ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

5月の畑、スギナ退治

2014年05月21日 11時39分39秒 | 家庭菜園
今期の畑仕事は4月初めの耕運に始まりました。
今の時期に植えるほとんどの野菜の植え付けは終わって一段落しているところなのです。
植え付け後は天候不順に会うことも無く野菜は順調に生育をしているところなのですが、同時に雑草も順調に伸びてきていました。
雑草の中でも厄介なのがスギナです。春一番に地面から顔をのぞかせる「ツクシ」は可愛らしさも少しはあるのですが、その後生長した「スギナ」の繁茂にはほとほと手を焼いていました。
畑のありとあらゆる場所にはえてきています。草刈鎌で地中の根まで掘り起こし取り除いても、また少したつとまたスギナは芽を出してきます。スギナのために肥料を施しているわけではないのですが、作物を植えた場所に限ってスギナの生長は早いのです。もうお手上げの状態です。

そんな訳で今期からは「スギナ退治」に本腰をいれる事に決意。
スギナは地下茎と胞子で増えていきますので、まずはスギナの地下茎にもよく効くといわれている除草剤を購入。
グリホサート系除草剤がスギナにはよく効くと聞きましたので、ホームセンターにて購入。
「ラウンドアップ」という商品名の除草剤がスギナ退治の本命らしいのですが、この商品は開発元のオリジナル商品で、いかんせん少し値段が高い。
そこで、同じグリホサート系除草剤でジェネリック品の物を買いました。
  クリックすると拡大します。
商品名は「タッチダウン」というもの。価格は「ラウンドアップ」の6割程度でした。

2・3日間、雨の降らない頃を選んで、畑に散布。
除草剤の説明書きにはスギナには25倍液を使えとあります。
まずはお試しなので、手動の噴霧器に4リットルの薬剤を作り、撒布してみました。
  クリックすると拡大します。
1週間ぐらいでスギナの葉の先端の色が黄色っぽく変色し始めました。
どうやら薬剤の効果が出始めてきたようです。

効果がありそうなので、次は本格的にスギナ退治です。
手動の噴霧器では能率が上がらないので今度は電動の噴霧器を投入。
  クリックすると拡大します。
この噴霧器は父親が以前、薔薇の消毒用に買ってあったものです。父親の死後、使わなくなってから久しいのですが小屋の奥から見つけ出しました。
電源を入れるとポンプのモーターは作動するのですが液体は出てきません。
ホースや先端の噴霧部に以前使った薬剤の残滓などがこびりついているようです。
それらをコンプレッサーの圧縮空気で掃除。
何とか使えるようになりました。
これで、電動噴霧器も準備できましたが今度はその電源をどうするのか。
畑には100ボルト電源はありませんので発電機が必要になります。

発電機を用意しましたよ。ホンダ製です。
   クリックすると拡大します。
この発電機は不調になったものを知人より頂いてあったものです。
エンジンが始動できないというものでしたが、完全ではないものの何とか使えるように応急修理をして動かしてみました。
噴霧器と発電機の修理に半日以上掛かりましたが、スギナ退治に掛かった費用は小生の労力を除けば、薬剤の購入費のみでした。

最後に、除草剤を撒布しないところと散布した場所の画像を見ていただきます。
     クリックすると拡大します。
左の画像は薬剤を撒布して無い場所です。右のものは撒布後2週間ぐらい経過した場所です。
あの頑固なスギナの葉が茶色く変色し見事に枯れています。

この薬剤を使用するに当たっての注意点は作物に決して掛からないように撒布しなければなりません。
そうしないと、せっかくの野菜が枯れてしまいます。
また、グリホサート系除草剤は植物の葉から成分が吸収されて根まで成分が到達し葉と根を枯らすのだそうです。
また、土壌に撒布された場合でもその後にその場所に作物を植えても種や根から成分が吸収されることは無いと説明書にはありました。
ですから、葉がちゃんと生い茂った雑草によく効くそうです。
稲科などの葉が細い雑草は葉の面積が小さいため成分の吸収が不足するので、その効果は低いとのことです。
中々、使い道のある除草剤ですな。定期的に撒布してスギナを懲らしめてやりましょう。

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