抗リウマチ薬

(2R)-2-(2-Methyl-2-sulfanylpropanoylamino)-3-sulfanylpropanoic acid

T細胞増殖抑制やB細胞の抗体産生抑制、マクロファージ遊走阻止、滑膜細胞増殖抑制、IL-6の産生抑制などで抗炎症や滑膜破壊抑制などを示す。免疫複合体の-s-s-結合の切断が影響している様？詳しく機序不明（￣～￣；）

遅効性なので気長に待ちましょう。薬が体を調節するのに時間がかかります。

かゆみ出やすいです( ´△｀)

糖衣錠ですが中は硫黄含有のため臭いです！まさに腐卵臭(>_<)

鎮痛・抗炎症・解熱剤

Monosodium 2-｛4-［(2-oxocyclopentyl)methyl］phenyl｝propanoate

これの水和物。

プロドラッグで、消化管吸収後活性代謝物となる。トランス-OH体。なので、経口時の胃粘膜直接刺激が弱くなっている。

プロスタグランジン生合成の律促段階アラキドン酸からPGG2合成に働くシクロオキシゲナーゼ(COX)を可逆的競合的に阻害する。それによりPG類が合成されず鎮痛、抗炎症、解熱作用が起こる。
COXにアラキドン酸が結合する部分にこの薬が入り込み競合的にＰＧ合成を阻害している。
鎮痛はＰＧによる発痛物質(ブラジキニン)の反応性を高め痛みを増強する作用を阻害することで。
抗炎症はＰＧによる血管拡張や透過性を抑制することで。
解熱はＰＧが視床下部の体温調節中枢に働き体温を上昇させる作用を抑制することで。

プロドラッグでも、消化器症状注意！
妊娠末期は使用不可(>_<)