ガエゆだR。

~ガチとエンジョイとの狭間で未来の夢を抱くブログ・REBOOT。~

再編集版:考える馬鹿、澱んだ熱気の正体に迫る。

2018-04-29 11:09:12 | iM@S
副題:その「澱んだ熱気」を払拭する事についての一考察。
どうも、Klowですおはようございます。

(※初めに言いますが、この記事は嘗てSynclで掲載したブログ記事を基に、推敲・再編集を加えて、自戒も込めて掲載する記事となります。
Synclの方で読んだわ!と言う人も、読んだことないと言う人も、お付き合いいただけると幸いです)

本記事を初掲載したSynclでは直前、第6回CG総選挙を振り返るひとり大反省会を兼ねた授業と称した記事を更新しましたが、
それを書く以前に友人からかけられた「澱んだ熱気」という言葉が妙に引っ掛かり。
暫くモヤモヤを抱えたままでいると、Twitter上でそんな「『澱んだ熱気』が本当にあるんだ」と感じざるを得ない出来事がありました。

…フォロワーさんの出来事なので深くは話さないのですが、昨年のCG総選挙中、
とあるフォロワーさんが、元フォロワーさんと一悶着あったらしく。それを引き摺っていたフォロワーさんは、
ついに活動休止を表明し。俺の中では、先の言葉の影響もあって、衝撃が走ったのでした。
と同時に、自分はその嘗てのフォロワーさんの言葉である

「今のデレマスには『澱んだ熱気』がある」

という言葉に、いよいよ以て現実味を覚え、俺以外の実例として初めて見えた!とも思ったのです。まさかホントにそんなものがあるなんて、と。

…本来ならばこの記事を書く前、本人達への承諾を取ったりするべきなのでしょうが、片方は酷く傷ついていて聞くに聞けず、
片方はそれが無かったかのように振る舞っていていて逆に聞きづらいと言う状態なので、
本当に「分かる人だけわかって下さい」という状態で当時は文章を綴りました。恐らくわかる人ならわかるかなと。

で。結論から言いますと、デレマス界に漂うそんな澱んだ熱気の正体とは、

「ガチになり過ぎているが故の、精神的な余裕や落ち着きの無さ

だと思うのです。例えば、他人様のプレイスタイルを非難したり。中間発表で勝ち目がないと分かったが故に、
ムキになってしまったり(自分がそうでした)。俺的には、「ガチャブースト」「イベントブースト」という現象…というか言葉も、
その「澱んだ熱気」に因むものであると思っています。
なので、そもそも澱んだ熱気が生まれるのは、CG総選挙による大きな恩恵、
…恐らく特に魅力的なのは、声優さんの付いてないアイドルに声が付く事や、自担に「シンデレラガール」の称号が与えられる事でしょう。
これらに目が眩む余り、

「コイツを何が何でもテッペンに立たせる(ないしBEST9に入れる)」

と考え、精神的な余裕や落ち着きが無くなってくるのが原因だ、と考えるようになりました。
…勿論、自分はそう言った人たちを批難する意図はあまりないつもりだし、デカい口を叩けた義理ではないかもしれませんが。

ただ、だからこそ、俺にその「澱んだ熱気」を教えてくれたフォロワーさんは、どちらかと言うと「外野」の立場であるが故、

「商品展開など、なるようにしかならない事もある」

と俺を諭すように言ったんだと思うし、そう言うガチ過ぎるプロデューサーさん諸氏の事を指して、
「澱んだ熱気」と括ったのではないか、と思っています。

勿論、先の通り批判する意図はあまりないですし、個人個人がそう言った熱意を持って真剣に挑むのは、大いに結構だと思います。
声の付いてないアイドルが自担のプロデューサーさんからすれば、

「全員に声が付いてからがスタートなんだ。じゃなきゃ『みんなが幸せな状態から始まる真の第1話』は訪れない」

なんて思われるかもしれません。しかし、デレマスは飽くまで「いっぱしのソシャゲーを起点としたメディアミックス作品」なのです。
俺個人的には、ゲームなのだからもう少し肩の力を抜いて楽しんだ方が良いと思うし、ガチで有るが故に、そういう心理状況から出る言葉は、
往々にして攻撃的になる事が多く、時に同担のPさんを傷つけたり、新参のPさんを敬遠させたりする可能性がある、ということは、
確実に覚えておいた方が良いと思います。…ぶっちゃけた話、自分が楽しむために遊んでいるゲームで、
プレイヤー間で揉め事を起こして、他者を傷つけてしまったり、自分が傷つけたりしてしまったっていうのは、マジで本末転倒だと思いますしネ。

では、その「澱んだ熱気」を払う…というか、払いきるのは恐らく無理な話なので、「出さないようにする」にはどうするか、という話になりますが。
自分しては、熱くなり過ぎて、不本意ながらに相手を傷つけてしまったり、自分が傷ついたりしない為にも

「これはゲームである」

という事を頭に入れておくことが必要だと思います。
ただし、一度熱くなり過ぎると、喩え周りを見たって「自分はまだ大丈夫」と勘違いし、そのままにしちゃうなんてこともあったりします(俺がそうでした)ので、
一度深呼吸をして、自分の行動を見つめなおすのもアリかもしれません。

自分が思うに。…「デレマスにかけられた魔法」を解くような言葉を言う様で申し訳ありませんが、
開くまで我々が「Pプロデューサー」と呼ばれるのは「ゲーム上の話」であり、実際にアイドルのプロデュースをしている訳ではありません。

つまり、「Pと名乗る」事とは、現実世界では飽くまで、「Pとしてのロールプレイング」=即ち全力の「プロデューサーごっこ」をしているのと同義なのです。

自分としては今一度、活動中のデレマスPの皆さんには、このことを認識してもらい、本気度を高めつつも、肩の力はしっかり抜いて、
デレマスを初心者が臆することなく楽しめる土壌にしてもらいたいな、と思っています。…と言うのも。
自分が最近知り合ったフォロワーさんは、

「他のアイドルの担当Pを名乗るには、周りがガチ過ぎてとても担当とは名乗れないと思ってた」

と言うのです。自分はこれはあかんやろ、と危機感のようなものを覚えたのでした。それも、この記事を書いたきっかけにもなっています。

あと、飽くまで一つの参考として、ですが。自分が「デレマスP」としてアイドルの「自担」を名乗り出すのに、俺の中には一つの自分ルールが存在します。
それは、

「他人と比較しての知識量とか熱量とかは置いといて、気が付いたら自分の中でその子の事をめっちゃ好きになってる」

というものです。……ガッバガバ過ぎてビックリしたでしょ。
自分は、Pとしてのロールプレイングにおける「この子のアイドル活動を応援したい!」っていう気持ちは置いといて、自分自身が
「あぁ、やっぱこの子めっちゃ好きやなぁ。自担って言いたいなぁ」って直感的に思ったら、「自担」と名乗り出すようにしています。
昔はフォロワーさんの様に自分の中で高い壁がありましたが、「人が高いと思ってる壁を壊してる癖に、自分の壁を壊せないでどうする!」という思いから、
先程も言っていた「デレマスとは飽くまでゲームであり、Pと名乗る事はプロデューサーごっこである」という考えに辿り着き、
このような自分ルールの構築にまで至ったので、自分は軽い気持ちで自担を名乗るようにしています。

あとはですね、「自分のプロデュース方針こそ絶対、自分に敵う者はいない」と信じて疑わず、自分ルールを物差しにして相手を計ったり
その結果から見下したり、攻撃的な物言いをしたりするするのはやめましょう。
ゲーム内外で、プレイヤー間の討論が起きたり、初心者バイバイ案件が発生したりするのは、
「上級者の自信と慢心から来る他者への見下した物言い」が原因の一つでもあると考えてますし、実際そんなケースを目の当たりにした事もあるので。
自分ルールの押し付け、ダメ。ゼッタイ。


最後にまとめると、この澱んだ熱気を払う…というか、見せないようにするには

1:デレマスとは飽くまでゲームであり、Pと名乗る事とは、「プロデューサーごっこ」であると言う事を覚えておく
2:ある程度の「自分ルール」を作り、「自分にはレベルが高い」と思わないメンタルを作る
3:ロールプレイングするのはいいけど、自分のプロデュース方針を絶対だとは思わない
4:喩え上級者になっても下級プレイヤーを見下したり高圧的になったりせず、一人一人のプレイスタイルを尊重する

この辺りが大事になって来るんじゃないかなぁ、なんて思います。

恐らく、この考えを来年の4月頃(※初掲載時は第6回CG総選挙から数か月後でした)になっても忘れないでいられれば、第6回の頃のように暴走気味にならないかな、と甘い算段をしつつ。
皆さんも、俺の超絶ガッバガバな自分ルールを参考に、自分の中の「デレマスに対する高い壁」を壊しつつ、同担の間での仲間意識を高めたりして、
今活動しているデレマスP全員で、今以上に初心者でも入って来やすいようなファンの雰囲気作りが出来ればな、って思います。

一人でも多くのデレマスPの目に留まる事を祈って、お終いとさせていただくことにして。


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