ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

「ユニオンジャック」について

2018年02月21日 10時37分53秒 | 歴史と風土
英国の国旗の事を「ユニオンジャック」と呼んでおりますが、その由来はどうなのかを調べてみました。

現在の英国国旗は表記のものですが、これが今のものになったいきさつがよくわかるののがありました。
次のものです。



これによるとイングランドとスコットランドがまず一緒になり初代のユニオンジャック旗が定められた。
その後に、北アイルランドが加わる事で、現在のユニオンジャック旗になった事が解ります。
ここで断っておきますが、北アイルランドは現在では英国領ですが、そのほかに「アイルランド共和国」という独立国があります。

北アイルランドもアイルランド島(国名はアイルランド共和国)の一部なのですが、様々な理由により今では英国領となっています。
このあたりの歴史は複雑な経緯があるようなので、私などには勉強不足でこれ以上の知識は持ち合わせておりません。
かって、IRA(アイルランド共和軍)という組織があり、北アイルランドを英国領から分離して、アイルランド共和国に統合しようとした武装組織の活動などもあり、複雑な様相を呈していたのです。



さて、この「ユニオンジャック」を模したものほど様々な国旗に使われている例はないでしょう。
例えば、次のようなものがあります。










上から、現在のオーストラリア、ニュージーランド、そしてかっては使われていた英領インド帝国、英領香港の旗です。
オーストラリア、ニュージーランドの国旗の右側にはいくつかの星が描かれております。
これは南半球で見られる「南十字星」を表しております。
両国の国旗には英国旗と同じデザインが使われていおり、そこの地が南半球での英国領であったことを示しております。

これ等の事からは英国は海外に多くの植民地や自治領を持っていたことがわかります。

かっての植民地の国旗とそれが独立を果たした後の国旗などの変化を見てみるのも面白いかな、と思っております。
簡単ですが英国の「ユニオン・ジャック」についてはこれでおしまいにします。

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