。


貧乏は自慢するほどよくはなし晴れてなりたやよき金持ちに    揺之





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