休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

葉っぱ踏み踏み・・・(もとみや運動公園のアオハダ)

2021年12月14日 | plants

12月13日、きょうは朝早くから風が滅法強いです。だのに、“ワイフ君”は散歩に行こうというのです。いつもの農道散歩コースかと思いきや、“もとみや運動公園”へ行こうというのです。

「きょうは風が強いから、木が倒れたり枝が落ちてきたりすると危ないよ・・・」

と、たしなめたのですが、わたし自身が運動したくないからだと思われるのもシャクで、結局こうして来てしまいました。

 

こんな風の強い日なのに、駐車場には数台の車があって、散歩コースを歩いている方も見かけました。

 

 

散歩コースが運動場の脇から林に入る手前のところで、“ワイフ君”が『ヒヨドリジョウゴが沢山なってるよ!』というが早いか、土手のヒヨドリジョウゴを摘み始めました。

 

つるに実が付いたところを3、4本採ってきて部屋に飾るんだと言います。どうせ鳥も食べないからいいと思うよ。今年、わが家の庭にあるヒヨドリジョウゴは『ツヅラゴ(帯状疱疹)の治療に欲しい』という方がいて残らず全部差し上げてしまったんです。こうしてみるとホントに綺麗ですね。

 

雑木林の中の散歩コースを少し歩くと、道ばたに赤い実を沢山つけた木がありました。

 

実の大きさはちょうど南天ぐらい。ウメモドキのようでもあり、そうでないようでもあり・・・。だいいち、木が相当に背が高い。10m近くはありそうです。

 

 

道ばたにはドングリが沢山。その中にポツンと一つその赤い実が・・・。そう、こんな大きさなんです。

 

こんなに見事な落ち葉道。その昔、大橋巨泉がCMしていた『みじかびの きゃぷりでとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ』なんていう怪しい短歌を思い出しました。まあ、わたしが思い出したのは「ハッパフミフミ」っていうところだけでしたけれどね。

 

冬木立の雑木林は明るくていいですね。

 

階段はリハビリだと思うことにしているんです。上りは比較的いいのですが、下りがね・・・。

 

 

またありました。さっきとおんなじ赤い実。

 

こんな感じで成っているんです。これほど見事に成っているところをみると、不味くて鳥も食べないのでしょうか。

 

 

 

これはナツハゼ。結構大きくなっている樹ですから、さぞや沢山実を付けるのかなと早くから目星をつけていたのですが、夏場に見たときにサッパリ実が付いていなくてガッカリしました。本当は、沢山採って“ワイフ君”にジャムを作ってもらおうと思っていたんです。

 

ひときは鮮やかなこの実はムラサキシキブ・・・だと、ずっと思っていたのです。ところが、少し前に「ヤブムラサキ」というものの存在を知りました。どうも、これはそのヤブムラサキ(実が枝の下側に付く。萼がハッキリしている)くさいです。

 

散歩コースの観音様。ここにもさっきの赤い実の成る木がありました。

 

またまたここにもありました。帰宅してからネットでいろいろ調べてみましたら、「樹皮には白斑ができることが多い」という特徴から、どうやら「アオハダ(青膚・青肌)モチノキ科モチノキ属の落葉高木」という樹らしいです。

 

また写真に撮りました。するところ、結構な本数がこの林にはあるようです。

 

この運動公園の林の中にはとても沢山のツルリンドウが生えています。さぞや立派に実を付けているものが見られるだろうと思っていたのですが、結果はさにあらず。大きな岩の上にチョコンと生えたこんなものを見つけました。カワイイから許します。

 

この長い長い下り階段が曲者です。一歩一歩注意して歩かなければ成りませんからさぞや時間がかかるだろうと思って歩き出します。でも、歩き出した途端にもうそんな時間の観念などは吹き飛んでしまいます。転んだりしたらわたしの場合は間違いなく大ケガでしょうから、麻痺の残る右脚がちゃん運べるように必死で、あっという間に下りて来ちゃうんです。ハハ

 

ハイ、出だしの体育館のところまで戻って来ました。ヘビと熊が冬眠してしまった今が、わたしは大好きなんです。楽しかった!

 

(★今回の掲載写真は植物の特徴などが出やすいように全てエフェクトを使用しています)



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雑木林 (tadaox)
2021-12-14 13:24:57
散歩にピッタリの雑木林ですね。
葉が落ちて、先の先まで見通せる解放感。
赤や紫の実にいろいろ思いをはせながら、日差しを受けて歩いているような気になりました。
“tadaoxさん” (koji)
2021-12-14 17:01:23
いつもありがとうございます。
冬になって明るくなった雑木林。
様々な色や形の草木の実にも、それぞれに生き抜くための知恵と作戦があるのだと思うと面白いです。
雑木林散歩にはワクワクとドキドキばかりじゃなく、なぜかホッとさせられるところがあり大好きなんです。
散歩 (玉井人ひろた)
2021-12-15 17:36:48
すぐ傍なのに行ったっことがありませんが、吸血中がおらず今が一番歩き良さそうですね。
第一、車を気にせず歩けるのが良いですね
“玉井人ひろたさん” (koji)
2021-12-15 17:43:56
ありがとうございます。
おっしゃる通りで、いまの時期は蚊やブヨもいませんから最高です。
自然の中を歩くのは最高です。
また名倉山にも行ってみたいです。
カマツカ (玉井人ひろた)
2021-12-18 08:13:43
わたしも「アオハダ(マルバウメモドキ)」と思いました・・が、バラ科の落葉高木の「カマカツ」という実によく似ている気がします。
“玉井人ひろたさん” (koji)
2021-12-18 08:57:05
ありがとうございます。
ネットの写真をよく見ると、カマツカの実は楕円で枝から少し垂れるように付いています。わたしが見た木の実はほぼ丸い形で、大半が枝から空を向いて成っていましたした。
一番の決め手は、カマツカの樹高が5m前後というところでしょうか。
運動公園のこの木は、10mかそれ以上ありそうでした。
例外は常にありますから、葉っぱや花を確認するのが一番確かかもしれませんね。
樹高 (玉井人ひろた)
2021-12-18 15:36:43
そうですね。

ただ、サイトによってはカマカツも約10m近く(5~7m)になる高木との記載があったので、もしやと思いました<(_ _)>
“玉井人ひろたさん” (koji)
2021-12-19 06:46:08
そのような記事をわたしも見ました。

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