ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

いよいよ農園主を卒業。

2017年04月20日 18時49分46秒 | 家庭菜園
表題の画像は我が家の畑の片隅に植えられている梅の木です。
今を盛りとばかりに花が咲いております。

長年にわたり家庭菜園で野菜作りをしてきましたが、この畑をやめることにしました。
先日からその畑のかたずけをしています。
作物の栽培に使った支柱や作業道具、耕運機などを整理して自宅に持ち帰る作業をしています。

また、最後の収穫として、前年から畑の土においてある長芋を掘り出してみました。

これです。いつもとと違う場所に植えたせいなのか、芋の長さがすごく短いものばかりなのです。
「短い長芋」になっています。これはたぶん植えられた場所の土質が堅かったからと思われます。
芋が土の下の方に延びて行けなかったのでしょう。畑から収穫する最後の作物となってしまいました。

片付けや長芋堀の作業の合間に畑の中を見渡していると、これまでの色んな事が思い出されてきます。

トウモロコシをアナグマにごっそり持っていかれ、箱罠で見事に犯人を捕獲したこと。カモシカによる被害、食べごろになると決まってカラスにやられてしまったスイカ。初めて植えてみた落花生の収穫、そして自然の恵みをもたらしてくれた野菜たちの数々。

それらの野菜を友人たちにあげて喜ばれたことなどが、思い出されます。秋田では植える人がほとんどいなかったときに栽培した「下仁田ネギ」を本場のものと変わらないと群馬県出身の方からほめられたことなど。

或る時、サツマイモの収穫の時でした。葉を取り除こうとしたところ葉の茂みの下がネズミの家族の住みかになっていて5~6匹もの大きなネズミがゴソゴソ這い出してきたのには度肝を抜かされました。
栽培してたサツマイモの三分の一もがネズミの家族の食料となっていました。

こんな畑なのですが、本当に無くなってしまうのかと思うと、やはり寂しいです。
畑仕事をする利点は、作物の収穫が楽しみであるのは言うまでもありませんが、そのほかには自然の摂理に触れられること、体を動かすことによる精神的ストレスの軽減、などがあると思います。

これからは、たまには自転車でのサイクリングやハイキングなどでの体を使う事で、畑仕事の代わりをしたいと思っているのです。
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