ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

「魔性の女挿絵集」について。

2016年10月02日 20時11分31秒 | 美術 アート
秋田市出身の画家で橘小夢(たちばなさゆめ)という人がいたことを最近、知った。
幻想的な美人画を描いたとされる画家の様だ。この人とその時代の画家による美術展が、横手市の秋田県近代美術館で9月17日から11月27日までの日程で行われています。
その美術展に足を運びたいと思っているのですが、中々時間が取れなくていました。
そこで、橘小夢とそれに関連したものとして、当時の小説の挿絵などにどんなものがあったのかを知りたくて、表題の書籍を求めてみました。

「魔性の女挿絵集」というものである。著者の中村圭子氏は「弥生美術館」の学芸員をされている方です。
秋田での「橘小夢展」でのオープニングで、この本の著者は講演もされていたのであるが、わたくしは聞きに行くことはできませんでした。
その代わりというわけではないが、この書籍を求めてみたのである。
この書籍の内容についての解説は別の機会にしましょう。

この書籍のタイトルは「魔性の女・・・」となっています。
物語や小説の中にそのような女性がいたのだろう、という事はこの本を読めば想像は付きます。
私は「魔性の女」というものに今まで出会ったことも現実に見たこともありません。

女性が時として、理解しがたい行動をとったりすることを、「女心と秋の空」と言ったりします。
そのような行動は実は「女」に限らず「男」にだって起こりうることなのでしょうが、なぜか「女心」と言っています。
男性から見て不可解な行動をした女性を「魔性の女」と言っているのかもしれませんね。

何故なら「魔性の男」とか「魔性の人間」とか言う言葉は聞いたことがありませんからね。




 
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