J-CASTのニュースで、大学非常勤講師の実情が記事になっていました。
こちらからお読みください。
取材を受けていらっしゃるのは、首都圏大学非常勤講師組合執行委員長の松村比奈子さんです。大学非常勤講師の実情をアンケートに基づいて冷静に報告しておられます。
――報酬アップの交渉はできないのですか。
との問いに対して、
まず給与等の勤務条件を質問するということすら出来ません。質問をして、じゃあ結構ですと断られるのが怖いからです。
と答えているのには、まさにそのとおり。
なにしろ、ペンネームを使用できない理由を問い合わせただけで、解雇されてしまうわけですから、報酬について訊ねたりしたら、あっという間にクビが飛ぶでしょう。
しかし、そうやって非常勤講師に対して恐怖政治を敷くことで、大学側はすき放題できるようになり、どこまでもしいたげられていても質問1つできないというのはあまりにも理不尽です。
この問題は、労働委員会でのあっせんのときに、労働者委員の連合幹部の方がおっしゃっていたことでもあります。
曰く「ちゃんと気をつけていただいて、これからもこのお仕事を続けていかれるんでしょうから今後につなげましょうよ」
私は、思わず「一体、「ペンネームを使えない理由を問い合わせる」というだけのことでクビを切られるところでこれ以上何を気をつけろというんですか?」といったら彼女は黙ってしまいました。
「ペンネームを使ってはいけない理由を問い合わせる」だけでクビを切られるんですから、契約書を作ることを求めてもクビを切られる可能性があります。何をすればクビを切られるのか、あらかじめ予期することが不可能です。何一つ問い合わせることも、交渉することもなく、ただ言われたことをひたすら行う以外にありません。ここでは、社会の常識は通用しないのです。
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まず給与等の勤務条件を質問するということすら出来ません。質問をして、じゃあ結構ですと断られるのが怖いからです。
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なにしろ、ペンネームを使用できない理由を問い合わせただけで、解雇されてしまうわけですから、報酬について訊ねたりしたら、あっという間にクビが飛ぶでしょう。
しかし、そうやって非常勤講師に対して恐怖政治を敷くことで、大学側はすき放題できるようになり、どこまでもしいたげられていても質問1つできないというのはあまりにも理不尽です。
この問題は、労働委員会でのあっせんのときに、労働者委員の連合幹部の方がおっしゃっていたことでもあります。
曰く「ちゃんと気をつけていただいて、これからもこのお仕事を続けていかれるんでしょうから今後につなげましょうよ」
私は、思わず「一体、「ペンネームを使えない理由を問い合わせる」というだけのことでクビを切られるところでこれ以上何を気をつけろというんですか?」といったら彼女は黙ってしまいました。
「ペンネームを使ってはいけない理由を問い合わせる」だけでクビを切られるんですから、契約書を作ることを求めてもクビを切られる可能性があります。何をすればクビを切られるのか、あらかじめ予期することが不可能です。何一つ問い合わせることも、交渉することもなく、ただ言われたことをひたすら行う以外にありません。ここでは、社会の常識は通用しないのです。
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