青王我の横着日記とか

 小説版の序章を含めたADVゲーム、「ENDLESS MAZE」の製作日誌。
 でもたぶんただのにっき。

フェミー先生の魔法講座 一限目:魔法の規模

2009-02-22 05:29:05 | フェミー先生の魔法講座
フェミー:始まっちゃいました。
???:始まりましたね。

フェミー:世界のフェミーです。よろしくネ?
???:気持ち悪いです。

フェミー:そうかな。
???:それは、もう。

フェミー:じゃあ、普通に進めて行きましょうね。
???:はい。

フェミー:フェミーです。正確には、テーチ・M・フェムスターっていうんだけどフェミーでいいや。長いから。
???:テーチじゃないの?

フェミー:ええ、テーチは姓ですからね。こっちでは。いや、あなたもこっちの人でしょ。
???:そうでした。

フェミー:丁度説明しようと思ってたから構いませんけどね。
???:あはは。

フェミー:笑いどころじゃないです。
???:お話進まないよ?

フェミー:……では、改めてご説明します。本講座は青王我著『魔法理論』から抜粋して、受講者へ簡単にご説明するものです。
???:実態は青王我が風呂場で閃いた程度のものらしいけどね。

フェミー:そういうこと言わない。それで、進行の私とは別に毎回ゲストをお招きします。
???:今回は私ね。

フェミー:はい。今回は最初に講義の目的もろもろを説明しなければいけなかったので後回しにしていましたが、
     次回以降は最初にゲスト紹介が入ります。
???:それでここまで???という、この仕打ち?

フェミー:ええ、すみません。
???:本番前に聞いたけどね。

フェミー:そういうこと言わない。
???:あはは。

フェミー:えー……、それでは今回のゲストをご紹介します。ケーキショップ『りあらいず』のココ・S・レイヤーレインさんです。
レイ  :はじめまして。レイです。

フェミー:いつもお世話になってます。繁盛されているようですね。
レイ  :ひとえに私のおかげですね。

フェミー:言いにくいこと、言い切りますね。そういえばどうして『りあらいず』って店名なんです?
レイ  :英語辞典で目に付いた単語だから。確か意味は悟り。

フェミー:意味が分からない……。
レイ  :それより、なぜ私がゲストなの? そっちのが不思議。

フェミー:それはね。
レイ  :え?

フェミー:……あなたが最初の受講者だから。
レイ  :それじゃ仕方ないな。

フェミー:知り合いだからってのもありますけどね。
レイ  :別に構わないけど。それより残り時間。

フェミー:ああ、いけない。もう半分まで使っちゃった。
レイ  :残りは自習にしない?

フェミー:いえ、今回は簡単な内容なので、すぐに始めれば間に合います。
レイ  :残念。

フェミー:それでは今回の講義へ入らせていただきます。
レイ  :お願いします。

フェミー:魔法の規模は一般的には五段階に分けられています。こちらでは初等部でも習うので、もちろんご存知ですね?
レイ  :法(ホウ)、文(モン)、印(イン)、円(エン)、陣(ジン)ですね。

フェミー:その通りです。この上に星(セイ)を加える方もいますが、あまり一般的ではありません。
レイ  ;なんですか? それ。

フェミー:その名の通り星と星を繋いで魔法回路を構成することですが、机上論に過ぎないのでスルーしてください。
レイ  :分かりました。

フェミー:それぞれ名が意味を表しているのですが、ビギナー対象なので簡単に説明いたします。
レイ  :まずは『法』ですね。

フェミー:『法』は一言魔法と言えます。構造が簡単なので、すぐに発動できますが、そのぶん効能もお手軽の域を出ません。
レイ  :でも工夫すれば役立つものもありますよ。『バーナー』とか。

フェミー:ええ、魔力をただ流しさえすればいいたぐいのものが人気ですね。
レイ  :なるほど、では『文』は?

フェミー:俗に言う詠唱が必要なものです。必ずしも詠唱が必要とは限りませんが、とりあえずそれは置いときましょう。
レイ  :御札に書いてあるのも『文』ですか?

フェミー:そうですね。御札程度だと大量の魔力が流せませんから『文』が限界と言われています。
レイ  :模様が書かれている御札も見かけますが。

フェミー:一概には言えませんが、恐らくそれが『印』です。
レイ  :恐らく、とはつまり?

フェミー:『法』で作られた単なる模様と、文を複雑に組み合わせた『印』の判別が一般の方には難しいからです。
レイ  :そうですか。

フェミー:ただ、少なくとも紙製の御札には『印』クラスの刻印は無理です。木製、石製、金属製なら可能性はありますね。
レイ  :なるほど。木製だけど安物だし『法』、かな。

フェミー:お次は『円』です。『印』と『印』を『文』で繋いで大きな回路を構成します。
レイ  :道路工事の業者がよく円いの地面に書いてるね。

フェミー:ええ。下準備に時間が掛かりますが、その分得られる効果は大きいです。必ずしも円形である必要はありませんが、
     まあこれも割愛しましょうか。
レイ  :紙面の都合ですね。

フェミー:紙面とか言わない。
レイ  :……『陣』で最後です、先生。

フェミー:先生だなんて、そんな。じゃない。『陣』ですね。
レイ  :あと250……。

フェミー:? 『陣』は『円』をいくつも使って組んだ大規模な魔法です。多くの人手を必要とします。
レイ  :具体的には?

フェミー:5人や10人は当たり前、大昔には大陸の端から端にかけて伸びる『陣』が作られ、
     詠唱者は延べ1000人を超えたそうです。
レイ  :その効果は……?

フェミー:残念ながら不詳です。
レイ  :あらら。

フェミー:そんなところで今回はここまでです。レイさんお付き合いありがとうございます。
レイ  :あっ、ベルが鳴った。

フェミー:いけない、部屋の鍵返さなきゃ。それでは皆様また次回っ。
レイ  :次回あるのかな……。

リアルな魔法論

2009-02-16 06:04:31 | 横着日記
 訪問者数が増えたのは単純にリピーターの方が来てくだすったのか、それとも新着に登ったのを自動巡回ロボットが拾ったのか……。
 こんばんは。猜疑心の塊、青王我です。


 魔法理論の更新も二回目となりました。未編集の単語は早くも八つとなり、カオス加減が見え隠れしていますね。

 斜線部分は後々対応する記事を作った際にリンクを繋げる予定です。問題点は記事が数十に及んだ場合に青王我が悶死する可能性がある点と、記事の中身がタグだらけになって青王我が悶死する可能性がある点ですね。どちらにも茨の道です。

 あ、そうそう、魔法理論の与太話は基本的に横着日記カテゴリの方で語っていこうと思います。魔法理論はあくまでもメモの寄せ集めなので。


 で、魔法に関して常々思っていたのは、リアリティに欠ける設定の多いこと。
 ただ「マナっていう魔法の源があって、それで魔法が使えるんだ!」とか言われても意味が分からない。

 マナがどこにあって、物理現象に干渉できるようなエネルギーが普段どのような形になっていて、それでどうして魔法という形で放出できるのかが分からない。

 魔法の炎とライターの炎が同じ物理現象なのか、そうでないならどう違うのか、そうであるならどうして同じ形を保って火の玉が飛んでいけるのか。

 科学的でないにせよ納得出来る説明が無いのはリアリティに欠けると言われても仕方の無いこと。

 リアリティというのはなにもサイエンスフィクションとファンタジーの違いではない。戦ったら疲れ、疲れたらおなかが減り、物を食べたら眠くなり、後々にはトイレに行くというようなリアリズムがどの世界にも求められているはず。

 船が傾いているのにラストで直立した煙突を登っていくような救助映画にはリアリズムがあるとは言えないし、もちろんそれでは本当の意味での感動は得られない。突っ込みどころは少ないほうがいいのだ。


 ……。


 うっかり熱くなってしまいました。どうも熱くなると論文口調になってしまいますね。徹頭徹尾、口調を統一したくても感情がそれを拒否しているようです。

 小説でそれをやったら顰蹙を買いますけどね。


 そんなわけで現実味のある魔法世界を築くべく、私は就職先を探しに行ってくると致しましょう。

 何かご意見や魔法理論に関して感想や、あるいはアリエネエwという点がありましたら、既存の魔法論に囚われない範囲でお願いいたします。

非採用例:「あの作品ではこうだった。だから違う」

採用例1:「ココとココ矛盾してる」
採用例2:「それ、なんて○○?」

 感想とか是非、よろしくおねがいします。

 では、また。

久方ぶりの投稿ですかね

2009-02-13 04:43:05 | 横着日記
 失業しました! こんばんは、青王我です。
 喜ばしいことではないですね。いまやUターンNEET予備軍です。


 一年振りの更新で初めに言いたいことは、またしてもホームページがフっとんだということです。まあ、更新する暇は無かったんでどうでもいいんですが、無いは無いで何か物足りない。

 そんな理由があるんで、またどこかにホームページを開設しようと画策しております。内容は、小説・魔法理論・ENDLESS MAZE・レビュー、とゲームソフトの公開を予定しています。

 なんぜゲームソフトかというと、小生、九ヶ月間ソフトハウスに勤めていたのでプログラム能力の修練のついでにゲームでも作ってみようかと思い立ったから。なにしろ九ヶ月しか勤めていない上に、別段ゲーム会社というわけでもなかったから作り方も何も分かるものでは無いですが、まあ、何か作ってみるとしましょう。

 というわけで、これまで公開していたホームページは綺麗さっぱり消えてしまいました。続報をお待ち下さい。


 で、また青王我は酔狂なことを始めました。魔法理論の構築ですが、そんな大層なことを言いつつ今までは三日坊主で大した成果が上がりませんでした。理由は明快で、特に考えがまとまってもいなかった為。

 今回はある程度、考えがまとまってから事を始めているので、そこそこカタチになるものが出来上がるのではないかと考えています。まだ始まったばかりですが。


 あと小説のことですが、最近は全然手を付けていなかったので在庫はありません。しかし例のごとくネタだけは溜まっているので、迸る奔流のごとく掲載することもあるかもしれません。たぶん。

 そういう話をすると、←のカテゴリの気紛れ小説が気になってくるところ。一回だけ書いて放置している「はしご」や、卒論で書いた砂漠を走るサボテンの話(しかもこれは続きが気になると、読んで頂いた方から感想があった)も書いてしまいたいところ。

 とりあえずは魔法理論を優先したいと思うので、上記二作品はリクエストあればというカタチにしたいという要望。しかし誰かリクエストしてくれる方はいるのだろうか? いや、いるまい。(自己否定

 そのうち書くと思います。他の作品もしかり。


 とりあえず目標は酒飲み神主。シューティングゲームも作りたいが如何か。