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築地市場・東卸組合での日々

築地市場にある、水産物部仲卸業者の組合:東京魚市場卸協同組合での日々を広報文化課職員が綴ります。

海老供養祭

2011-10-29 15:45:03 | イベント
10月29日、今年で5回目を迎える「海老供養祭」が
波除稲荷神社で開催されました。

供養祭は、波まずは本殿において宮司による修祓、祝詞奏上、玉串奉奠
そして参列者全員による玉串奉奠が行われました。

海老を取り扱う方々が参列なさっているのですが、
その挨拶の中で

海老は、生産者の方々が子供を育てるように育てている。
〝生きたものを食べる〟ということは
〝命を絶つ〟とである。
今年は、大震災で大勢の方々の命が失われ、
改めて命の尊さを感じ、
その大切さを感じることとなった。

というおはなしがございました。

本当に、
日頃頂いているものの全てに感謝を。


本殿での参拝後は獅子殿


お神酒を頂いて終了となりました。

魚霊祭 活穴子供養を開催

2011-10-19 15:04:47 | イベント
活きとし活けるものをたくさん扱う築地市場。

春にはふぐ供養があります。
先日は活魚供養がありました。

そして10月19日には
東京都中央卸売市場特種物業会活穴子取引委員会による
「魚霊祭 活穴子供養」が波除稲荷神社にて行われました。


そう、穴子も活きているものを店頭で捌いていますものね。


本殿での宮司による修祓、祝詞奏上、玉串奉奠に続いては


また獅子殿でも。

日々命を頂いていることに感謝して。

平成23年度 第1回親子魚河岸教室

2011-10-15 16:20:36 | イベント
10月15日。
今年もやってまいりました「親子魚河岸教室」

「中央区地域家庭教育推進協議会」が開催する家庭教育学習会の一つとして、
2004年(H16)から行ってきているもの。

もう7年になるのですね…。

ということで、この親子魚河岸教室。
築地市場を親子で見学して、
お魚を捌いて、料理して、
自分で作ったお魚料理を楽しみましょう!!
というもの。

まずは正門に午前9時に集合した参加者。
築地市場場内の見学です。

その後、築地社会教育会館に移動してアジとイカを使っての実習、
講師を務めるのは築地市場の仲卸です。

今回は13組の親子が参加。
お父さんの参加も5組いらっしゃいました。

まずはアジ
講師が手本をしめします。

真剣に見つめるこどもたち。

そして、それぞれのテーブルに戻って




親子で頑張ります!

捌いたアジはショウガとネギでたたきに。
中骨はお味噌汁の出汁をとり、青さ汁に。
魚は無駄なく。


つづいてのイカも。

頑張ってきれいに内臓を抜きます。
皮をはいで、お刺身に。


もちろん、イカも余すところなく。
今回は講師によってゲソと内臓の炒め物。


今回のメニュー。
ごはん
アジで出汁をとった青さ汁
イカのお刺身。
アジのたたき。
イカワタ炒め




用意したご飯もお代わりで足りなくなり、
大きなお鍋二つ分の青さ汁も完売。

みなさま、自分たちで作った魚料理を堪能していただいた模様。

是非、おうちに帰って
今回参加できなかったお父さん、お母さんのためにお魚を捌いてみていただきたいですね。

そして、みんながよりたくさんお魚を食べ、
魚に親しみ、大好きになってくれますように。





こんにちはいっと6けん:サバ

2011-10-14 08:49:49 | 撮影協力・メディア対応
さて、金曜日。
こんにちはいっと6けん・魚情報の日ですね。

今日取り上げられるのは「サバ」
秋鯖ですね。


そして、今回は家庭でも簡単に作れるしめ鯖、を紹介していただきました。
ポイントは、何よりも新鮮なさばを使うことだそうですよ。

しめ鯖。
塩の振り方も置いておく時間も千差万別だそうですが、
今回は…

塩をたっぷり振って、水分を出す。

せっかく出した水分を戻したくはないので、
塩を洗うのはお酢。

でもって、お酢につける。


今回ご用意していただいたのは軽く〆たものだそう。



面白かったのは手前のもの。
ワインによく合う、がテーマとのことで
しめ鯖にブルーチーズ、その上にフライドガーリック、そしてオリーブオイル。

これ、本当に美味しかったのです!!

ザ・和食!!
のような〆サバがイタリアン風に楽しめる…。

というよりも、美味しいので是非試していただきたい一品でした。

当日の収録状況ですね。



こんにちはいっと6けんは 午前11:05~11:54
   魚情報のコーナーは 午前11:15~11:30の間です!


こんにちはいっと6けん:シラス・チリメン

2011-10-07 09:26:50 | 撮影協力・メディア対応
金曜日、ということで
こんにちはいっと6けんの築地情報の日ですね。
今日取り上げられるのは「シラス・チリメン」


左がチリメン、右がシラスになりますね。

シラス・チリメン。
イワシの稚魚なのですが、
その季節によって今はカタクチイワシの稚魚、
今出回っているのはマイワシの稚魚…と、大人になったときの姿は異なるそうですよ。

わかりやすいシラスとちりめんの違いは水分含有量。
生シラスがあり、
塩茹ですると…
茹で上げ後水きり程度の釜揚げシラス(85%前後の水分含有量)
50~60%程度に乾燥されたものがシラス
25~35%程度まで乾燥させたものがちりめん
その他には、畳いわし。
シラスを板状に乾燥させたもので、水分含有量15%程度

でも、水分だけではかれない産地、大きさetc…
店頭に並んでいるものだけでも圧巻!!


今回は美味しそうなご飯のご用意も



収録日。
ものすごく暑かったのですよね。

食べたかった、飲みたかった…。


こんにちはいっと6けんは 午前11:05~11:54
        魚情報は 午前11:15~11:30辺りになります






魚市場セミナー第7回「サンマ」

2011-10-06 18:50:44 | 魚市場セミナー
10月6日、魚市場セミナーも全10回中7回目を迎えました。
今回はとっても親しみ深い「サンマ」

もう食べ飽きてきてしまっているかなぁ…と思えたりも致しますが、
色々美味しく味わおう!!ということで。



冒頭、サンマの回遊からサンマの獲り方、現状…
色々な講義があり、



「何故サンマは腸まで食べられるのか!?」
という紹介も。

これはアジを開いたもの(写真がなくてごめんなさい)と
見比べて紹介頂きました。


そう、サンマには胃袋がないらしいのですね。
他の魚には胃袋があって、そこで食べた小魚等を消化して…という作業が入るのですが、
サンマは腸だけ。
口から入ったと思ったら腸を通って出て行くので、
腸の中にある餌たちも新鮮なまま。

そんな仕組みだったのですね。

この時期の生サンマ。
是非腸までお楽しみ下さいな。

さてお刺身。
この捌き方は素敵。
おしりから包丁を入れ内臓部分をそっくりそのままとってしまおうというもの。
楽チンです。

写真は鏡を利用した反転写真。

頭と内臓をはずして、
靴下を脱ぐように皮をむく。


そして、三枚におろしたらお刺身に。


お刺身というと、普通はワサビやしょうが。
しかし、サンマのお刺身は一味が合うのです。
七味ではなく、一味。


たっぷりのみじん切りにしたネギに一味、お醤油。
癖になる美味しさですよ。


塩焼きは、塩を振りすぎることなく、
塩はヒレや頭に。
できれば旨みが逃げないようにサンマは切ることなく焼く。

今回はなんと自家製ポン酢で頂きました。

お酢にフレッシュオレンジとグレープフルーツを絞ったものを入れ、お醤油。
これで自家製ポン酢の出来上がりなのですが、
本当に香りがよく、風味豊かなポン酢になるのです。

大根おろしとの相性も最高。

是非お試しいただきたい。


その他にも、お刺身を食べるときに…
と、お醤油にバルサミコ酢、オリーブオイルを混ぜたタレ?も紹介。

盛りだくさんのないようでした。


平成24年市場臨時休開市日。

2011-10-01 14:00:53 | Weblog
さて。
市場のお休み。
ちょっと特別?

市場用のカレンダーがあったりします。

そして、基本的に年に一度しか開催されない
「東京都中央卸売市場取引業務運営協議会」で決定します。

来年はうるう年だったのですね。
1年366日。
ということで、築地市場水産物部の営業日は274日となりました。


【東京都中央卸売市場HPより】PDFにリンクしています。


割と毎年一喜一憂する来年度カレンダーなのでした。


ところでこの「東京都中央卸売市場取引業務運営協議会」
今年は“第15回”
???
何でまだ15回なのだろう…
と思ったところ。
以下のような説明がありました。


東京都中央卸売市場取引業務運営協議会は、
卸売市場法(昭和46年4月3日、法律第35号)第13条及び第13条の2の規定に基づき、
東京都中央卸売市場条例第104条により設置しているもので、
中央卸売市場の業務の運営に関し必要な事項を調査審議する知事の附属機関である。

平成12年7月、
従来の「東京都中央卸売市場運営協議会」の所掌事項に
「売買取引に関する事項」を加えて、
「東京都中央卸売市場取引業務運営協議会」として発足した。

とのことで、
平成12年7月28日の「第1回東京都中央卸売市場取引業務運営協議会」の前は
平成11年12月2日に「第38回東京都中央卸売市場運営協議会」だったのですね。