とこやの3階から。

日々思うことを、あれやこれやとつづっていこうと思います。毎日どんどん過ぎていくけど、ときどき振り返ってもみたいから。

クラック・デ・シュバリエ Crac des Chevalies

2008-03-10 22:18:54 | アラブの国から
遺跡紹介ついでに、シリアの遺跡もご紹介♪
これはシリア国内の遺跡の中でもかなり気に入っているもののひとつ、クラック・デ・シュバリエ Crac des Chevalies(アラビア語名は、アル・ホスン城)。首都ダマスカスから北へ110kmにある、ホムスというシリア国内で3番目に大きな町から、セルヴィースで30分くらい行ったところにある、十字軍時代のお城です。十字分が残した多くの城の中で最も保存状態がよく、美しい城として広く知られています(「歩き方」より)。
ダマスからだと約3時間くらいかな。切り立った急勾配の丘の上にどどーんと建つこのお城は、ヨーロッパ風の建築様式で建てられたんだけど、1271年にマムルーク朝の手に落ち、イスラム風の内装が施されたそう。もうとにかく、すばらしい!!!あとね、このお城はラピュタのモデルになったとも言われてるんだって。確かにそういわれると、丘の上にそびえたつその姿は天空の城を髣髴とさせるし、城内の緑やそこかしこに咲いている花々はまさにラピュタそのもの!といった感じ。城内に敵が入ってきたときに攻撃するための天井の穴も、そこから差し込む日の光も、「あ~こういうのあった!あった!!」といちいち感動しちゃうほど。でもって城内はすごーーーく広くて、私たぶん3回くらい行ったんだけど、まだ全部見切れてないんじゃないかな。細い通路の先に階段があってそこから塔の上のほうに続いていたり、通路の先の先に小さな小部屋があったり、いくつかの部屋が通路でつながっていたり、地下に続くような魅惑的な階段があったりと、何度行っても飽きない、冒険心をくすぐるつくりになってるのよね、これが!
このお城、本当に大好き♪

もう一枚載せるね!シリアにお越しの際は、ぜひぜひ行ってみてくださいな♪

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