木村長人(きむらながと)。皆さんとつくる地域の政治。

1964年(昭和39年)千葉生まれ。元江戸川区議(4期)。無所属。

被災地への自家用車寄付が1台、実現しました!

2011-05-04 00:08:11 | 地方自治
 4月5日のブログに「愛車を手放す前にできそうな被災者支援」と題し、「もし万が一、古くなった愛車を今まさに廃車して新車を購入しようとしている方がいらっしゃれば、その一台の中古車を廃車せず被災者に寄付することで、大きな支援となりうる、ぜひお願いしたい、という内容の呼びかけ」を行いました。

 それからしばらく特にこの記事に対する反応はなかったのですが、数日前、私が非常にお世話になっている方から連絡があり、「もう車に乗ることもあまりないので、車検1年残っている自家用車を被災地に寄付したい」との申し出がありました。

 しかも、その車は名の知れた高級外車です!

 私も少々驚いたのですが、その方のご意思は固いようで、早速、車を受け入れる被災地、運搬方法、名義変更手続きなどについて具体的に調査を開始しました。私は、自治体学会のMLに情報を流したり、いくつかのつてを探ってみました。しかし、残念なことに、具体的な自家用車寄付のお申し出が出てきたというのに、今度は私のほうがその寄付を運搬へとつなげるルートを見つけられないのです。何とも情けない。ハタと困り果ててしまいました。

 2,3日が経過してしまいました。そして、たまたま友人に被災地への自家用車寄付の話があること、しかし、なかなかその受け入れや運搬のルートが見つけられないこと、などを何気なく話しました。友人も「実際にそうした寄付の申し出があっても、いざそれを現地までの届けるとなると、誰がどうやって届けるのか、運賃はだれが負担するのか、難しい」という話をしたりしていました。

 しかし、持つべきは友とはこういうことを言うのでしょうか。その友人が翌日、「信頼できる具体的な受け入れルートがありそうだ」という頼もしく、嬉しい連絡をくれたのです。一気に光が見えてきた気がしました。

 早速、寄付者の方に連絡をしました。そして、昨日、無事に名義変更などの手続きが完了し、車は寄付者の手を離れ、友人が見つけてれくれた業者さんから被災地へ向けて出発しました。

 個人のお名前はこちらには記載しませんが、私の住む西葛西のご近所の方々の縁で実現したことです。車を寄付して下さった知人、そして具体的受け入れルートを見つけれくれた友人に、それぞれ深甚なる謝意を表さなければなりません。ありがとうございました。

 移送された車が被災地のどこかで、被災者の皆さんのニーズにこたえ、大活躍することを祈るばかりです。




江戸川区議会議員 木村ながと
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