ガエゆだR。

~ガチとエンジョイとの狭間で未来の夢を抱くブログ・REBOOT。~

【ATTENTION】始めにお読みください【NOTICE】

この度は本ブログに足を運んでいただきまして、誠にありがとうございます。
本ブログを読むにあたり、注意事項がありますので、三つ…言わせてください。
一つ。本ブログはタイトルの通り、「デレマスのガチ勢なのかエンジョイ勢なのかよくわからない人のブログ」なので、
「若干ヒリつく話題にも首を突っ込み自分なりの解釈を述べるブログ」、という側面を持ちます。なので、燃えそうなヤツはいつの間にか無くなってるかもしれません。
二つ。管理人の性分がクソマジメちゃんなのでいちいち言う事が堅いです。ぶっちゃけクソつまんねー事も有ります。ご了承ください。
三つ。特にありません。…と言いたいところですが、自分の考えは飽くまで「ガチ勢でもないエンジョイ勢でもない半端者」のお話です。
読み流す程度にご覧ください。
以上となります。大変長らくお待たせ致しました。それでは、ごゆっくりお楽しみください。

闘エザイダン

2021-08-24 02:20:35 | (小難しい)雑記/お知らせ
どうも、Klowですおはようございます。

いきなりですが、皆さんは「SCP財団」というお言葉に聞き覚えはないでしょうか。
そうです。最近どちらかと言えばお子様向けのコロコロコミックにまで載っているというアレです。大丈夫?子供たちトラウマ物のヤツもあるで?
間違っても、オウム真理教のような実在する宗教団体の皮を被ったテロリスト集団ではありませんよ。

最近、嘆かわしくも当団体を実在している組織だと誤認し、上記のようにオウムのようなものであると財団職員を目の敵にして叩いている奴が現れまして、
あとで誤魔化しはしたんですが、時既に遅し。彼はTwitterでも5ちゃんねるでも大炎上の後玩具にされ、当財団の名がトレンドワードに踊り続ける、という事態がありました。
そこで「財団ってなんぞや」という人向けの為に、ニワカ財団職員を自称する私が、SCP財団について知る限りの事を、三つ四つほどお話したいと思います。

まず一つ目。SCP財団とは、ザックリ言うと

「作品内で登場する『怪奇現象を起こす人、物、果ては場所に至るまで、様々な"怪異"を他人様の目に触れないようにした上で、
その原理を研究し、解明しようとしている団体』であり、その団体の職員が書き上げた怪異に対する『報告書』形式のストーリーを
読む事が出来る、シェアードワールド型怪奇創作サイト」


です。シェアードワールド、というのは「ある一定の世界観を複数人で共有し、その世界観に基いた話をみんなで作る」というジャンルで、
近年で言うとハワード・P・ラヴクラフト先生のクトゥルフ神話がそれに該当します。よくTRPGの題材になってるアレです。
また、本財団には「カノン(原典)は存在しない」というルールがあって、SCP財団がその怪異を理念に則って

確保"S"ecure収容"C"ontain保護"P"rotect

しようとしている、というザックリした設定を守ってさえいれば、どんな人物が居ても、どんな怪異が登場しても良い、という自由な創作サイトとなっています。
余談ですが、クトゥルフ神話と同一視されることを皮肉った作品もあります。しかしそれはまた別の話。

二つ目。そこに掲載されているものは、先述の通り怪奇創作ですので、基本的にはホラー要素SF要素を大部分に含んでいます。で、報告書に記載された
「SCP-xxx」とナンバリングされている怪異をSCiPスキップ若しくはオブジェクトと呼ぶのですが、読み進めるとなかなかの恐怖体験が出来るものが多いです。
なのでそう言うのが苦手な人にはお勧めできません。(以後、本記事内では「SCiP」という名称を使って説明します。お付き合いください)
加えて、SCiPには収容難度に応じて「オブジェクトクラス」が割り当てられており、上から順に「Safeセーフ」、「Euclidユークリッド」、「Keterケテル」の3段階で判定されます。
記事を読み進めるとSafeやEuclidだと思ってたけどKeterに引き上げられた、なんてSCiPも存在します。軽く説明すると、
Safeは、こっちから何もしなければ大体は影響を及ぼさないし、収容方法も簡単(収容ロッカーに入れるだけ等)。クラス名の通り、比較的安全なSCiPが分類されます。
Euclidは、此方が何もしなくても影響を及ぼしてきかねないけど、方法も複雑ながら収容する事が可能な物という、かなりヤバいSCiPが分類されます。
Keterは、大体は収容する事が困難で、下手をすれば何らかの理由で人類が滅亡する可能性があるものもあるなど、激ヤバのSCiPが分類されます。
しかも財団内のページを見ると、この3段階に該当しない特殊クラスが割り当てられているものが有ったり、抑々クラス無しのものが有ったりしますが、そう言う奴は
往々にしてヤバ過ぎてクラス分類が意味を成さないものですし、分類できるものとしてKeterすら生温いと判断された超激ヤバSCiPには、「Apollyonアポリオン」という
クラスがつきます。覚えておきましょう。…が、しかし、そんなSCiPの中にも、「いざという時の財団の切り札になり得たり、現在恩恵を与っていたりするSCiP」を表す
Thaumielタウミエル」や、「何らかの原因で無力化したorされた」SCiPに与えられる「Neutralizedニュートラライズド」、そして「すでにそのSCiPの効果が解明された」として、
ナンバリングにも「SCP-xxx-EX」と割り振られる「Explainedエクスプレインド」などもあります。オブジェクトクラスだけでも奥が深いですね。
更に、SCiPの記事には大体「メタタイトル」というものがつけられていて、財団世界には出て来ないのですが、そのSCiPを作品として見る場合、そのSCiPを
的確に表すメタタイトルが付けられていることが多いので、後述する解説動画なども用いて、調べてみると良いかな~と俺は思います。

三つ目。そんなオブジェクトクラスだけでも奥が深く、覚えるのに一苦労しそうなSCPなのですが、YouTubeニコニコ動画を探すと、本家の報告書を嚙み砕いて優しく解説している、
「SCP解説動画」を作っている人が複数人いらっしゃいまして、本家の雰囲気をリスペクトした動画作りをしてくれる方から、所謂「ゆっくり解説」として、
東方Projectのキャラクターが解説する動画を作っている方まで、様々な物があります。ご興味のある方は、本家SCP財団のページと一緒に、其方を見てみても
良いのではないでしょうか。因みに私はビビリなので、動画で解説してくれると幾分か恐怖感が和らぐとして重宝しています。因みに、私がちょいちょい見ているのは
YouTubeチャンネルだと「ねこのSCPレストラン」「サリーの部屋」、ニコニコ動画だともっぱら「秘封が暴くSCP」シリーズですかね。どの動画も結構しっかり
解説して下さっているので、気になった方は是非検索してみて下さい。と言いつつ、先日とあるSCP解説動画にビビらされたのはここだけの話。

四つ目。最後は、「フィクションの世界の出来事が、現実世界を形作ったかもしれない」と夢を抱くことが出来る、
個人的に好きなSCiPについてお話ししましょう。

前提として。昔の財団世界は、色の濃淡でこれは赤いもの、これは青いもの、と彩られており、実際にそう言う色の筈でした。
要は、「モノクロ写真に広がっている世界こそ、本当の世界の色彩」だったのです。

そんな財団世界に現れたそのSCiPは、一部の写真にのみ現れる現象でしたが、ある時を境に人にも発生した事で、罹患した者が極彩色に変化し、更には、
「自分の見える世界まで極彩色に変化してしまう」感染症
として、収容が困難と見做し、Keterの分類を受けました。特別収容プロトコルでも、飛沫や遺骨などからの
接触感染を防ぐ為、感染者は真空状態で瞬間焼却する処分を取っていて、暗闇に封じ込めると、生物への接触感染を避けられる効果があると判明したことで、
これを利用し、何とか封じ込めようとしていました。しかし、1930年代、写真技術が発達し、実施されたとある実験から、この感染症は残念ながら財団が打つ手がないレベル
爆発的に流行して行き、人は疎か、他の動植物や、建物などの無機物、そして自然に至るまで、当時の財団職員には信じられない、色鮮やかな世界が広がって行きました。
そして、財団の最高幹部であるO5オーファイブは、このSCiPを前に、最初にして最後とも言える、事実上の敗北宣言をする事となります。

敗北宣言をすると同時に、財団は、「そのSCiPの影響下にある状態こそが正常である」、つまり「始めから世界は極彩色だった」と認識させる、大規模記憶処理
「アンニュイ・プロトコル」を実施。何もできなかったと悔やむ財団職員の記憶と共に、本SCiPは済し崩し的に「Explained」認定を受け、財団の努力も空しく、本SCiPは
封じ込めることが不可能となってしまいました。そのため、今の世界には、可笑しな青色に揺れる海と、下品な緑に萌える山々、そして…

青い、青い空Sky Blue Sky」が、広がっているのです。

というのが、俺の大好きなSCiP、「SCP-8900-EX」に纏わるお話でした。「青い、青い空」とは、本記事のメタタイトルです。良いですよね。
財団にとっては先述の通り「敗北を宣言せざるを得なかった」SCiPなのですが、これによって、今自分が見ている世界はカラフルなのだ、
と考えると、浪漫があるなぁと思って、とても好きなんですよね。気になった方は、実際に調べ、記事を読んでみると良いかもしれません。

と、SCPの解説を交えた後、一つ俺が好きなSCiPの話をしましたが、如何でしたでしょうか。
SCiPの中には、このSCiPのようにそこまでホラー要素の無いものや、クスッと笑える「SCP-xxx-J」のナンバリングがされた「Jokeジョーク」なんかもあり、
必ずしもすべてがホラー系の者ではないというのもとても大事なポイントなので、色々とSCPの世界を触れて回ってると良いですよ。
いちいち記事を読むのもちょっとなぁ、とか、記事を読みに行くの怖いなぁ、という方には解説動画もあるので、そう言ったものも活用し、創作の世界を探検してみると
面白いので、「実在する団体だ」と勘違いしてしまった人も、そうでない人も、SCP財団に触れてみると刺激的な体験が出来る…筈です。

確保、収容、保護の理念を胸に、お終いとさせていただく事にして。
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アシキ商魂

2021-08-02 11:37:02 | (小難しい)雑記/お知らせ
どうも、Klowですおはようございます。

先日、大手模型雑誌であるホビージャパンの編集担当だった伊藤大介さんが、

「プラモデルを正規の値段で買えないのは『買う努力』をしていないからであり、
買う努力をしていない人がテンバイヤーから買うのは当然じゃね?」
(※要約)

という明らかにテンバイヤーを擁護するような事を宣い、遂にはホビージャパンからクビを切られた挙句、彼の上司であった
常務・編集長・副編集長の3名が、彼の失言を真摯に受け止め、其々取締役・副編集長・デスク担当に降格処分を受けるという事件がありました。

自分もこのクソバカ編集マンに対して痛烈に非難していた一人であり、それを期にテンバイヤーを許さないという方にもフォローして頂けました。
そこれ、改めてTwitterでも呟きましたが、自分の「転売」に対する認識を、ここで書き記そうかなぁと思います。
ぶっちゃけ、分かってる人は分かってる内容ばっかりなので中身ペラッペラですが、テンバイヤーの何が悪いのと思ってる人にはご一読願いたく存じます。

結論から言えば

転売自体は悪くないハナから転売するつもりで買い占める事こそが最も悪い事であり、
ゆえにテンバイヤーは許せないし、それを擁護する奴も許しはしない」


という感じですかね。で、何故俺がこう考えているか…という話なのですが。
抑々、メルカリやフリルと言ったフリーマーケットやヤフオクなどのネットオークションへの出品と言うのは、消費者にリサイクルを促すという主目的の他に、
「自分が持っていた激レアの品を手放す替わりに、せめて欲しい人に買って貰いたい」とか「昔身に着けていた物を今身に着けられる人に渡したい」とか言う名目で
行われるものであり、転売と言う行為は、決して悪いものではありません。後述する悪徳テンバイヤーにより横行したマスク転売以外は殆ど法的に規制されていないのも、
転売と言う行為そのものが悪いものではないという証左だと言えるでしょう。大事な事なので二度言いましたよ。

ですが、問題はこの転売行為を

「自分の利益の為に、他の人が買う前に商品を買い占め、定価やメーカー価格の倍以上の値段で売りつけようとする奴ら」

が居る事なのです。そういう「法的規制されてないのを良い事に、値段を釣り上げて自分の利益を出す奴ら」の事を「テンバイヤー」と言います。
また、基本的に、テンバイヤーたちやそれを擁護する人間は、

「転売悪くないっしょ。遠方で足運べん奴らの為やで」

だの、

「結局テンバイヤーからも買うヤツおるから一緒やん。プラモやってるガキ・・・・・・・・・はその程度の事も分からん?(笑)」

だのと自身やテンバイヤーの行為を正当化するような事ばかりを言うものですが、基本的にテンバイヤーが行っている行為は、
「風が吹けば桶屋が儲かる」の理屈で考えれば、その業界やメーカーを先細りさせる卑劣極まりない行為なので、どのみちギルティなのです。

というのも、先程の理屈で考えれば、テンバイヤーが商品を買い占める事で、多くの人が商品を入手するチャンスを奪い取り、その商品が欲しかった人の
購入意欲を削ぎ落とすだけでなく、どうしても買いたいと思ってしまった人がテンバイヤーから買ってしまうことで彼らが味を占めてしまい、また次の獲物を捜させる原動力
してしまうどころか、メーカーさんが再販をかけても購入意欲が折れた人には売れなくなり、最悪そのジャンルやメーカーが事業を縮小せざるを得なくなるのです。
小売店各店舗ではPS5厳重な転売対策がなされているのが分かりやすい具体例ですね。身分証明書とクレジットカード両方が無いと買えない、みたいな。なんで、
冒頭に挙げたホビージャパンの件で言えば、テンバイヤーのせいで欲しいプラモデルが無く、消費者は購入意欲も創作意欲も無くなり、いろんな作例が載っていて
参考になる筈のホビジャを買う意味が無くなった消費者がホビジャを手に取らなくなったことで、売り上げが落ちて廃刊の危機に立たされるかもしれないと考えられますね。

このように、テンバイヤーというのは往々にして

「業界やジャンルが廃れる原因になるかもしれない」

ということまで全く考えが及ばず、自分の利益の為だけに、プラモデルからゲームから何から買い占めて転売しやがるので、
原則俺のようなオタクからは蛇蝎の如く嫌われている、オタク界隈の天敵になってるんですね。
なので、いちオタクである俺もテンバイヤーを嫌悪しており、冒頭に述べました結論に繋がってくるという訳です。

とまあ長々と述べましたが、結局のところ「転売目的で買い占める事」こそが一番の悪い行為であり、それはマスク転売が法的に規制された事を見れば、
火を見るよりも明らかであると思いますので、このブログ記事を読んで「何故テンバイヤーが悪者になっているのか」を、少しでもご理解頂ければ幸いです。

最後になりますが、念押しして言うと「転売自体は」悪くはない事なのです。それを、「どうしても買いたい奴は俺から買えよ」とばかりに買い占め、
値段を釣り上げてどうしても欲しい人たちに向けて売ってくる奴らこそ、人の不幸は蜜の味を地で行く本当に悪いと言える奴らであると俺は考えています。
ですからどうか、Amazonのマーケットプレイスでの購入や、メルカリなどフリマサイトをご利用になられる際は、ネットで検索すればメーカー価格や定価が
直ぐに分かりそうなもの
だけでも良いので、少しその元の値段を調べてから、「あ、コイツ高額転売してやがるな」と判断した出品者からは、
絶対に買わないようにしていきましょう。買ってしまったが最後、奴らの思う壺ですので。

一人でも多くの人にこの記事が届くことを願って、お終いとさせて頂く事にして。
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