青王我の横着日記とか

 小説版の序章を含めたADVゲーム、「ENDLESS MAZE」の製作日誌。
 でもたぶんただのにっき。

Japanで呑める世界のビール その2

2006-07-11 00:22:17 | 横着日記
 隔日でやろうかと思ってたら、
なんとなく毎週火曜日更新の趣になってしまった青王我です。こんばんは。

今晩はドイツビールの中でも、初めて飲んだ記念すべきビールにしようと思っていましたが、
同じドイツのビールでも面白いビールを見つけたので、こちらを先にご紹介しましょう。
というか青王我が忘れる。


 第二回も本日呑んだビール。
その名は、



『Marke Original
 OeTTINGER
 Radler
 Bier-Mischgetank』

簡単に言うと『ラドラービール』



 知らない人が多数だと思うので、少し解説しましょう。

ラドラー(Radler)は自転車乗りという意味です。もう少し詳しくすると、

 自転車→Fahrrad
 自動二輪(バイク)→Motorrad
                   (参考:和独辞典)
といったところです。
英語で言うライダーみたいなもんでしょうか。バイクだけど。

ラドラーは南ドイツで多く飲まれているようですが、
Alsterwasser と言う名前で北ドイツにも存在するので現地人でないとワカリマセン。
Alsterwasserとはアルスター川の(Alster)水(Wasser)という意味。

アルスター川はエルベ川の支流であり、
この川を堰き止めて作られた人工湖はハンブルクの真珠とも言われるほど美しいらしい。
ボート・サーフィン・スケートと、市民や観光客の憩いの場としても親しまれているぽい。
ドイツへサッカーを見に行った方々はこの川を見ているかもしれない。
ぶっつぁけ実際見ているわけではないので分からないけれども、美味しい水が流れてそうですな。


 少々脱線しました。

ラドラービールとは、なんらかの飲料とビールを混ぜた、言わばカクテルテイストビール。
とはいっても混ぜる飲料は大方レモネードと相場は決まっているそう。



そう、レモネード。




 初め、コレを呑んだ時、
「ファンタレモンでビールを割った感じ」
という感想を漏らした青王我。
妙に甘口で、苦味が消えていて、色も薄くて、香りが変。

まさに ビ ー ル じ ゃ ね え。

それもそのはず、調べてみればレモネードとビールの配合比は{50:50}。
レモネードといえばレモン果汁の蜂蜜+水割りなので、こりゃ甘いわけだ。

なぜに自転車乗りビールかと言えば、自転車乗りが喉渇いたときに呑んでも酔っ払わないからだとか。
たしかに甘いし、薄い割には味付けがしっかりしてるから爽やかで、自転車乗りの水分補給には……

って酒かい(´д`)ノシ

半分に割ってるのでアルコール度も2.5%と低めですが、
日本人がやったら道路交通法でしょっ引かれます。
欧米人ならではの文化ですねえ、コレ。

自転車乗りじゃなくても、この爽快な飲み口はビールが苦手な方にもお勧めできます。




売って無くても作っちゃえ。




■諸情報
『Marke Original OeTTINGER Radler Bier-Mischgetrank』
原産国:ドイツ
発売元:OeTTINGER
    Produkte→Bier&Softdrinks→OeTTINGER Radler で内容が見れます。(ドイツ語)
輸入者:キング株式会社
アルコール分:2.5%
容量:500ml(缶)
種類:(日本国内では)発泡酒
値段:(多分)298円

■その他
発売元はエッティンガーって読みます。

ラドラーはイギリスではシャンディー(shandy)と呼ぶらしい。
また、白ワインで割ったビールは、
Limoschoppen もしくは Süßgespritzter と呼ぶ模様。
                   (参考:レモネード wikipedia)

果実酒はどうもなじめないけど、まだ開けてない小口ワインがあるし試してみようかな。

あ、そうそう、レモネードもビールも濃い口のヤツを使うと美味しくできるみたいですよ。

コメントを投稿