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きょう、8月19日はバイクの日となっているそうである。1989年に制定されたとの事だが、今まで知らずにいた。
1989年といえば、小生所有のTZR250が世に出た頃とほとんど一緒である。
「バイクの日」にそんなに長い歴史があるのに知ってる人はごくわずかではないだろうか。
バイク事故の予防と啓蒙の為に、制定されたと聞く。
私たちの若い頃には、街のツッパリ少年たちが、元気よくバイクを乗り回していた光景によく出くわしたものだが、最近はほとんど見かけることがない。
さて、先日の新聞記事にバイクの販売数のことが載っていた。2009年の国内販売台数は、最盛期の1割ほどしかなかったそうである。
若者がバイクに興味を示さなくなってから久しいのは事実である。
この原因は、色々あろうが一つにはバイクの価格が高すぎることにもあると小生は思う。一月の給料をまるまる注ぎ込んでも、原付スクーターさえも買えないのである。リッターバイクに至っては小型乗用車が買えるほどの価格なのである。
バイクは、やはり若者の乗り物なのであるから、彼らが購入できる価格帯の商品を開発してもらいたいと思う。
それは高性能である必要はない、時速200キロも出せる馬力はいらないのである。バイクを操る喜びを与えてくれる小型、軽量で燃費の良い物であればなおさら良い。
バイクを操る喜びと楽しさを一度味わった者は、必ずまたバイクに還ってゆく。わが国のバイクメーカーの販売戦略がどのようなものかは知らないが、今はたいした利益を上げられないかも知れないが、将来にわたってバイク市場をこれ以上先細りさせないためには、いま若者たちに受けいられるようにしておかないと、将来の行き先は見えないと思うが、どうであろうか。
話は変わるが、バイクを小道具として使って、大成功をおさめた映画に「ローマの休日」がある。表題の画像です。映画は白黒画面なのだが、撮影時の本当の色は何色だったのか知りたくなります。ヘップバーンの衣装とマッチした車体色は何色かと気になります。
王女と新聞記者の恋物語なのであるが、ローマの市内をベスパで二人乗りで駆け回る場面は、ほのぼのとさせます。
この映画をみて、ベスパを購入した人も少なくないと聞く。いまどきの2輪車から見ればスピードも出ない代物だが、恋の小道具としてはこれ以上のものは無い。
ベスパはイタリアのピアジオ社のスクーターだが、近年、次のような現代的な3輪車も世に送り出している。
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財布に余裕があれば一度乗ってみたいと思わせるデザインである。操縦性はどうであろうかと気になります。
「ローマの休日」で使われた車種の画像を見ていただいて、本日はおしまい。
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