(須賀川市舘ヶ岡地内)
4月21日、いつまで待っても風強し。
「これじゃいつまで待っても埒があかない!」とついに業を煮やして、みちのく自転車道へと乗り入れました。時間はもう午後2時になっていました。
風は強いけれど、幸いなことに追い風気味です。そのスピードの出ること出ること。こんな調子じゃ平均速度が30キロ以上だったりして・・・。郡山市街地を横目で見ながらぐんぐん走ります。なにせ、時間が時間なのですから。
と、行く手を塞ぐマラソン女子高生の一団。体育の授業らしいです。
「チャス!ごめんねー!」
「こんちわー!おーい、前空けてよーっ!」おお気が利く生徒です。まるで先生みたいです。
「自転車おもしろいですかー」
「面白いよー、やってみなー」
「乗っけてってくださいー」
「ハハハ」
最後の固まりに「チャス!ごめんねー!」といってようやく全部かわしました。
須賀川の下江持橋を渡り、ここから須賀川駅前へ。目的の場所、庄司菓子店に到着です。ここ庄司菓子店は『大どらやき』で有名なんです。普通サイズのどらやきの他に、1個¥500、¥1,000、¥2,000、¥3,000は予約だったかな?があるんです。中身はいずれも“あんバター”です。サイズは¥2,100(消費税込)のもので直径が31cmといいますから、それはただの大きさではないんです。それに大きくなるほどうまいんです。
ところが、どう見てもスヌーピーのナップサックに入れて行くには¥1,000のものでは偏ってしまうかも知れません。そこで¥500のものを2個にしました。「自転車でどこから来たんですか」と聞かれたので、本宮ですと言ったら栄養をつけなさいと売り物の“どらやき”をいただきました。申し訳ない・・・、これからは『自転車で本宮から・・・』を殺し文句にするか・・・。ハハハ
残念ながら出発が遅かったんです。きょうの乙字ケ滝は時間の関係で見送ることにしました。おみやげの入ったナップサックを背負って、須賀川駅前を過ぎ、4号線の地下歩道を通り、娘の高校の前を通って長沼方面へと向かいます。いつか娘に『自転車で乙字ケ滝に行ったついでに、お前の高校のグランドから手をふってやっから』と言ったのを思い出しました。いえ冗談ですよ、ホントにやったら一生(2週間ぐらいかな)口をきいてもらえないと思いますよ。
高校を過ぎると、「油まんじゅう」で有名な“かめまん”がありました。その昔、高校を出て就職したばかりのころ、かめまんさんのすぐ前で仕事をしていて、「お仕事御苦労さん」と油まんじゅうをごちそうになったことがあり、その味が忘れられません。そのときのお礼に油まんじゅうを買いました。それからおみやげも少々買い込みました。
さあ、ここから一気に長沼方面へ向かいますが、そこからの距離もみちのく自転車道乙字ケ滝からわが家までと同じ距離があるんです。しかし目的地は県道29号線の逢瀬公園から北へ4キロぐらいですから、長沼へ行く必要もないようです。国道118号の途中から大桑原へと向かい、大桑原から北へ進み、県道67号線を経由して県道55号線で北へ向かいました。
すると川にさしかかったところに『舘ヶ岡磨崖仏』という標識が出ていました。一旦は橋を渡って通り過ぎたのですが、せっかくですから見てみようと引き返したんです。
磨崖仏と言いますから、岩に彫った仏像のことです。和田の大仏がそうでした。脇道に入って約400m。それらしいものが見えてきました。
自転車と比べるとその大きさがわかると思います。ここの磨崖仏さんは非常に状態がいいようです。
製作は鎌倉時代と言いますから・・・そうとう昔のことです。ハハハ
興味がおありでしたら、どうぞ説明文をお読みになって下さい。
ほら、鼻だって高いまんまでしょう。これが鎌倉時代からここにあるんですよ。いろんな時代の人がここでこうして見たり、拝んだりしたんでしょうね。そしていまは2008年・・・。
すぐ近くの土手はカタクリとキクザキイチゲの群生地でした。残念ながらカタクリはもう盛りを過ぎたところでした。
さあ、とんだ道草をしてしまいました。なんだか空模様も少しあやしくなってきて、ポツリ、ポツリと雨が落ちてきました。さあ、ひたすら帰りを急ぎます。それにしてもいい走りです。雨が落ちてきたら、なおさら良くなってきたようです。
結局、雨はポツリ、ポツリだけで済みました。うちへ帰り着いて、サイコンを見たら、57km・・・これはウソだ!平均時速20キロでも4時間だったら80キロです。道草や休憩もあるのでそれよりは少ないとしても、嘘つきです。
悔しいから地図でルート測定をしたら74キロでした。サイコンの送信機とホイールに取り付けた磁石が離れ過ぎていたせいかも分かりません。(今日調整してみましたので、これからナイトランで試してみようと思います。)帰ったら“ケツ”の痛えーのなんのって、まだサドルと“ケツ”が仲良しになれないみたいです。
ああそれから、庄司菓子店の“大どら”とかめまんのおみやげは途中でちゃんと届けてまいりました。
(それから、写真が少ないのはカメラを持って行かなくて、携帯写真なんです。)
4月21日、いつまで待っても風強し。
「これじゃいつまで待っても埒があかない!」とついに業を煮やして、みちのく自転車道へと乗り入れました。時間はもう午後2時になっていました。
風は強いけれど、幸いなことに追い風気味です。そのスピードの出ること出ること。こんな調子じゃ平均速度が30キロ以上だったりして・・・。郡山市街地を横目で見ながらぐんぐん走ります。なにせ、時間が時間なのですから。
と、行く手を塞ぐマラソン女子高生の一団。体育の授業らしいです。
「チャス!ごめんねー!」
「こんちわー!おーい、前空けてよーっ!」おお気が利く生徒です。まるで先生みたいです。
「自転車おもしろいですかー」
「面白いよー、やってみなー」
「乗っけてってくださいー」
「ハハハ」
最後の固まりに「チャス!ごめんねー!」といってようやく全部かわしました。
須賀川の下江持橋を渡り、ここから須賀川駅前へ。目的の場所、庄司菓子店に到着です。ここ庄司菓子店は『大どらやき』で有名なんです。普通サイズのどらやきの他に、1個¥500、¥1,000、¥2,000、¥3,000は予約だったかな?があるんです。中身はいずれも“あんバター”です。サイズは¥2,100(消費税込)のもので直径が31cmといいますから、それはただの大きさではないんです。それに大きくなるほどうまいんです。
ところが、どう見てもスヌーピーのナップサックに入れて行くには¥1,000のものでは偏ってしまうかも知れません。そこで¥500のものを2個にしました。「自転車でどこから来たんですか」と聞かれたので、本宮ですと言ったら栄養をつけなさいと売り物の“どらやき”をいただきました。申し訳ない・・・、これからは『自転車で本宮から・・・』を殺し文句にするか・・・。ハハハ
残念ながら出発が遅かったんです。きょうの乙字ケ滝は時間の関係で見送ることにしました。おみやげの入ったナップサックを背負って、須賀川駅前を過ぎ、4号線の地下歩道を通り、娘の高校の前を通って長沼方面へと向かいます。いつか娘に『自転車で乙字ケ滝に行ったついでに、お前の高校のグランドから手をふってやっから』と言ったのを思い出しました。いえ冗談ですよ、ホントにやったら一生(2週間ぐらいかな)口をきいてもらえないと思いますよ。
高校を過ぎると、「油まんじゅう」で有名な“かめまん”がありました。その昔、高校を出て就職したばかりのころ、かめまんさんのすぐ前で仕事をしていて、「お仕事御苦労さん」と油まんじゅうをごちそうになったことがあり、その味が忘れられません。そのときのお礼に油まんじゅうを買いました。それからおみやげも少々買い込みました。
さあ、ここから一気に長沼方面へ向かいますが、そこからの距離もみちのく自転車道乙字ケ滝からわが家までと同じ距離があるんです。しかし目的地は県道29号線の逢瀬公園から北へ4キロぐらいですから、長沼へ行く必要もないようです。国道118号の途中から大桑原へと向かい、大桑原から北へ進み、県道67号線を経由して県道55号線で北へ向かいました。
すると川にさしかかったところに『舘ヶ岡磨崖仏』という標識が出ていました。一旦は橋を渡って通り過ぎたのですが、せっかくですから見てみようと引き返したんです。
磨崖仏と言いますから、岩に彫った仏像のことです。和田の大仏がそうでした。脇道に入って約400m。それらしいものが見えてきました。
自転車と比べるとその大きさがわかると思います。ここの磨崖仏さんは非常に状態がいいようです。
製作は鎌倉時代と言いますから・・・そうとう昔のことです。ハハハ
興味がおありでしたら、どうぞ説明文をお読みになって下さい。
ほら、鼻だって高いまんまでしょう。これが鎌倉時代からここにあるんですよ。いろんな時代の人がここでこうして見たり、拝んだりしたんでしょうね。そしていまは2008年・・・。
すぐ近くの土手はカタクリとキクザキイチゲの群生地でした。残念ながらカタクリはもう盛りを過ぎたところでした。
さあ、とんだ道草をしてしまいました。なんだか空模様も少しあやしくなってきて、ポツリ、ポツリと雨が落ちてきました。さあ、ひたすら帰りを急ぎます。それにしてもいい走りです。雨が落ちてきたら、なおさら良くなってきたようです。
結局、雨はポツリ、ポツリだけで済みました。うちへ帰り着いて、サイコンを見たら、57km・・・これはウソだ!平均時速20キロでも4時間だったら80キロです。道草や休憩もあるのでそれよりは少ないとしても、嘘つきです。
悔しいから地図でルート測定をしたら74キロでした。サイコンの送信機とホイールに取り付けた磁石が離れ過ぎていたせいかも分かりません。(今日調整してみましたので、これからナイトランで試してみようと思います。)帰ったら“ケツ”の痛えーのなんのって、まだサドルと“ケツ”が仲良しになれないみたいです。
ああそれから、庄司菓子店の“大どら”とかめまんのおみやげは途中でちゃんと届けてまいりました。
(それから、写真が少ないのはカメラを持って行かなくて、携帯写真なんです。)
アンカーくん、かなり馴染んできましたか?やっぱし
フルカーボンはいいんでしょうね~。サドル、馴染むまで痛いですよね~。がんばって自分の馬にするしかないんですね。でもどうしてもダメだったら”鞍”を替えるしかないんでしょうね。
どう見てもこの仏様は「大日如来様」なんですがねえ。
理由>
1、真言宗のお寺跡なら本尊が「大日如来様」です(真言宗は阿弥陀が上じゃなく大日如来が全て)。
2、頭の形が(パンチパーマのような)阿弥陀じゃなく上で長髪を結んだ大日如来の形
3、阿弥陀なら左右の腕が同じ角度ですがが、この像はひじの曲がり方が違っているので右手が上、左手が下にして印を結ぶ大日如来のものです
たぶん地元の人が知らぬまま間違って伝えてきたのだと思いますね
これ、間違いないです
それからサイコン(フライトデッキ)の走行距離表示が合わなかったのは、“サイコンの送信機とホイールに取り付けた磁石が離れ過ぎていたせい”のようでした。再調整していつものナイトランコースで検証してみましたら、ピッタンコでした。それから“尻痛”は今までゲル入りのサドルで甘やかしてきた結果なのかもしれません。でもその痛さは“先に明るさの見える”痛さです。なんとかなるかも・・・ね。
『寺院の創建からの歴史、沿革が在るにしろ所属宗派には無用なはずの教義からは異端像が多く存在する、真言律宗の寺に阿弥陀如来が本尊であったり浄土真宗系の寺に大日如来が奉られても不思議に感じない・・・』などという曖昧さもあるようですね。宗派から言ったら“玉井人さん”のおっしゃるように、大日如来だったらスッキリしますよね。
>像の右肩にかかった衣・・・
この部分ですが、この着方は「如来着付け」といって如来である証ですね
のでやはりどう見ても「大日如来(遮那如来)」ですね
Webで検索すると『胎蔵界大日如来は腹前で全指を伸ばして組み合わせる定印(禅定印、法界定印とも云う)を結んでいるのが特徴。また(金剛界大日如来、胎蔵界大日如来)いずれにも共通の特色は宝冠、瓔珞、腕釧、臂釧等できらびやかに飾り上半身には条帛を着け、頭上には肉髻がなく髻を結い、大円相光を負い蓮華座上に結跏趺坐すると云う華やかな姿をしている・・・』と書かれているものもあります。ますます深い霧の中に迷い込んでしまいそうです。ただただ“玉井人さん”の薀蓄には恐れ入るばかりです。わたし自身はこういうことには全く疎くて申し訳有りません。
“ピナ男さん”も歴史などにとても興味がおありのようですから、“玉井人さん”のブログもぜひご覧になられれば楽しいと思います。
きょうは雨降りでしたが、女房孝行をしてまいりました。