休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

『野口英世青春通り』を遊ぶ・・・(昭和なつかし館:会津若松市)

2016年03月08日 | 美術館・博物館・水族館・展示館
(2016.3.8 野口英世青春通り(レンガ通り):会津若松市)

3月8日、きょうは暖かくて天気もよし。







まずは、きょうの遊びの安全祈願に、会津美里町の伊佐須美神社に立ち寄りました。



伊佐須美神社は平成20年(2008年)に社殿が火災で焼失し、現在は仮社殿となっていますが、社殿が再建さると拝殿が高さ20m、本殿が高さ32.2mという上の写真にあるような“天空にそびえ立つ神殿”になるのだそうです。



さて、いよいよきょうの遊びに突入です。いま“ワイフ君”と会津若松市内を歩いています。



七日町通りの有料駐車場に車を入れて、あたりをキョロキョロしながら歩いています。





すると、なんということでしょう。白木屋と書かれた誠にレトロな建物があるではないですか。



ここは『白木屋漆器店(しろきやしっきてん)』。大正3年の建物なのだそうです。



そのお隣には、『滝谷建設工業(たきやけんせつこうぎょう)』のまたまたレトロな洋館が・・・。



ギリシャ建築のような太い柱が6本、建物の前面にそびえています。昭和2年(1927年)に旧郡山橋本銀行若松支店として建設されたものということです。



会津若松市の市街地を歩くのは今回が初めてなのですが、いやはや全くすごいところです。



きょうの目的はここ、『昭和なつかし館』。



もう店に入る前から、懐かしい昭和の匂いがプンプンなのです。



1階に陳列されている品々は、昭和生まれのわたしと“ワイフ君”にとってはどれも懐かしいものばかり。お値段が付いているものは販売して下さるとのこと。



2階には昭和の懐かしい路地が再現されています。こちらの見学は有料で200円。





ジュークボックスがちゃんど稼動していて、1曲20円で聴くことが出来ました。



もうこれをみたら、だれでもうれしくなっちゃうと思います。テレビはいまも健在なようで、鉄腕アトムが流れていました。



“山口ベニーサイクル”は山口自転車の実用車とのこと。山口自転車ではオートバイも製造していたそうです。そういえば、母親が最初に乗っていたバイクが、たしかヤマグチだったと記憶しています。





旅館や銭湯の入り口なんかも見事に再現してありました。





蓄音機、囲炉裏、鉄瓶、自在鉤・・・。



1階の奥座敷からは、それこそ懐かしい裏庭の様子が見えたりして・・・。いや、もう全く参りました。



『昭和なつかし館』を見たあとは、『野口英世青春通り』をブラつきます。



この建物は『野口英世青春館』と名付けられています。明治17年(1884年)に建てられたこの建物は、英世が明治24年(1891年)手の手術を受けた『旧会陽医院』とのことです。医学のすばらしさに感動した英世は、後にここで書生として過ごすことになります。





『野口英世青春通り』の中でも、電気や電話が地下化されたこの通りは、レンガ通りとも呼ばれているようです。







レトロな建物を見ているだけでも楽しいです。



時間がまだまだ足りません。きょうのところは、『昭和なつかし館』でいただいた、ここ『珈琲館 蔵』の割引券で、おいしいコーヒーを飲んで帰るといたしましょう。



『珈琲館 蔵』のドアを開けて中に入ると・・・じつに驚くべきものが鎮座しておわせられたのでした。(興味のある方はぜひお訪ねになってみて下さい。コーヒーもおいしかったです)



『野口英世青春通り』のショーウィンドウに飾ってあるお雛さま。
「うちもこういう簡単なのでよかったな」
「あなた、値段を見て。40万円よ」
「・・・」

昭和生まれの貧乏人は、すごすごと『野口英世青春通り』のショーウィンドウから離れていくのでありました・・・。


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2 コメント

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こんな景色は,.. (なでら男)
2016-03-09 12:09:00
大好物です。≧∇≦
絵画風にするソフトで加工されたようですが,いい味ですね。
野口英世は幼少期のマイヒーローでしたが,詳しい伝記を読んで熱が冷めました。なんだこいつは?って感じで。^^;

今度行ってみます。喜一でラーメン食いながら。^^;
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“なでら男さん” (koji)
2016-03-09 14:41:03
本当は“なでら男さん”のように、写真でいい味が出せればいいのですが、せっかくの景観も平凡な写真になってしまうのです。レトロな感じを出したかったのですが、少々やりすぎの感があります。
野口英世は小学生用の伝記がちょうどいいようです。実際は生々しすぎてあきれかえるところが多すぎますよね。伝記になるべきは英世の母のシカさんのほうかもしれません。
若松の市内観光は、とてもちょっとの時間では足りません。歴史の街だとあらためて思いました。
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