どっちつかずな生活

写真は、喫茶店でお茶したら入れる温泉。壁の絵がいい感じに力が抜けててリラックスできる。小さい窓からもちゃんと緑が見えて、心身ともにあたたまりました。

3週間の実家ステイも明日が最終日。きょうは防災訓練の甥っ子を小学校まで迎えに行って（このまえ行ったのは震災の日だった）、しばらく家でだらだら過ごし、その後いっしょに歯医者に行って彼は待ち合いで携帯ゲーム、私は痛い歯石取りをしてもらい、帰りにいっしょにスーパーで夕飯を選んで帰宅。甥っ子とひさびさにふつうだけど楽しい時間を過ごせてなんだかうれしかった。明日たぶん朝荷造りして母とランチをし、その後空港へ、というコース。
この3週間、そんなに出かける予定入れてなかったからけっこう家にいて、そんなんだから半日爆睡とかもなく、ただただ家族とふつうの時間が過ごせてけっこう楽しかった。後半バタバタとスポーツクラブ通いしたのも新鮮でよかった。きっとここに住んでたら、スポーツクラブのインストラクターさんやよく通ってる人たちなんかと顔見知りになったりするんじゃないかななんてのも自然に想像がついたし、学生時代の友人のうちも思ったより近くて、（近くに住んでたら）生まれたばかりの赤ちゃんを見に通っちゃうんだろうなーとか、そんな想像も楽しかったりした。
今回は仕事一切もってきてなかったから、せいぜい時々ペーパー読むくらいで、べったり仕事漬けの日々がうそみたいに、文字通りのんびりした夏休みが過ごせたと思う。
でも、明日帰る、っていう実感は数日前からあって、帰ったらあれしようこれしよう、あ、あれもしなきゃ、とか心持ちわくわくしながら考えちゃってる自分もいたりして。ところ変わればなんとやら、自分の生活モードも自然と切り替わるようになっちゃってるみたい。まぁでも、帰ってもすぐには調子でないだろうからしばらくはのんびりちょっとずつ手を出しては休み、手を出しては休み、の繰り返しなんだろうけどね。
でもこんなモード切り替え（？）もあと1年。そろそろ次の仕事場を考えなきゃね。というか、現実的に動かなきゃね、ということで、就活もボチボチ再開しようと思います。
割にすぐ移動できる、この、どっちもホームの生活、気に入ってるので、またどっかで再開できるように頑張ります。
片方にいると基本そっちのことしか考えられなくなっちゃってこっちの大事さを見落としがちなのは気をつけなきゃと思ってる。もちろん、どちらも大切な人たちをちゃんと大切にしたいってのもあるんだけど、両方あると、どっちかで行き詰まったり辛くなったりしたときにもう片方を思って気持ちがラクになれるだろうから。そうやって日々支えてもらってるってことをちゃんと意識してたら、実際に会ったときにもちゃんと優しくできると思うしいっしょの時間を大事に思えるとも思う。
あんまり狭い世界だけだと苦しくなっちゃうから、こういうどっちつかずな感じ（？）なのも逆にいいかなって。どっちも大事にしたい。だって今回再会した人たちがみんなあまりに優しくて優しくて、私は十分にお返しできてなかったと思うの。だから、反省の意味も込めて。
こっちでの思い出を胸に、あっちに帰っても頑張ります。あっちでも、ちゃんと優しく。どっちに行っても「ただいま！」などっちつかずな生活、かなり気に入っています。