今週の金曜日、親しい仲間8人が日本料理屋の一室に集まって僕の送別会をやってくれるという話になっているが、Julieが行かれなくなったということで、Christianが怒っていた。2人の会話を聞いていたら、Julieは"I want to come!"と言っていた。そのお座敷は僕らの職場からはるかかなたにあるというのに、なぜ"I want to go!"じゃなくて"I want to come!"なのか。単純に"come"は「来る」で"go"は「行く」と思っているから、その会話が不思議に思えるだけで、実は英語の"come"と"go"は奥が深いのだ。そんなことを再認識された。「ある目的地に行く」ことは"come"で言い表される。僕の辞書を見てみると、目的に向かって動くことを意味し、"go"よりも到達の意志が強いというような説明が添えられていた。Julieは単に僕の送別会に顔を出してくれるわけではなく、別れを惜しんでくれているのだ。"I may show up."とも言っていたが、"I want to come!"でも、じゅうぶん嬉しい言葉である。