ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

こんな物を買った(エンジンオイル)

2012年03月31日 16時16分31秒 | バイク
前回、KLEのエンジンオイルは昨年の10月頃に交換しています。そのときは純正のものを使いました。


kawasaki T4 という銘柄のもの。決して高級品ではありません。値段も手ごろなものです。
1リッター缶で1100円ぐらいだったと記憶しています。
ですが、わがKLE400は中型排気量にしては大食いなのです。オイルフィルターも取り替えるとオイルの全容量は3.4リットルにもなります。フィルターの交換なしでも3リットルものオイルが必要になります。
1リットル缶を4本準備しなければなりません。金額にして4000円を越えてしまいます。
本当は、高級オイルも試して見たいのですが、いくら愛車のためとはいえ、2000円から3000円もする高額オイルを4本も使う気にはなれません。

2輪専用オイルは高いので以前は4輪用オイルを使ったこともありました(4輪向けには価格が安いものもある)。だが、現在では4輪用オイルは低フリクション性向上の為、摩擦減摩剤を添加したものがほとんどです。
これらの添加剤が含まれるオイルは2輪車には使えません。なぜなら、2輪車のクラッチは湿式タイプのためクラッチプレートがエンジンオイルに浸っているので摩擦減摩剤を添加したオイルの作用でクラッチがすべることがあると聞きます。出先でクラッチに不調をきたし帰れなくなったらと思うと4輪用オイルは使えません。

そこで、安くて2輪にとって高性能なオイルは と探したのがアメリカ製のシェブロンオイルです。
日本には正規輸入の代理店は無いようですが、コストコと言う激安量販店がアメリカより直輸入して販売しているようです。だが秋田にはその店舗はありません。通販で売っているのを見つけて購入しました。
946ミリリットルのボトルが12本で3700円ほどです。送料や振込み料を合わせても1本400円未満です。
いくら安い2輪用オイルでも1リットルで900円はするご時世でその半額以下の金額は魅力です。ネットでの評判もそんなに悪くはありません。

と言うわけで届いたのが表題の写真のものです。
日本製のオイルの容器は金属製が多いですが、このシェブロンオイルの容器はプラボトルです。
国外メーカーのオイルでも日本国内でボトリングされたものは容量はリットル缶なのですが、このシェブロンは直輸入品なので容量は1/4ガロン(1QT)、すなわち946ミリリットルです。
  
このシェブロン シュプリームは鉱物油です。
今どきのオイルは半合成油か全合成油(4輪用の多く)なのですが、あえてKLEには鉱物油を使用します。
それはこのバイクが開発された当時には合成油としての2輪用は存在せず、それゆえエンジン潤滑の設計も当時のオイルの特性に合わせているだろうと思うからです。古い入れ物には旧い飲み物が似合うと言うわけです。
また、このシュプリームには今どきのオイルのように余計な添加剤が含まれてないとも聞きます。
国産品の2輪用オイルはとにかく高いです。価格がプアで性能もプアならそれまでですが、とにかく使ってみなくては話になりません。
使用しての報告は後日ということにして本日はこれまで。

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