手作り構造式。

自己満足の趣味です。
自分勝手に考察してます。

選択的SGLT2阻害剤

2015-12-13 21:54:24 | 日記

(1S)-1,5-Anhydro-1-C-{4-chloro-3-[(4-ethoxyphenyl)methyl]phenyl}-D-glucitol

これのプロピレングリコール水和物

腎の近位尿細管にあるSGLT(ナトリウム・グルコース共輸送体)2を競合的、可逆的に阻害してグルコースの再吸収を抑制し尿中排泄を促進する。それによって血糖値を改善する。
SGLT2は近位尿細管上皮細胞の管腔側に発現しており能動輸送で尿細管中のナトリウムとグルコースを上皮細胞に取り込む。そのあとグルコースは別の様式で血中に吸収される。
この薬はグルコースがc‐グリコシド結合しておりグルコースに出っぱりが付いたような形になっている。なので糸球体濾過された薬はSGLT2にはまりそのまま競合的にグルコースの再吸収を妨げているのかな( ̄~ ̄;)

特に脱水に注意して低血糖に気を付ける。陰部を清潔に(* ̄∇ ̄)ノ