さらばラオス

９時前ドアをノックする音で目が覚める。ドアを開けるとボーイが例の靴を乾かせて持ってきてくれた。なんてやさしい人たちだ。アリガトウ。でもまだ完全に乾いてないね。。



さて今日からどうするか考える。

●カンボジアへ南下・・プノンペンやることないし。アンコールワットはもういいし。昨日までこのルートのつもりだったけど。
●ベトナムへ・・昨日のベトナムおじさんが誘ってはくれるが今年も１回行ったし。。フエに戻る道は過去痛い目をみた。
●ラオス北上・・こないだいったばっかりやし。

どれも過去いったとこばっか・・というわけでAir Asaで行ってないところを探し友人Ｍご推薦の島へ行くことにした。もうちょっとラオスで日にちつぶせると思ったんだけどな。

航空券をネットで予約した後、お昼は昨日のインドレストランで昨日と同じカレーをいただく。今日ロビーでずっと一緒にネットしていたベトナムおじさんともこれでお別れ。

1530パクセーから国際バスに乗り国境を超えタイ・ウボンへ。


1930ウボン発バンコク行きＶＩＰバスに乗る。到着は朝6時ころの予定。

世界遺産ワットプー

硬いベッドになかなか寝付けず。7時半起床。

昨夜予約しておいた8時ピックアップの車に乗る。今日の客は私以外に日本人男性（タイ・ハジャイ在住4年目の日本語教師）、ベトナム人男性（アメリカ・サンノゼ在住）の3人。

40分ほどで船着場へ。タイミング悪く1時間待たされる。




向こう岸に渡りここからガタガタ道を南に10キロで11世紀ごろ建設された世界遺産ワットプーに11時前到着。（世界遺産を持つ観光地なんだからちょっと整備したらどうよ・・・？？）

船着場で費やした時間をここで回収しようとしたドライバーのおかげでかなりの広さにもかかわらずたった1時間の滞在時間。



なんかやたらと一気に蒸し暑くなってきてはぁはぁ言いながら急な階段を上っていく。上からは遺跡と緑美しい平野が一望できた。






とにかくゆっくりする時間がなかったので汗で色の変わったシャツのまま12時車に乗り込み今度はコーンパペンの滝へ。

学校帰りの一団とすれ違う。こっちは帽子ではなく日傘できつい太陽から身を守っているようだ。



2時半過ぎ到着。遅い昼をここでとる。朝から何も食べてないが、食欲わかず野菜炒めとライスを半分残す。（オーダーする前に汚いキッチン見て戦意喪失・・）

雨季真只中だけあって水量多く滝は迫力満点。



川の向こう側はカンボジアである。ここはレストランで時間を取りすぎて滝を眺めるのは20分ほど。遥か北から流れてきたメコンはこんな表情も見せ、またここからカンボジア、ベトナムを旅して海に至ると思うと感慨深いものがあった。

4時パクセーに向けて出発。外もかなり暗くなり後30分で到着、というところでパンク。いつものイベントをありがとう。



宿に戻り昨夜必死に洗ったスニーカーをホテルの人間に干しておくよう頼んでおいた。でピックアップしたら昨日よりもっとぬれていた。。夕方きたスコールにさらされていたらしい。昨日あんなに頑張って洗ったのに。バンコクの下水菌が復活したらどーしてくれるんだ！と心の中ではムッとしたがボーイは笑顔で明日までに乾かして乾いたらすぐ部屋まで持っていくから、と掃除後乾燥用扇風機の前に持って行く姿をみて許すことにした。

夕食は近くのインドレストランでチキンカレー＆ナン。うまい。明日もここにくるであろう。いないけど。

ご飯終わってマッサージ。タイマッサージのコピーでした。

ラオス再び

0700過ぎ起床。8時前に白タクに乗りウボンのバスターミナルへ行き0930発ラオス・パクセー行き国際バスに乗る。バスはほぼいっぱい。隣の席はタイに住んで20年の日本人おじさんであった。今はリタイアメントビザで滞在し木材関係の仕事でよくラオスに来るらしい。ワーキングパーミットは税金が高くてかなわんとのこと。チェンマイは依然住んでたバンコクより生活しやすいとの由。

2時間ほど？でタイ国境の町チョーンメック到着しドロドロの道を歩いてラオス入国。



2ヶ月ぶりのラオス。窓から見える風景はやっぱりラオスである。何もない。隣のおじさんはラオスはだめだ、物価が高すぎる！タイが一番！とおっしゃっていた。

40分ほどでパクセー到着。1件目の高級！宿に荷物を置き、町ブラ。おじさんいわくパクセー何もないよ、観光客はいったいここに何をしにきとるんじゃ、のご意見どおり何もなし。10分も歩くとやることなくなる。



ラオスKipに両替しようとしたときちょっとした問題発生。何も考えずにラオスに来たがUS$もタイバーツもあまり持たずにきてしまった。パクセーで円はほとんど変えてもらえず、受け取ってくれるとしてもUS$よりレートが悪い。
（$1=8460kip,100yen=8300kip)実勢レートより10％ほど低いのであった。

さて明日からのルートをどうするか考え中。明日にはこの町を出るつもりである。

＊先日のバンコクでのスコールで道に下水があふれ出た中をサンダルではなくスニーカーで歩いたのだが、当然靴も、靴下も黒い下水にまみれてしまった。宿に戻り靴下は再起不能と判断し処分。スニーカーを処分するわけにはいかないので石鹸で洗ったのだが、3日たった今でもまだ乾いていない。（ずっと移動しているのでほとんどバックパックの中に入れているため）今ではドブの臭気と乾かない洗濯物特有の雑巾のにおいが強烈である。。同じところに2泊する時間があれば本気で洗いたいところだ。このままこの靴を履くと恐ろしいことになりそうである。つーか履けない。さーどうする。悩みは尽きない。

ウボンラチャタニー到着

10月17日1900ホアランポン駅に早く来てしまったためＫＦＣでハンバーガー１個の夕食とコンビニでいくつかの食料と水を購入。1940 8番プラットフォームにはもう15両編成の列車が入線していた。



切符を片手に自分の場所を探しだし座っていると係りの人がベッドメイクにやってきて慣れた手つきであっという間に今晩の寝床が完成。




2110　約40分遅れでゆっくり発車。バンコクを抜けるまではスピードも出さず何度か意味不明のストップを繰り返しながらちんたら走っていく。外は当然暗く景色はほとんど見えないのでブックオフで105円で手に入れた、たかのてるこ「カンジス川でバタフライ」を読みながら”あー俺も昔はこんなんだったな～”と思っているうちに眠気が襲ってきて眠りにつく。この簡易ベッドのシーツがやたらしゃきしゃきとしてて肌触りがよく寝心地最高なのであった。実はこの日昼前まで寝てて、眠れない可能性大だと思っていたが風邪薬が効いたのか、揺れと音をものともせず落ちていったのであった。

未明、目が覚めるとただの田舎ののどかすぎる風景。を眺めてたらまた寝てた。まわりの寝床はすでに片付けられいつものシート席に変わっていた。



出発遅れた分だけ到着遅れて0810ウボンラチャタニー到着。このままバスターミナル行ってラオスに入ってもよかったが時間はいくらでもあるし焦る必要がないのでここで1泊することにしTUKTUK乗って見当つけといたホテルに入る。この宿は無線LANが部屋で使えるのが嬉しい。。チェックインするやいなやネットやってるとまた眠たくなって2時過ぎまで寝てしまうことに。

シャワーを浴びて外出。といってもウボンまったく見所なし！フロントの人がBIG Cというショッピングセンターがあり歩くには遠すぎるから2番の場明日で行けと言われたが歩いていくことにする。4，50分歩いてもまったく見えてこないので途中からソンテウに乗るはめに。

BIG Cの近くにはバスターミナルがあり行ってみる。場所が変わっていなければ12，3年前に1度来たことがあるはずであったが、まったく記憶なし。前回はここで飲んだ超まずいオレンジジュースに入っていた氷にアタリ苦しんだ苦い過去がある。明日の国際バスの時間を確認しBIG Cへ。ただのスーパー。ちょっとうろついて宿へ帰る。

晩御飯は宿のすぐ目の前が屋台広場。フライドポーク韓国風というのをいただく。おいしかったがどこが韓国風なのかはさっぱりわからなかった。。。39バーツ、約100円でおなかいっぱいである。すばらしい。



えー、ちなみにウボンにいる外人旅行者は私一人のようです。

今夜は世界の車窓から

ニュースステーションが終わると世界の車窓からを見て、ニュース２３。これがいつものパターンであった。世界の車窓からはいつも旅心を必要以上に刺激し、会社を辞めて旅に出るというモチベーションを良くも悪くも維持し続けてくれた番組なのである。

基本的にバスよりも列車の旅が好きである。渋滞なし、故障なし、動き回れる。お金出せば横にもなれる。最大の魅力はもちろん車窓からの景色であるのはいうまでもない。「さぁ～ゆくんだ～その顔をあーげーて～」のゴダイゴ銀河鉄道９９９の主題歌がいつも流れ続けているのである。

今夜はウボンラチャタニーまでの１１時間を２等寝台よりお届け。しかしながら夜８時半発の車窓からはほとんど何も見えないのが残念。明日朝の数時間だけ車窓からの景色を堪能することとしよう。

バンコクは昼からスコールのあとすっきりしないお天気。早く乾期にな～れ。

（写真はパラゴンでの催し。今ここはパラゴン３階のコーヒーワールド）

バンコクついた

0115ほぼ定刻でスワンナプーム空港到着。
友人Ｍが迎えに来てくれた。いつもいつもありがとう。
出てこない荷物のせいでかなり待たせてしまった。。
昔は機内持ち込みの荷物はそのサイズに対していーかげんで我がバックパックは預けることなく持ち込めたのだが、最近は厳しくなったのか持ち込ませてもらえない。で、荷物が出てくるのを待つ羽目になるのだが、とっとと出てきたためしなし。。

空港の正規タクシー乗り場からタクシー乗ると余計に50バーツかかるので、出発ロビー階のタクシーに乗ったまではよかったが、このドライバーがろくでもない奴でメーターで行かされることにムッとしたのかすげー荒い運転。バンコクに限らないが夜のタクシーは運が悪いと時々こーゆー奴に巡り合う。

今夜はＭのマンションの上に部屋をとり預けていたパソコンを受け取りここ2ヶ月の写真の整理やiphoneの音楽入れ替え。

昼前カオサンに来て無料ＷＩＦＩのできるコーヒーワールドでネットしながらこれからの行き先を考え中。行き当たりばったりの旅行は効率が悪くてかなわん。。

先日買った第2代ネットブックは快適快適。1代目とほとんど重さは変わらないはずだが、やたら重く感じる。いつもこれもって移動することを考えると便利だけど面倒くさいなぁ。

旅行会社を通して鉄道チケット買うと手数料取られるし、いらぬ心配をしたくないので直接ホアランポン駅に行き購入。明日はいっぱいだったので明後日夜の夜行寝台を取った。

また行ってきます

今回の日本滞在はあっという間の６日間。

今回はまたミニパソを買ってしまった。
前回オーストラリアでキーがおかしくなり（私の落ち度）、初期不良のフリして修理に出してみたものの、帰ってきた答えは買った値段をはるかに超える修理代。キーが１つゆるくなっただけ（R押すとFが出てくる・・）であとは全く問題ないのでこのまま使おうとも思ったけどついつい。。

もうパソコンなしの旅は考えられない。
もっと前からメールアドレスなんてあったら昔出会った人たちとももうちょっとつながっていられたのに。今思えばもう一回会いたい人たちが数え切れないほどいるな。。みんな今どこでどんな人生を送っているのやら。。。

メールに電話にいろんな予約に活躍するパソコン。
世界のどこにいてもテレビ電話が無料でできるなんて、いやはやすごい世の中になったものだ。。。ほんとすごいよ。感動する。

さて行先は今年５回目の我が母国。
今回は中東も候補だったが高い航空券（燃油サーチャージもちょっとえーかげんにせーよ）と回るのにはちょっと日数が足りないかな・・というわけで母国に飛び、そこからどこかに行くことに決定。

ではでは日本の皆さん、大変お世話になりました。
行ってまいります。

日本帰国

0030定刻より少し早く離陸したアシアナ710便は0600無事にインチョン到着。
機内で全く眠れず。さて、これから4時間待ち。。

この空港、なんと自分のパソコンをネットにつなぐ場所が用意されてるのだ！
知らんかった。これがあると待ち時間退屈しなくてすみそう。
無線だけでなくLANケーブル、電源アダプター、盗難防止用の鍵！まても完備されている。
素晴らしい！成田もこれぐらいやれ！

しかしながらコンセントアダプターを預け荷物に入れてしまったため我がiphoneの命はそんなに長くないのであった。。

2週間前マニラ飛ぶ前にも食べたチゲ定食をいただき、おなかいっぱい。
キョーレツに眠い。

予定より1時間ほど遅れて1100離陸。成田まで来たもののなかなか着陸させてもらえず1400過ぎ着。無事帰れてよかった。ちなみに成田は台風一過、快晴！

夜は8時から元会社の同僚と新宿で飲み会。
久々のおいしい食事に遠慮なくがっつく。（そんな私のための食べ放題か？）
皆はできるだけ仕事の話をしないよう気を使ってくれていた（んだよね？）
や、やさしい。。

俺も働きてえええええええええええええええええええ。
旅が終わったらがんばろ。
（仕事してる時は辞めてえええええええええええええ・・でしたが）

帰国できんのとちゃうか。。&その後。

はぁ。。
セブは朝から強風吹き荒れ今にも雨が降ってきそうな感じ。
これじゃ今夜のフライトやばいんじゃないの。

フィリピンの天気予報検索しても曇り時々雨、風速4mとしか書いてない。今目の前で20mくらい吹いてますけど。。とても普通じゃない。

無事明日成田につけるとは思えなくなってきたよ。
早く帰っとけばよかった。
直行便にしとけばよかった。

昨日の親切な旅行会社でアシアナに電話してもらったら、セブからは問題なく飛ぶとのこと。
(なかなか繋がらなくて何度も何度もダイアルしてくれた。感謝感激！)

時間を潰すためにアヤラセンターの映画館に行きブルースウィリスのSurrogateを観る。最新鋭の映画館をほぼ貸切状態で楽しむ。これで310円は安い！席は上段、下段に別れていて下はもっと安いそうな。ちなみにタグバラランの映画館は120円ぐらいだった。



最後にいつもの所でマッサージを受け、タクシーで空港へ。とりあえず予約通り成田までのチェックインをしてもらえホッとする。飛ぶかどうかは別かもしれないけれど。。

あっという間の17日間。
アロヨ大統領曰く一生に一度の台風に始まり、2年ぶりに本州に台風が上陸する日に帰国とはほんとついてない。。
最初から最後まで台風に翻弄されっぱなしのフィリピンだったな～。

今夜日本に向けて出発！？

父ちゃんから8日に台風がくるぞ～とメールがあったので天気予報を見てみると、なるほどやばそーなのが接近中。セブーインチョンはいいとしてもインチョンー成田のフライトキャンセル無けりゃいいけど。。

そーだ！いいこと思いついた！今夜のフライトに変更だ！チケットは1Mオープンだから問題ないしセブにいても最早退屈だし。近くの旅行会社に入りアシアナの電話番号を聞き出す。で、ついでに電話もかけさせて、とお願いすると笑顔で貸してくれた。この緩さがいい！

アシアナ航空に電話がつながる。お願い。。どうか空席がありますように••との願いが叶う前に、返ってきた答えは「今夜はフライト自体がない」とのこと。週4便だそうな。。マニラアウトにしとけばよかったよ。。

今夜退却だ～と盛り上がった気持ちは急激に冷めまたアヤラセンターに来てうだっているところであります。無事なら8日に帰ります。。。