
2006年10月のある日、
庭のアサガオに大きな幼虫がいるのを見つけました。
調べると、スズメガの仲間、エビガラスズメの幼虫です。
観察がしたくなり、さっそく2匹、飼育ケースに入れました。

スズメガ科の多くの幼虫にはシッポがついています。
「尾状突起」というものです。
上の写真では、シッポのついた下の方がおしりです。
さて、数日達、いよいよ前蛹かと思われたのですが、

なんだか変です。
縮んでいます。
前蛹になる時に短くなる幼虫もいるので、
この時には「こんなもんなのかな?」と、放っておきました。
エビガラスズメは土の中に潜って簡単なマユを作り、
その中で前蛹になり、蛹化します。
その土の代わりに、ティッシュを数枚まるめて重ねて敷き詰めていたのですが、
待てども待てども蛹化せず。

とうとう、こんなに短くなって、死んでしまいました。
この時には可哀想な事をしたと、へこみました。
あとで知りましたが、ウィルス性の病気だそうです。
また同じ失敗をしそうで、しばらく、
スズメガ科を観察する気になれませんでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます