alla marcia

こはぜの覚え書き

大津シンフォニックバンド第50回定期演奏会

2006-06-04 23:14:54 | 音楽いろいろ
 天井桟敷から見下ろす12台のティンパニは圧巻。
 プログラムはこちら。

  Ⅰ部 喜歌劇「軽騎兵」序曲
      トッカータとフーガ ニ短調

  Ⅱ部 12台のティンパニによる「Concertino for Timpani」

  Ⅲ部 「煌-KIRA-」
      On the march
      東雲
      Dithyrambos for Wind Orchestra
 
  アンコール:今年の課題曲1曲(曲名忘れました)+威風堂々

 休憩中のロビーでは、ティンパニソロの中谷先生の体調を気遣う声も聞かれましたが、そんなことは露ほども感じさせないスーパーパフォーマンス。華麗なばちさばきは勿論ですが、表の皮からお鍋の底までティンパニが丸ごと鳴っている音が、ホールの縦長の空間にぽんぽんと浮かんでくるかのように響いて気持ちいい!曲もメリハリがあって面白い曲でした。
 演奏後、贈呈された花束からお花を抜いて団員さんに次々渡していくパフォーマンスもお洒落。ダンディ(え、死語ですかあ??)な中谷先生、さすが何をなさっても様になります。
 Ⅱ部・Ⅲ部は作曲の先生もお見えになっていました。もちろんOSBさんが招待なさったのでしょうけれど、ご本人を前にしての演奏はすごいプレッシャーでしょうね。そのせいかどうか、プログラムの進行とともにアドレナリンが舞台に充満し、客席まで覆い尽くしてくるような勢いです。Ⅲ部の最後ディチュランボスまでくると神懸かり的な猛演。東雲のピッコロソロ(もしかすると持ち替えてはったかもしれません。遠くて確認できてません(^_^;)も鳥肌ものでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする