LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

かつてない恐怖バス。死の恐怖・・パンパスジャングルツアー1日目

2011年01月14日 | 南米日記
14Jan2011 Night Bus (La Paz-Rurrenabaque) BOLIVIA

朝9時40分、ブラジル銀行の前で待ち合わせタクシーで15分くらいのバス乗り場へ。11時発のバスは全く発車するそぶりも見せず、オヤジたちはちんたらちんたら荷物を積みまくる。


【左のバスが地獄行き】

12時半ようやく出発。ラパスの街を離れるとすぐ山岳地帯に入り車窓から顔を出して眺める景色はマイ車窓ランキング上位にはいるであろう凄さ。









(途中故障で2回、2時間ほどストップ。当たり前のように壊れるのはお約束)

しかしその凄さも山中に入ると未舗装の道路は段々凶暴化しやっとバス1台が通れる狭さ。右側は岩の壁、左は断崖絶壁。進行方向向かって左の窓側に座っていた私はもう生きた心地がしなかった。


【ここを大型バスで行く奴はバカだ】


窓からの景色はほとんど宙に浮いていて、窓から顔を出して下を見るとタイヤと路肩の間は20センチの世界。


【ここが生と死の境界線】

もちろんガードレールなし。小型の車ならまだしも大型バスなので右にハンドルを切るたび左後ろのタイヤが飛び出しそうになり、ちょっと路肩が崩れようものならあっという間に数百メートル下まで転げ落ちお陀仏。空は一気に暗くなってきていて緊張感倍増。こんな冷や汗タイムが1時間ほど。


【ほんとに怖い・・】

顔を窓から出すたびにその重さで落ちるんじゃないか、とさえ本気で思った。途中何度か崖にお墓があったからウン百人死んでいるのは間違いない。。

こんなバスチケット売るなよ。。。。つーか買ったほうが悪いのか。

夜9時半過ぎ、小さな町でようやく晩飯タイム。ずっと真っ暗闇の中を走ってきたので光が眩しくほっとする。


【がきんちょは皆、下で寝てた】



高度も700mといったところで暑いくらいだ。バスにはトイレがないので飲み物も控えていたがさすがに度重なる緊張に疲れコーラがぶ飲みし、またバスに乗り込む。一体いつ着くのかわからないまま。

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