休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

春よこいこい、みちのく自転車道

2013年03月18日 | みちのく自転車道

(2013.3.17 平成大橋から安達太良山を望む)



3月17日、朝からの好天にナイトラン用娘の通学自転車を引っ張り出して・・・。
まずは、地区内への配布物の昨日回収しきれなかったところを一回りしました。



そして、午前10時40分、今度は電動アシスト“リアルストリーム君”を引っ張り出して、先週強風で途中棄権となってしまった「みちのく自転車道:乙字ケ滝」へ行こうと思いました。“リアルストリーム君”には『Dr.Air エアーサドルカバー』が取り付けてあります。自転車に乗るとお尻が痛いという“ワイフ君”のために購入したものです。



サドルカバーにポンプが組み込んであって“+”と“-”を押して空気圧を調整します。今度“ワイフ君”がいつ乗ると言い出すかは分かりませんが、まだ一度も試していなかったので今日をその日と決めました。



ここは平成大橋、阿武隈川を越えて本宮市と旧白沢村を結ぶ架け橋です。(今は旧白沢村と合併して新しい本宮市になっています)



この橋には2カ所に展望デッキが設けてあります。ここからは安達太良もよく見えます。


(平成大橋から上流を望む。左が阿武隈川、右が五百川)

この橋は阿武隈川に架かると言いましたが、橋のところで阿武隈川と五百川が合流しているんです。ですからこの辺を“落合(おちあい)”と言っていました。わたしの仁井田小学校(今はありません)の校歌にも『おおがわ こがわ 親しさの 落ち合うひびき 絶え間なく ・・・』なんて歌われていたように記憶しています。



これは橋から下流の、五百川を飲み込んだ阿武隈川です。



平成大橋を渡って、今は阿武隈川を上流へと辿っています。この辺は川底の岩がゴロゴロ現れていて、雪が積もったときはとても面白い眺めになるんです。



上流の阿武隈橋をこえ、いつものルートに戻りました。太陽が高くなるとだんだん安達太良が見えにくくなるのですが、今はまだここからも綺麗に見えています。



午前11時41分、散々道草を喰って、ようやく小和滝公園に到着しました。公園は一面に水仙が咲き乱れるのですが、今はようやく芽が5~6センチほど伸び出したところです。



小和滝橋からの安達太良山。



みちのく自転車道定点観測ポイントのビッグアイです。きょうは午後から風が出る予報なんです。“リアルストリーム君”をお伴にしたのはそれもあったのです。この自転車の重量は23キロぐらいもありますから、多少の風にはびくともしませんし、向かい風でもへっちゃらなんです(電動アシストだから当たり前)。



ただ自転車道に入ってからは電動アシストはもちろんOFFにしています。ダイエットのために走り出してきたんですからね。



電源OFFの“リアルストリーム君”はとてもいい運動になります(いい加減疲れます、ハハハ)。



12時51分、須賀川市街地が見えるところまでやってきました。



きょうは天気がいいので浜尾遊水地を散歩する方々が見えています。自転車道でも結構“自転車乗り”の方とすれ違いました。そうそう、小和滝からみちのく自転車道に入ってすぐ、ロードバイクの方と挨拶を交わしてすれ違いました。すれ違ってから、ひょっとしたら昨年の“にほんまつファミリーサイクリング大会”で一緒になったデローザの“Mさん”じゃなかったかと思ったんです。



みちのく自転車道でわたしが好きなところの一つ、浜尾遊水地対岸のみちのく自転車道です。遠く宇津峰山と東山が見えています。



対岸の浜尾遊水地飛行場では、この最高のフライト日和に、ラジコン愛好家の方々が沢山練習にお集まりのようでした。



日向では、ネモフィラを小さくしたような、コバルトブルーのオオイヌノフグリが綺麗に咲いています。



午後1時19分、小作田橋付近に到着。



午後1時46分、これがきょうの乙字ケ滝。



そしてこれが、みちのく自転車道への案内標識。こんな立派な標識ですから見たことはあったはずなのに、特別記憶されずにいたのでしょうか、あらためて写真に納めさせていただきました。



ここまでの記録です。家からの距離はちょうど40キロ、カロリー消費量が1,055キロカロリーとは、ウソだとしてもうれしいですね。



乙字ケ滝からの戻りは、ここ岩瀬牧場のソフトクリームを食べて西側大外回りで帰ることにしました。



ここにはプラタナスの大木があって、木の肌がつるつるになっているのです。いつもソフトクリームを作って下さる方に聞くと、結構分厚くて重い木の皮がポロポロとウロコのように剥がれ落ちるんだそうです。木が生長するための脱皮ですね、きっと。



それにしても、沢山の木の実が成ったままなのです。
「この実はいつごろ落ちるんですか?」
と、聞いてみたところ
「あれっ、その辺に落ちていませんか?」
なるほど見ればあちこちに、丸い木の実がちゃんとあるじゃないですか。



これが正体です。わたしは果肉があって中に種が入っているんだとばかり思っていました。簡単に言えば、タンポポのよう。ただタンポポと違ってこちらは種が表面に出ているんです。そして内側に綿毛の落下傘がしまわれているんです。



予報通り、南西からの風があってひたすら西へ走るわたしには向かい風なんです。ですから向かい風でスピードが落ちてきたときには、当然恥も外聞もなく電動アシストのお世話になります。



長沼街道の一本手前、郡山市の大槻運動公園へと続く道を走っています。この方向だと追い風を背に受けて気持ちいいほどスピードが出ます。



午後4時、郡山西部工業団地内の待池公園に到着。



工業団地を北側に抜け・・・



いつものナイトランコースを逆走して会津街道へのアクセス道路を結構なスピードで滅法下っています。



わが家に到着は午後4時30分。消費カロリーが2,313とはウソでもいいことだと思います。今年2度目の「みちのく自転車道:乙字ケ滝」、本日の走行距離、走行時間、平均速度、最高速度はガーミンの通りです。重い電動アシストは電源を入れないと結構脚に来ましたが、長沼からの戻りは追い風に乗って楽ちん楽ちん、平均速度も上がりました。

そうそう肝心な『Dr.Air エアーサドルカバー』なんですが、走っているうちにズレたりしないんだろうかと思いましたが、それは全くありませんでした。フワフワして走りにくいんじゃないだろうかと思いましたが、それほどでも・・・いや、普通のサドルに慣れたわたしには、やはり多少違和感がありました。

で、お尻の痛みはということなのですが、乙字ケ滝までの前半戦はOKでしたが、後半戦は痛かったです。いえね、きょうは普通にパンツを履いて、ウインドブレーカーを着て毛糸の帽子を被り、その辺のオヤジさん風で出掛けたのです。玉袋の下がヒリヒリ痛いのはきっとパンツの縫い目のせいだと思います。10キロや20キロを走るにはいいと思いますが、パンツを履いて走るには少し距離が多すぎたのかもしれませんね。



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よくぞ (ケンヂ)
2013-03-18 07:35:19
みちのく一人旅。いつもステキで羨ましい画像をありがとうございます。
来週こそ乗れますように。
返信する
落合 (玉井人ひろた)
2013-03-18 16:55:27
その平成大橋のある場所「落合」と言うんですか。初めて知りました。

私の場合「落合」というと縁者が住む「二本松市落合」、俗にいう杉田地区しか頭に浮かびませんでした。
ここは阿武隈川と杉田川が合流する地域、いうなれば落ち合う場所です。
返信する
“ケンヂさん” (koji)
2013-03-18 20:51:31
電動アシストで長い距離を走ってみると、ロードバイクがいかに優れているかが分かります。まあ、運動にはなると思いますけれどね。きょうは脚が重いです。
返信する
“玉井人ひろたさん” (koji)
2013-03-18 21:00:01
杉田の落合ですね。お年寄りは落合の醤油屋さんのところを“おっちぇのしょうゆや”なんて言っていました。
川が合流するところを“落ち合い”って言いますよね。日本中いたるところにある地名なんでしょうね。
返信する
Unknown (ピナ男)
2013-03-23 23:16:08
お疲れ様でした。
電動アシストですが電源OFFして走れば充電できる構造になっていればなお素晴らしいと思いました。
返信する
“ピナ男さん” (koji)
2013-03-24 06:46:57
全く“ピナ男さん”のおっしゃる通りです。これじゃエコどころじゃないですよね。せっかく生み出したパワーや下り坂のエネルギーも無駄に捨てているだけですよね。
この辺を取り入れているのが三洋のエネループバイクです。いまはパナソニックに吸収されたので、そのへんはどうなってしまったのでしょうね。
返信する

コメントを投稿