ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

今期の授業を振り返る。

2019年08月20日 13時15分59秒 | 勉強
8月20日に前期試験の結果が正式発表されました。今期、わたくしは5科目の放送授業と面接授業を5科目を受けました。
受けた試験科目は前期の不合格科目を含めて6科目でした。
それらの結果を言えば、前期の不合格科目は今期も不合格でした。
それ以外で受験した科目の成績はC判定が一つ、A判定が4科目でした。
C判定の科目は「アメリカの芸術と文化」でした。
今期は今年度から始まった科目を2つ受講しました。「コミュニケーション学入門」と「アメリカの芸術と文化」です。新規科目では過去問と言うものがありませんので、どんな設問が出されるのかはわかりません。C判定の「アメリカの芸術と文化」は今期からの科目ですので試験問題を予測することはできません。この科目ではわたくしの予測は良くないほうに結果しました。合格圏内の最低判定だったのです。試験当日、問題を目にした時、いやな予感がしたのです。こんな設問がありました。エルビスプレスリーに関する設問でした。レコードデビューする前にはその家族と共にどこに住んでいてどんな境遇であったのか、などの設問でした。仮にプレスリーについての設問なら、彼の音楽が生まれた背景と社会性、そして後のアメリカ音楽に与えた影響などを問うのが大学の授業と言うものではないでしょうか、と思ったのです。わたくしは違和感を感じました。まるで民放で放送されている「クイズ番組」での問題のように思えたのです。
わたくしはこの科目では良い成績をとることはできませんでしたが、この科目を受けた人の中には良い成績を納めた受験者もいたのでしょうから、一概にこの科目での設問の妥当性が悪いとは言えないかもしれません。私がこの科目の設問には相性が悪かったという事なのでしょう。
さて、他の科目はどうだったのでしょうか。
「日本美術史の近代とその外部」の試験ではA判定を頂きました。
この科目は記述試験です。講師の方は稲賀繁美さんです。国際日本文化研究センターの副所長をしている方です。この方の授業方針は変わっています。試験はあらかじめ受講生が用意したものを試験会場で出された答案用紙には糊で張り付けるという方式で行われました。そして、試験に臨む受講生の心構えは次のように言われていました。放送や教科書で述べている事を引き写すだけでは試験では評価しないよ、と明言しているのです。受講生が自ら考えて回答を出すことを望んでいるのです。

他の科目の総括は後日ということにして、本日はお終い。

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