メキシコ国内旅行開始。まずはケレタロへ

21Oct2010 Queretaro

シャワーを浴びてパッキング。今回はトルーカにまた帰ってくるのでデイパック1個で旅行。サンドイッチの朝ごはんを食べジョンソンにしばしの別れを告げバスターミナルへ。11:30バスに乗り込む。社内ではバクスイ。14：30ここも空が真青だ！のケレタロ到着。ローカルバスでセントロまで行き（このとき「○○行きのバスはどこから出ますか？」というスペイン語を覚えた）セネア公園近くのホテルにチェックイン。



荷物を置いて町ブラ。ここは標高がトルーカよりも900ｍほど低いこともあってちょっと暑く感じる。



サンフランシスコ教会、サンタ・クルス修道院と歩き世界遺産都市ケレタロのシンボル、1726年から1738年にかけて建造された全長1280ｍの水道橋へ。展望台からの景色はとても美しかった。





晩御飯はコレヒドーラ広場のレストランへ入り50ペソコースメニューを頼む。おいしい5つの料理が次々に出てきて、相棒と顔を見合わせ「これマジで1人350円？？なんか俺たち勘違い支店じゃないの？でも勘定が3000円ってきても驚かないようにしよう」と申し合わせる。

おいしくおなか一杯いただいた後、勘定。お値段はまさしく2人で100ペソ約700円。こんだけ食べてこの値段は何だ！メキシコ万歳。

ちなみに好き嫌いの激しい、食わず嫌いが死ぬほどあるこの私でもメキシコ料理はマジでおいしい。まだ不味いものに出会っていない。安いはうまいはでサイコーである。来る前は食べられるものないだろ～な～と思っていたがそこら辺の屋台でつまめるもの皆おいしい。加えて会う人会う人皆優しくて笑顔がいいから、俺はホントこの国が大好きになってきてる。

食後、再度水道橋が見える展望台まで雰囲気のいい石畳の夜の街を歩く。



午後8時一気に水道橋がライトアップされるのをみてアイス食って宿に帰ってきた。



この宿ＷＩＦＩがつながるので久々のネットな夜。

最後の授業＆トルーカサッカー観戦

20Oct2010 Toluca

VIPSでネットしたあと最後の授業で学校へ。あっという間の10日間、20時間。旅行用にスペイン語を学ぶという目的とはちょっと違った内容だったけれど（つーか国籍とか、仕事とか親戚関係とかどーでもいいことにやたら時間を費やした・・）熱心な先生オガスチンとのクラスは楽しかった。またどっかの町で学校入ろうかな。





メキシコ人の彼の仕事の時間が変わって送り迎えしてくれなくなるから授業の時間を変えてくれ～と訴えるアンジェラ、ジュンペイともお別れし、ジョンソンと3人でバスでセントロに向かう。途中スタジアム前を通っているとき、いま試合やってる、見る？というので下車。50ペソのチケットをその辺の親父に売ってもらい入場。試合は後半が始まったところであった。



北中米カリブ海チャンピオンズリーググループＤ、前シーズンのメキシコリーグチャンピオンの地元トルーカとエルサルバドルのＦＡＳとの試合。一昨日会ったエドガーも14番をつけて出てた。


【エドガーだ！】

試合は5-0の完勝。愛する地元チームを応援するジモッチー達と一緒に観戦できて幸せであった。

激辛タコスをおなかいっぱい食べタクシーで帰宅。

現＆旧メキシコサッカー代表に会えた！

18Oct2010 Toluca

10時過ぎCosmo Vitralでジョンソンと待ち合わせ彼がメキシコの母さんと呼ぶ、過去ホームステイしていた家へ。親日家のパティさんは10数回目の日本から帰ってきたばかりで日本の土産コレクションなどを嬉しそうに見せてくれるのであった。今夜テレビキャスターデビューで緊張しているという三男も降りてきてやたらおいしいトルティージャオムレツの朝ご飯。

車で出かけたテオテナンゴ遺跡は本日月曜日でお休み。名物のパイナップルのお酒を飲んで（私はジュース）、メルカドでは黒い！とうもろこしから作った生地で豚の皮をあげた物とチーズを包んだ料理（私はタコス）を遅い昼食に。



テキストと上着を取りに一度部屋に戻ってから学校に行くと１時間も遅れてしまった。相変わらずの国籍葉なんですか？仕事は何ですか？を繰り返す授業を終えた後、再度バスでパティの家へ。用意された食材で相棒がポテトサラダ、肉じゃが、テリヤキチキンを用意する。肝心の醤油が中国製で相棒は料理しながら酷く落ち込んでいた。キッコーマンさえあれば極上の肉じゃがが食べられたのに。。でもおいしくてたくさん食べた。



途中仕事から帰ってきたのは元メキシコ代表サッカー選手の旦那さん、親戚3人、長男、そしてテレビ出演を追えた三男（午後８時からのテレビでその雄姿を見た）もスーツで帰宅。そして現メキシコ代表選手であるエドガー（先日の南アフリカワールドカップでは控えだったらしい）も訪問してきた。新旧メキシコ代表揃い踏み。ピンとこないけどすごい絵だよ、これ。スペイン語喋れたらどんなに楽しいか。。俺もジョンソンみたいに言いたいよ、「ユニフォームくれ！」って。


【一番右のおじいさんは昔のメキシコ代表、真ん中の巨大なのが現代表ディフェンダー！ 】

夜１２時帰宅。

メキシコシティー・ソカロを散歩

17Oct2010 Toluca, MEXICO

相棒が昨夜辺りから喉が痛いという。風邪うつっちゃったかな。体調万全ではない2人はチェックアウトの時間午後1時まで部屋でゆっくり過ごす。

今日は特に計画も無かったのでホテルのあるHidalgoから散歩。今日は日曜だからか近くのAv.Juarezは車の規制をしていて代わりに自転車に開放されていて気持ちよさそうにチャリダーが走っていた。



ここメキシコシティも2200mを超える高地で今日もカラッと快晴。人並みに押し出されるようにソカロまで歩く。老若男女、皆楽しそうに町を歩いていた。途中またまたおいしいタコスを食べ、おなかいっぱいにもかかわらず客がたくさん入ってた中華ビュッフェの店に。昨夜とうって変わってこれはうまかった。400円でこんなにいっぱい食べられて幸せ。次回メキシコシティきたらまた来ようと場所を覚える。







ドラムによるストリートパフォーマンス。魂に響くその音に感動してしまった。





午後5時半トルーカに戻ってくる。2泊3日メキシコシティツアー、最高に楽しかった。

Ipod touchの充電がおかしく試行錯誤。。

世界遺産「ティオティワカン遺跡」

16Oct2010 Mexico city, MEXICO

10時ホテルを出てメトロで北バスターミナルへ。ここからバスに乗り換え12時前ティオティワカンへ到着。

例の学生証を使って無料で敷地内に入ると猛獣の鳴き声がいたるところから聞こえる。これは売り子の親父たちがいたるところで吹いている土産物。。ティオティワカンとなんか関係あるのか？ちょっと欲しかったけどあんなもの持ってこれから5ヶ月周るわけにも行かないのでパス。

さてラテンアメリカ最大の遺跡都市ティオティワカン。ケツァルコアトルの神殿から死者の道を歩く。


【ケツァルコアトルの神殿】


【売り子会議】




【太陽のピラミッド】

はあはあいいながら太陽のピラミッドの頂上へ。





何故かこのときエアーズロックに登れなかった悔しさを思い出した。頂上では太陽の神からの力を得ようと手をかざす観光客に混じって写真を撮る。ここからは360度の美しい景色と心地よい風が待っていた。昔々のティオティワカン人はどんな気持ちでここからの景色を眺めていたのか。。


【太陽のピラミッドからみた月のピラミッド】

そして月のピラミッドに登って終わり。





感動値はエジプト・ガザのピラミッドに適わないもののなかなか素晴らしい。（感動するレベルが勝手にかなり高くなってる中での感動度なので・・）いたるところにある巨大なサボテン効果もあり、あ～はるばるメキシコに来てるんだな、と今更ながら再確認。

午後3時過ぎ遺跡を後にし4時半前メキシコシティーへ。ホテル近くの屋台でこれまたうまい！タコスを4つ（1個4ペソ：27円）いただき「メキシコサイコー」と叫ぶ。



一旦宿に戻った後、散歩中見つけた中華のビュッフェへ。ここは激マズ。最近の中国への嫌悪感からくるものだけではないマズさであった。メキシコではメキシコ料理、これが正解。

おいしい、まずい、がわかるほど風邪の具合もかなり良くなってきた。

ベリーズビザとルチャリブレ

15Oct2010 Mexico city, MEXICO

予定より1時間遅れて朝8時に部屋を出る。バスと電車を乗り継ぎメキシコシティのAuditorioに到着。ここからベリーズ大使館に向かうのだが詳しい場所が分らない。事前にネットで調べてはみたものの要領を得なかった。それでも大体の場所は分るので2キロばかりの道のりを歩いて探せばどうにかなると来てはみたものの到着が遅くなって面倒になりタクシーをつかまえることに。

用意しておいた住所を書いた紙を運ちゃんに見せるとわかった、とのことだったので乗り込む。タクシーなど滅多に使わない。交渉系は面倒だし、メータータクシー乗ったら遠回りされるんじゃないか、と心配になるし、どちらにしても違うとこ連れて行かれるんじゃないか、と落ち着かない乗り物なのである。ヨーロッパでは1回も使わなかった。

しかしこの若い運ちゃんは違った。一生懸命地図でその住所を探しだしきちんと到着してみせた。嬉しかった。



さて紙1枚書いてUS50ドル支払って手続き終了。１時間半後に取りに来いというので近くの大通りの椅子に座って時間をつぶし午後1時過ぎ無事ベリーズビザ取得。帰りはAuditorio駅まで歩いて戻りメトロでソカロへ。



威風堂々のメトロポリタン・カテドラルを見学したあとアステカ帝国の中央神殿跡のテンプロ・マヨールへ。さてここで初めて手に入れた学生証をだすことに。メキシコ国内の観光施設ではほとんど無料になる最強カードなのである。係の親父は怪しいと思ったのか30秒近くも表に裏に凝視したあと通してくれた。2人で102ペソ浮いた。ラッキー。



次は国立宮殿。テンプロ・マヨール博物館でもはや歩き疲れの兆候が見られ、並んでまで内部の展示まで見る気力が無かったのでそそくさと外に出た。

夕方、事前に予約しておいた2000円ばかりのホテル（それでも4つ星だ）にチェックインしちょっと休憩し夜のビッグイベントに備える。

夜7時ホテルを出て歩き始める。目指すはルチャ・リブレの殿堂、アレナメヒコ。20分ほどで到着し一番安い30ペソ（200円）のチケットをゲット。



会場の周りではマスクを売る屋台に人が群がる。



いや～プロレス生で見るのいつ以来かな。猪木対アドリアン・アドニス戦依頼かもしれん。中高校生時代は熱狂的プロレスファンだった。猪木がホーガンにアックスボンバー食らって失神したときは泣いた。プロレス会場で「下がってください！」のバイトもした。自宅の部屋には小泉今日子のポスターを囲むようにプロレスのポスターが所狭しと貼られていた。



午後8時半過ぎ試合開始。会場は3、4割の入り。それでも試合は盛り上がり私はそこに古きよき時代のプロレスを見た。娯楽の多様化していないメキシコ庶民の大切なエンターテイメント。人情あり、笑いあり、大声援あり。



レスリングはほとんどないけれどリングから蹴落としたあとのトペ・スイシーダはすごい。あれ一歩間違ったらレスラー死ぬよ。命賭けて飛んでんだな。。日本のプロレスは時代とともにすっかりすたれてしまったけれどここメキシコでは今でも変わらず皆のヒーローであり続けてることが分ってとても嬉しかった。近所の親父が実はルチャ・ドール。そんな現実がおもしろいルチャ・リブレよ永遠に。



夜11時過ぎても試合は終わらず、メトロなくなる前にホテル帰れなかったらやばいと思いメーンイベント途中で退席。12時頃ホテルに戻る。楽しい一日であった。

メキシコ風邪をくらう

11OCT2010 トルーカ

喉痛く風邪の兆候。なんか昨日から朝ごはんに相棒特製ペペロンチーノいただいたあとも体だるく午後2時過ぎまでうだうだ眠り、3時過ぎしょうがなく学校に行き授業を受け帰ってきた。

晩飯は昨日と同じサンドイッチをつくりジョンソンに振舞う。

部屋にサソリ！

10OCT2010トルーカ

朝9時起床。10時チェックアウト。相棒はまだまだ銀製品買う気満々で開きかけたお店をはしご。ネックレス購入。今日は市もなくまた日曜だからか昨日の喧騒が嘘のよう。





12：45発のバスで14：20トルーカ着。3時過ぎメキシコ初のスコールが30分ほど。

VIPSでネットし隣のスーパーで買い物して午後8時過ぎアパートに戻る。部屋にクリーニングが入ってた。

スーパーで試食して買ったハムが思いのほかおいしく、これで作ったサンドイッチがこれまた絶品。

夜、窓枠のところにサソリ出現。全長5センチくらいのちいさなサソリだけどまさかこんなところにいるなんてビックリである。

銀の町・タスコ

09OCT2010 タスコ

11時トルーカバスターミナルからタスコ行きバスに乗る。のどかな山間をくねくね走ってるといきなり沢山の人が道沿いのマーケットに群がってるのが見えた。



山には白い壁の家々が張りつき、いくつかの教会が格好よくそそり立つどこにでもあるけどすごく美しい街タスコに午後2時前到着。



マップを手に入れ、さ、ホテル探しでもしようかとしてたところでこの町に住んでいるという日本人のおばさんに声をかけられる。土曜日の今日は銀製品のマーケットが開かれてるから是非どうぞ～、と教えてくれた。確かに小さな屋台のような店がみちにびっしりでていた。3時以降は店仕舞が始まっちゃうというのでまずはそのマーケットをぶらぶら見て回る。



ここタスコは1743年に銀の大鉱脈が発見され栄えた町。鉱脈が枯れた今も観光地として発展しているらしい。で、町全体が総アクセサリー屋状態！で相棒は発狂状態に。質はわからないけどデザインは結構いいし値段は安い。これは女性にはたまらないだろうな。男にはつまんないけど。

お昼は売りに歩いていた売り子から買ったエビのタコス。超うま。あとマンゴーピューレを凍らせたシャーベットも激うま。



宿はソカロ近くの窓から素晴らしい眺望の部屋をとった。ちょっと休んでまたショップ回りにつきあわされる。。結局相棒はリングを2個手に入れとても機嫌がよかった。

ガイドブック曰くカンテラの灯る夕暮れ時が最も美しい・・、とのことだったので夜、宿に戻り窓を開けたらそれはもうすごくロマンティック！のはずだったが、いかんせん光が少なく寂しい限り。それでもこのタスコの町はすごく雰囲気があって結構気に入った。



夜中遅くまで騒がしいバンドの音を遠くに聞きながら2時頃眠りに落ちた。久々の旅気分。

スペイン語しゃべるミラ・ヨボビッチ

08OCT2010 トルーカ

初めての洗濯物だして、映画館へ。午後1時からResident Evil4 3D(バイオハザード4) をみる。



中でゆっくり食べようと思って買ったビッグマックは持ち込み不可といわれ外で焦って詰め込む羽目に。館内で売ってるポップコーンはいいのに。。で、映画。なんとスペイン語吹替え。言葉英語の字幕スペイン語だと思っていたのに。ストーリーは完全に映像からの想像100％。ま、それでも続編系3Dアクションムービーでよかった。次からちゃんと確認して入ろ。

夕方からジョンソンとイヴァンとの4人で買い物ブラ。フードコートで今回初めて中華っぽいもの食べて電子レンジ買って帰ってきた。