Keep Your Stick on the Ice!

カナダで出会った生きている英語

No way, Jose.

2007年04月23日 | Weblog
 Torontoを去り、British Columbia州、Alberta州、Saskatchewan州を独り車を運転して旅を続けている。初日から3日かけてVancouverからReginaまでドライブし、Trans-Canada Highwayを、大西洋岸のSt. John'sから太平洋岸のVictoriaまで、7,477kmをつなげるという一つの大きな夢を達成した。そしてYellowhead Highwayを東へ、Rocky山脈の麓Hintonにやって来た。McDonald'sに入って、ハンバーガーをほおばりながら雪を頂いた急峻な山々を眺めていると、近くにいた父親が子供に向かって、"No way, Jose."と言っているのが耳に入り、びっくりした。Torontoでは"No way."はよく耳にする。辞書を見ると、"Jose"を添えることもあるらしいのだが、実際に使われているのを初めて確認できた。ここは観光地だろうから、その家族がどこから来ているのかは分からないが。子供の何らかの要求に「だめだめ」と応えていたのだろう。"Jose"はスペイン語で「ホウゼイ」のように発音し、正しくはeの上にacuteが付く。例によって"way"と"Jose"がrhymeになっている。ひょっとしたら、その子の名前が単に"Jose"だったという可能性がないわけでもないが。