青王我の横着日記とか

 小説版の序章を含めたADVゲーム、「ENDLESS MAZE」の製作日誌。
 でもたぶんただのにっき。

詩 それはこころの深淵

2007-02-08 12:16:02 | 横着日記
さすがに窓開けた上で半袖はきついですね
こんばんは。青王我です
間違えたこんにちは。青王我です


こんな真昼間からナンですが、イイものを発見しました
お姉ちゃんの詩集 Amazon
お姉ちゃんの詩集 まとめwiki

某掲示板発の「電車男」式発行物ですね
ただし違うのはオタクが云々ではなくて、うららかな少女の詩だということ
ただ、まあ、発行になったのは「電車男」のあおりでしょうねえ

「この速さなら売れる!」

的な感じ?


しかしwikiやらスレッドの流れを見てると、これは秀逸な匂いがします
なぜなら、詩というには変に黒いってところ

理由は明白
人に見せるつもりじゃなかったから

詩っていうのは大抵、いつかどこかで見せるつもりで書いてます、たぶん
小説にせよ、こころの産物ってのは誰かに見せることで真に安定を見ます

「こんなの書いたんだ」
「へえ、いいじゃん」
「ありがとー」

ってな感じで他人に確認してもらうことがある種の快感であるのかもしれません
実際、私がそう

ところが誰にも見せる気が無い
もしくは誰もみることができないはず
と思って書いている詩には、
人に見せるアテがあって書いているものには無い、
こころの本音が記されるのです

あと、書いている時期が若いというのも評価が高い理由のひとつ
まあこのひとは元から若干お天気な人っぽいですが、
若くてこころの安定化が完全でないころは直球でいいですね
直球ゆえにどこへ飛んでいくか分からない発想力も、やはり若さゆえですか


あとね


ここの所笑ってない! ってひとは下のスレ
詩をまともに見たいってひとは全部見ないで詩集買ったほうがイイデスヨ
スレの流れがないとおそらく一変しますね、この作品
スレッドは顔が見えないとはいえ、
誰かが一緒にいて、一緒に観ている感がありますが、
『詩を読む』というのは自分と詩との一対一の真剣勝負のようなもの
笑ったり重くなったり苦笑いしたりいろいろあるかもしれませんが、
妙にしんみりしてしまうはず



お値段も1000円とお手軽
忘れてなければ来月にでも買ってみようかしらん


どことなくfiction臭漂う「電車男」と違って、
有無を言わせぬセンスと凄みがあるね
スレの住人じゃないけど、
『作者がたとえ>>1でもかまわない』
ホント、「電車男」とは違うよね



>>「電車男」になんぞ恨みでも?
→どうでしょう?