大同大学-高森裁判 経過ブログ

「ペンネーム使えますか?」
問い合わせただけで契約を解除された高森が、支援者とともに裁判を闘うドキュメンタリー。

J-CASTで非常勤講師についての記事

2009-05-07 23:26:28 | その他
 J-CASTのニュースで、大学非常勤講師の実情が記事になっていました。
 こちらからお読みください

 取材を受けていらっしゃるのは、首都圏大学非常勤講師組合執行委員長の松村比奈子さんです。大学非常勤講師の実情をアンケートに基づいて冷静に報告しておられます。

――報酬アップの交渉はできないのですか。

 との問いに対して、

まず給与等の勤務条件を質問するということすら出来ません。質問をして、じゃあ結構ですと断られるのが怖いからです。

 と答えているのには、まさにそのとおり。
 なにしろ、ペンネームを使用できない理由を問い合わせただけで、解雇されてしまうわけですから、報酬について訊ねたりしたら、あっという間にクビが飛ぶでしょう。
 しかし、そうやって非常勤講師に対して恐怖政治を敷くことで、大学側はすき放題できるようになり、どこまでもしいたげられていても質問1つできないというのはあまりにも理不尽です。

 この問題は、労働委員会でのあっせんのときに、労働者委員の連合幹部の方がおっしゃっていたことでもあります。
 曰く「ちゃんと気をつけていただいて、これからもこのお仕事を続けていかれるんでしょうから今後につなげましょうよ」
 私は、思わず「一体、「ペンネームを使えない理由を問い合わせる」というだけのことでクビを切られるところでこれ以上何を気をつけろというんですか?」といったら彼女は黙ってしまいました。
 「ペンネームを使ってはいけない理由を問い合わせる」だけでクビを切られるんですから、契約書を作ることを求めてもクビを切られる可能性があります。何をすればクビを切られるのか、あらかじめ予期することが不可能です。何一つ問い合わせることも、交渉することもなく、ただ言われたことをひたすら行う以外にありません。ここでは、社会の常識は通用しないのです。


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ブログ「玉野シンジケート」紹介

2009-05-07 02:15:57 | その他
 手前味噌ながら以前から私がやっているブログ『玉野シンジケート』を紹介します(^^;;。
 ずっとセクシュアリティの問題(特に同性愛やHIV)に取り組んでいたので、過去ログをみるとそういう関係のエントリーが多いのですが、ここ数年は自然環境系が多いです。とくに自分で行ったところの報告をしています。
 今年の2月にいった沖縄は座間味島のホエールウォッチングの話題が、いまごろエントリーされているのはご愛嬌ってことで。だって、忙しいんですもの(^^;;
 それどころか、1年近くたってもいまだに完成していない「レンベ海峡のクリッターズ」特集。この海域は共生と擬態のキングダム。生物学的には極めて面白いところです。生態学の話題にぴったりです。
 それから、割と長期的に見に来る人がいるのが、「ボルネオ旅行記」。ボルネオってテレビなんかでも熱帯雨林の代表として紹介されたりはするものの、コタキナバルくらいしか旅行ガイドブックには出ていない。しかし、ボルネオまでいってコタキナバルだけいって帰ってきてもあまり面白くありません。そこからもう一歩入り込んだところに大自然がある。それを伝えたくて書いた記事なんですが、いまだに毎年4~5人はボルネオ奥地についての問い合わせがあります。

 大同工業大学では、こうした旅行記的な実体験も織り交ぜながら、学生さんたちに興味を持ってもらえるよう工夫をして楽しくためになる授業をするはずだったんですよ。自分で言うのもなんですが、大同工業大学はわたしから仕事を奪っただけではなく、学生さんたちから貴重な授業を受ける機会も奪ったわけです。このことは訴状にも書きました。
 
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